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轟音、音の壁、アンビエント、幻想的なサウンドをクリエイト。シューゲイザー、ドリームポップ系機材特集!

深く歪んだギター、多重にレイヤーされた音の壁、轟音、甘く揺らぐメロディ。1990年代にイギリスで生まれた「シューゲイザー」と呼ばれるジャンルは、今日に至るまで大きな影響力を持っています。その代表格のバンド、 My Bloody Valentineについてアンビエントミュージックの巨匠ブライアン・イーノは「ポップの新しいスタンダードとなるだろう。かつてヒット・チャート入りした曲の中で、これ以上に曖昧で不明瞭なものを私は知らない」とコメントしたといいます。

今でこそシューゲイザーと呼ばれるジャンルはより一般的になりましたが、大量のエフェクターや機材を使って多重に形成されたそのサウンドは、当時は全く体験したことのない衝撃的なものでした。その特徴的なサウンドスケープの実現には、以前はラック機材やレコーディングテクニックなど大掛かりなセットアップが必要でしたが、近年はコンパクトエフェクターの進化も相まって手軽に再現が可能になってきています。

なにより筆者も大好きな音楽ジャンルでもあるので、個人的にも色々研究をしてきました。今回はアンブレラカンパニーが扱う機材の中から、轟音、音の壁、アンビエントな音作りに最適だと感じる商品を独断と偏見でピックアップしてみました。

Empress Effects – Reverb

シューゲイザーやドリームポップを決定づける重要な要素は、「歪み」「残響」です。
EmpressのReverbは、リバーブ単体機として最高峰の機能性を実現。30種類以上のアルゴリズムを搭載し、そのどれもが目の醒めるようなハイクオリティな音質でステレオで出力が可能です。
My Bloody Valentineの特徴的な「音の壁」は、ヤマハのラック型マルチエフェクト”SPX900”に搭載されていた”リバースゲート”というエフェクトの功績が大きいのですが、Empress Reverbにもリバースモードが搭載されています。これに深い歪みと少しのモジュレーションを加えれば、あの特徴的なサウンドが再現可能です。
リバースだけでなく、Hall, Plate, Springなどのスタンダードなものから幻想的なスウェル、+ディレイ、ローファイ、ディケイが変化し続ける特殊なBeerモードなど残響の全てを網羅すると言っても過言ではありません。リバーブエフェクトの可能性をとことん追求したい方にはぜひ。

 

 

・Echosystem

Reverbが残響なら、Echosystemは究極のディレイ単体機です。機能性と音質に一切の妥協がなく、従来の概念を打ち破るデバイスになっています。
このようなマルチモードを備えたエフェクターは、選択できるモードが多い割に実際に使用できるものはほんの一部というものも中にはありますが、EchosytemとReverbは全てのモードが研ぎ澄まされ、選びぬかれていると感じられます。意図のわからないモードが全く無く、ノブの全ての位置に意義を見出すことができます。
最大の特徴は2つの異なるディレイを並列、直列、またはL/Rで同時に使用することができるデュアルエンジン機能。未体験の複雑なサウンドレイヤーをクリエイトでき、ディレイの真髄を堪能できます。

 

 

・ZOIA

ZOIAの持つ無限の可能性は度々紹介してきましたが、新たな次元のサウンドをクリエイトするのにもZOIAはもってこいです!CPUが許す限りエフェクトを自由に重ねることが出来るので、想像力の限り様々なセットアップを試すことができます。
例えばリバーブにはPlate, Hall, Room, Ghostなどが予め搭載されていますが、これらをそのまま使うだけではもったいない!多重に重ねてL/Rで別のルートで出力したり、オクターバーと組み合わせてシマーリバーブ、ゲートを使えばゲートリバーブも再現。モジュールの組み合わせで新たな次元のサウンドスケープをクリエイトできます。
マルチエフェクターのように使っても良いですが、更に理解を進めればモジュールを組み合わせてオリジナルのエフェクターや楽器のようにデザインできるのが、大きなポイントです。

