WesAudio _Mimas(ミマス)はAAX/VST2/VST3/AU プラグインからデジタル・コントロールできる、アナログ回路のコンプレッサー(API500互換モジュール)です。
定評ある同社の1176スタイルのコンプレッサーのアナログ・サウンドはそのままに、USB接続されたDAWシステムのプラグイン上から、全てのパラメーターをリモート・コントロールできます。
アナログ回路はCarnhillトランスフォーマーによるフルバランス入出力構成。サイドチェイン・ハイパスフィルター、レシオ設定では4つ押しの『オール・ボタンモード』も再現が可能。2つのセッティングを瞬時に切り替えられるA/B機能も便利です。
プラグインから行えるストア&リコール、ハードウェア側のノブからフィジカルに書き込めるオートメーションなどの快適な操作性はそのまま、音質は瑞々しい本物のアナログ・サウンド。新しいサウンドメイクの可能性を拡げます。
1968年以来1176のコンプレッションスタイルは数えきれないほどのレコーディングで使用され、今日においても多くの音楽で聴くことのできます。光速のアタックとリリースタイムは、オーディオエンジニアとミュージシャンをこれからも魅惑し続けるでしょう。
WesAudioは、伝説のFETコンプレッサーをng500シリーズフォーマットに進化させました。クラシックなアナログサウンドと共に、オーディオ業界で最も要求の高い機能である「デジタルリコール」を実現しています。
_MIMASは、世界で初めてVST/AAXプラグインからのデジタルコントロールを可能にした、ビンテージ1176スタイル、API500モジュール互換のコンプレッサーです。
プロオーディオ業界に起こったデジタル革命以降も、多くのトップ・エンジニアたちがアナログ機器を使い続けています。それはどんなプラグインやデジタル・プロセッサーよりも、アナログ機器の方が明らかに優れたサウンドを持っているからです。それでも多くの人はプラグインを使用します。なぜならデジタルはリコール性、オートメーション、セッティングのA/B比較など、使い勝手の面で圧倒的に優れている点が多いからです。
しかしながら、サウンド面では常に何か大事なものを失ったような音質になってしまうことに気が付くでしょう。私たちは「ng500(new generation 500)」という解決方法を提案します。
完全なるアナログ機器を、デジタルでコントロールさせることに成功したのです。音声は全くのアナログパスしか通過しません。100%のリッチなアナログ信号です。しかし、そのコントロールについては全てがデジタル・プロセッサーによるもので、コンピューターのDAW上に立ち上げられたプラグインから、GConプロトコルを使い、全てをリモート・コントロール可能なのです。もちろんDAW上でオートメーションを書き込んだり、設定の全てを保存し、リコールする事もできます。DAWのサイドチェイン機能を利用することもできます。新しい可能性をぜひお試しください。
まず、最も重要なポイントとして、_MIMASは+24dBuのヘッドルームを持つ完全バランス(IN/OUT)アナログデバイスです。
デジタル制御であるにもかかわらず、完全なアナログ信号経路が最高のFETコンプレッションサウンドを提供します。
_MIMAS Specifications | |
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Attack time | 20us – 800us |
Release time | 50ms – 1100ms |
Compression ratio | 4:1; 8:1; 12:1; 20:1; all button mode True Bypass |
SC High Pass filter | 60,90,150Hz |
Output impedance | 600ohm |
Frequency response | 20Hz do 20kHz (+/- 1dB) |
Signal to noise ratio SNR | >83dB |
Power consumption | 3W (100mA/+16V i 60mA/-16V) |
Dimensions | 38 x 133 x 158mm |
Weight | 1145g |
WesAudioソフトウェアのパッケージには以下が含まれます
・AAX/AAX DSP/VST2/VST3/AU プラグインバンドル
・ハードウェアのファームウェアとアップグレードアプリ
・GConManager – WesAudioをスタンドアローンでコントロールする管理ソフト
アップデートの方法は以下の動画でも説明されています
https://www.youtube.com/embed/RG1t176BfKE