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先月、2022年から2年間に及ぶRed Hot Chili Peppers(以下RHCP)のワールドツアー、”The Unlimited Love Tour”の東京公演が行われました。大盛況に終わったこのイベントでは、一部SNSでライブPAに大量のアウトボードが使用されていることが話題となりました。その中にはWesAudioのngBusCompや、500シリーズの_MIMASなどの姿も。
そこで今回、RHCPのライブPAを務めるToby Francisの日本語字幕付きインタビュー動画を公開しました。アナログのハードウェア、そしてWesAudio製品を使い始めたきっかけや、その魅力について大いに語っています。
Toby Francisによれば、ライブPAでアナログ機器を使用するのはバンドからの要望だったと言います。アナログでのレコーディングにこだわるRHCPならではのこの要望に応えるべく、Toby Francisはさまざまな検討を重ね、そしてついにこのセットアップを組み上げたのです。
動画内でも「合いそうなものは全てテストしてきた」と語っているように、Toby Francisの回りには選び抜かれたハードウェアが並びます。Rupert Neve Designsが2024/2/14にYouTube上で公開した『Red Hot Chili Peppers: Gear Rundown with Toby Francis』では、そのラインナップがより細かく紹介されています。
ヤマハのアナログコンソールPM5000を中心に、Rupert Neve DesignsやTUBE-TECH、APIなどの製品が並ぶ中、WesAudioからはBeta76(販売終了品)、ngBusComp、そして大量のng500シリーズが導入されています。
BETA76の後継機であるng76を含め、WesAudio ngシリーズ最大の特徴は「フルアナログのデジタルコントロール」です。アナログ機材でのデジタルリコールや、プラグインからのコントロールを可能にする機能ですが、Toby FrancisがWesAudio製品を選んだのはむしろ「不安定さやノイズのない、美しいアナログサウンド」が理由だと言います。
実際WesAudio製品には、その美しいアナログサウンドへのこだわりが伺える設計が多く採用されています。500サイズでステレオバスコンプの名機を再現した_DIONEには最上級のVCAであるTHAT 2181 VCAを採用、パラメトリックEQの_HYPERIONではフルアナログながらノイズレスな回路設計を採用しています。
動画内で確認できる限りでは、Toby Francisが使用しているWesAudio製品は下記の通りです。
これらを含むWesAudio製品ならば、誰もが憧れる名機に並び立つアナログサウンドが、不安定な動作やノイズに悩むことなく手に入ります。それにデジタルリコールやプラグインからのコントロールが加わるわけですから、サウンドにこだわったライブPAの現場で使用されるのも頷けます。WesAudioのngシリーズは、アウトボードの新たな可能性を切り開いていと言えるでしょう。
RHCPだけでなく、既に世界では様々なライブPAにおいてWesAudio製品が導入されています。最近ではJade PayneがPAを担当したKhruangbinのライブでも、NEVEスタイルの500シリーズマイクプリ_PHOEBEを含むWesAudio ng500製品が使用されています。
今年発売したばかりの真空管EQ、ngTubeEQを含むWesAudio製品各種はデモ機をご用意しております。美しいアナログサウンドとデジタルコントロールをハイレベルに両立した、革新的なWesAudioの製品をぜひご体感ください。(デモ機のお貸出し詳細はこちらから)
◎ WesAudioブランドページ https://umbrella-company.jp/brand/wesaudio/
◎ 「プラグインで制御可能なアウトボードで切り開く 美しきWESAUDIOの世界」(Sound & Recording 開発者インタビュー)https://www.snrec.jp/entry/product/the-beautiful-world-of-wesaudio
◎ 「新時代の2ch真空管EQ、WesAudio "ngTubeEQ" の魅力」https://umbrella-company.jp/contents/wesaudio-ngtubeeq-advantages/