最近社内でエフェクターのサウンドデザインについて話すとき、「それZOIAで作れちゃうね」との声が多くあるのはナイショです。

★その他のZOIAのチュートリアル動画はタグでまとめてありますのでこちらからどうぞ!
https://umbrella-company.jp/contents/tag/zoia-tutorial/

 

 

・Multidrive

シューゲイザーのようなジャンルでは深い歪みがポイントですが、ハイゲイン時はどうしてもサウンドがぼやけ不鮮明なトーンになってしまうことが多々あります。これは曖昧なサウンドのレイヤーをつくるシューゲイザーではむしろ好まれる傾向でもありますが、くっきりとしたアンサンブルを演出したいときもやはりあるのでは無いでしょうか。

Empress Multidriveはオーバードライブ/ディストーション/ファズという3種類のドライブを帯域別にミックスすることができる高品質な歪みペダルです。ドライブを帯域別にブレンドしてサウンドを作ることはスタジオレコーディングの手法として知られており、リッチでバランスの良いサウンドを得ることが可能です。例えば低域にはクランチ気味のオーバードライブ、高域にファズを混ぜることで粒の細かいファズサウンドに瑞々しい質感を加えることができます。
My Bloody Valentineも名盤Lovelessのレコーディングでは、複数のアンプの異なるギターサウンドをミックスし複雑なレイヤーを形成しました。そのテクニックがMultidriveでは実現できます。

 

 

・Heavy

シューゲイザーやポストロックといったジャンルでは、例えばMy Bloody ValentineはMarshall ShredMaster、MogwaiはDan Electro – Fab Toneなど、激情のサウンドを作るためしばしばメタル用に近いハイゲインペダルが使われてきました。Heavyはメタルやハードコア、ジェントに至るまでのあらゆるハイゲインサウンドを創出する最強の歪みペダルですが、シューゲイザーのようなジャンルにもマッチすると個人的には感じます。
中域のコントロールに加えてweightで低域のテクスチャを変化させ、深い歪みでも最適な解像度を得ることができます。優秀なノイズゲートも搭載し、強烈なトーンを驚くほどサイレントに切り替えることができます。

 

 

・Chase Bliss Audio – M O O D

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ディレイ+リバーブ+マイクロルーパーのM O O Dは、まさにアンビエントなサウンドスケープを作るためにデザインされたペダルです。独立した空間系とルーパーチャンネルは単独で使用することも可能で、特に空間系はこれだけでもペダルになって良いくらい完成度の高い3つのアルゴリズム(リバーブ、ディレイ、スリップ)が用意されています。リバーブはディレイタップを滲ませて残響へシフトさせることが可能で、空間に溶けていくような新体験のアンビエンスになります。
ルーパー側はサウンドを「釣り上げる」ような特殊なエフェクトで、前述の空間系と組み合わせれば水彩画のようなニュアンスを楽しむことができます。ドリーミーな表現にはもってこいですが、それだけではない。気持ちよかったり、美しかったり、不可解だったり、悪夢のようだったり。様々な表情をみせる不思議なペダルです。

★M O O Dの詳しいレビューはこちらをどうぞ。
https://umbrella-company.jp/contents/tag/m-o-o-d/

 

 

・Dark World

6種類の残響を2チャンネルに搭載し、順番を入れ替える直列とパラレルでも出力可能なリバーブストンプ。各モードのクオリティの高さはもちろん、2つの残響を掛け合わせることで広がる複雑な世界が魅力的です。
Keeleyデザインのチャンネルは現実の残響からインスパイアされているのに対し、Cooper FXがデザインした側は一筋縄ではいかない不思議なモード。ピッチがブラックホールのように渦巻くMOD,テイルがグリッチして消えていくシマー、引き伸ばしてフリーズさせるBLACKなどかなり個性的で、印象的な表現にもってこいです。dipスイッチでトーンカスタマイズの可能性も広がる、コンパクトサイズでは最強と言っていい残響ペダルだと思います。

