WesAudio _DIONE(ディオーネ)はAAX/VST2/VST3/AU プラグインからデジタル・コントロールできる、アナログ回路のコンプレッサー(API500互換モジュール)です。
定番のSSL BUSコンプレッサーの設計を、最高品位のコンポーネンツで再現しています。
またMIXコントロールによりパラレル・コンプレッションに対応する他、Saturationモードでアナログ倍音を操ることが可能です。
_DIONEは、USB経由でのGConプロトコルに対応しており、USB接続されたプラグインから本体のアナログ回路をコントロール/リコールしたり、ハード側からプラグインをリモートする事が可能です。
新しい可能性を秘めたNG500(New Generation 500)シリーズのコンプレッサーです。
ステレオバスコンプレッサーの伝説的なサウンドは、40年以上にわたって数え切れないほどのレコーディングに使用されてきました。しばしば「ミックスバスグルー(接着剤)」と呼ばれ、この特別なコンプレッションサウンドはレコーディング業界のスタンダードとなっています。
_DIONEはデジタル・リコールを備える伝説的なアナログVCAコンプレッサーです。
_DIONEはプラグインからのデジタルコントロールを可能にした、SSLバスコンプレッサースタイル、API500モジュール互換のコンプレッサーです。
プロオーディオ業界に起こったデジタル革命以降も、多くのトップ・エンジニアたちがアナログ機器を使い続けています。それはどんなプラグインやデジタル・プロセッサーよりも、アナログ機器の方が明らかに優れたサウンドを持っているからです。それでも多くの人はプラグインを使用します。なぜならデジタルはリコール性、オートメーション、セッティングのA/B比較など、使い勝手の面で圧倒的に優れている点が多いからです。
しかしながら、サウンド面では常に何か大事なものを失ったような音質になってしまうことに気が付くでしょう。私たちは「ng500(new generation 500)」という解決方法を提案します。
完全なるアナログ機器を、デジタルでコントロールさせることに成功したのです。音声は全くのアナログパスしか通過しません。100%のリッチなアナログ信号です。しかし、そのコントロールについては全てがデジタル・プロセッサーによるもので、コンピューターのDAW上に立ち上げられたプラグインから、GConプロトコルを使い、全てをリモート・コントロール可能なのです。もちろんDAW上でオートメーションを書き込んだり、設定の全てを保存し、リコールする事もできます。DAWのサイドチェイン機能を利用することもできます。新しい可能性をぜひお試しください。
まず、最も重要なポイントとして、_DIONEは100%アナログデバイスであり、+24dBuのヘッドルームを備えています。
デジタル制御であるにもかかわらず、完全なアナログ信号経路と最上級のVCAコンプレッションサウンドを提供します。
シグナルチェーンに2台のTHAT 2181 VCA、サイドチェーンディテクターに2台のTHAT 2181 VCAを搭載しています。
_DIONE Specifications | |
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Frequency response | 20Hz-20kHz (0.1dB) |
THD+N (WET) | 0.008% (1kHz,0dBu) |
THD+N (DRY) | 0.004% (1kHz,0dBu) |
Input impedance | 10kohm |
Output impedance | < 100ohm |
Max gain | 21dB |
Crosstalk | < -90dB |
Attack | 0.1, 0.3, 1, 3, 10, 30 (ms) |
Release | 0.1, 0.3, 0.6, 0.9, 1.2, Auto (ms) |
Ratio | 1.5, 2, 4, 10 |
SC Filter | 60, 90, 150, T1, T2 |
THD (MID switch) | 1% |
THD (HIGH switch) | 4% |
Power consumption | 70mA/+16V and 50mA/-16V (per slot) |
WesAudioソフトウェアのパッケージには以下が含まれます
・AAX/AAX DSP/VST2/VST3/AU プラグインバンドル
・ハードウェアのファームウェアとアップグレードアプリ
・GConManager – WesAudioをスタンドアローンでコントロールする管理ソフト
アップデートの方法は以下の動画でも説明されています
https://www.youtube.com/embed/RG1t176BfKE