★Dark Worldの詳しいレビューはこちらをどうぞ。
https://umbrella-company.jp/contents/darkworld-review/

 

 

Beetronics – Royal Jelly

オーバードライブからファズへ無段階に変化するドライブサウンドを、2チャンネルでプリセットすることが出来るドライブペダル。2つの中間のサウンドは、ファズのような野性的なフィーリングと解像度の高さを併せ持つ、まさに「ちょうど良い」トーン。更にドライ音のブレンドも搭載し、常に最適なドライブ量へ設定することができます。ハイゲインの咆哮を持ちつつ、輪郭も協調させたいシューゲイザーではぴったりではないでしょうか。
そして中央のBUZZブーストも特徴的。ハイエンドにヴィンテージファズのような荒い質感を足す、ここぞ!というときに踏んでほしいテンションが上がるスイッチです。

 

 

・Octahive

タイコブレアのオクタヴィアからインスパイアされたオクターブファズですが、単なるヴィンテージファズの再現だけで終わっていません。
基本はハイゲインでまさにウォール・オブ・サウンドな雰囲気なんですが、サウンドの解像度が高いのが特徴。オクターブをオフにすれば、ハイゲインでもコードの響きを潰さずに弦それぞれがしっかり鳴る優秀なペダルです。見た目も含めて、あえてこいつをシューゲイザーでのハイゲインファズとして使うのは相当かっこいいと思います!

 

 

Death By Audio – Fuzz War

ユニティボリュームは9時というほどの爆音、マッシヴに迫る音の壁を出力するDBA印のファズペダル。
特徴的なトーンコントロールはシェルフからツインT、更に別のツインTへブレンドしていき、自在に調整が可能です。どんな設定も解像度が高く、アンサンブルでもとにかく際立つ、際立ちすぎる。笑 ウルトラ轟音な極悪ハイゲインファズは、シューゲイザーやドリームポップでも圧倒的な存在感を発揮するでしょう。

 

 

Apocalypse

Fuzz Warモードを含む5種類の爆音ファズが楽しめる、ファズの総合商社。轟音だけでなく、幅広い設定に対応する細やかなチューニングも感じることができます。そんな最高のファズが5つも楽しめるのだから、ありがたい。
DBAのファズはとにかくフィードバックノイズがカッコいいのです!オーバー・ザ・トップなサウンドが限界を超えてのたうち回る恍惚のトーンは、DBAのペダルでないと味わえません。

 

 

Supersonic Fuzz Gun

シューゲイザーゴッド、My Bloody Valentineのケヴィン・シールズも(ノイズ用途だと思いますが)一時期ペダルボードにセットしていたファズペダルです。ZVEX Fuzz Factoryをミキサーにかけてぐちゃぐちゃにしたような、「ビザールな」なサウンド。変態ゲートファズのGATEと、発振音を演奏することに重点をおいたOSCの2モード構成。無限大のトーンバリエーションを冒険できます。
笑っちゃうくらいボリュームがデカイのも特徴です。

 

 

Echo Dream2

アナログディレイに規格外のモジュレーション、さらにファズを組み合わせた全部入りペダル。
モジュレーションが特徴的で、僅かに揺らせば空中を歩くような幻想的な揺らぎ、更にプッシュすれば強烈なピッチベンドになります。雷鳴のようなオシレーションを組み合わせれば、美しい風景を一瞬で崩壊させられます。
あえて限界を超えたディレイタイムまで設定幅を広げることで、ホワイトノイズが混ざる特徴的なサウンドまでチューニングが可能。ドリームポップなどに最適なセンチメンタルなサウンドを達成できます。
幻想的なサウンドスケープから、悪夢のような風景までを描けるペダルです。

 

 

Reverberation Machine

DBAならではのセンスで捻じ曲げられた、特殊なリバーブ。エフェクトループ内にファズを搭載することで、残響を歪ませる唯一無二のペダルです。暗闇の向こうに一瞬の光を掴むような、息苦しくノイジーな空間を表現できます。そしてとにかくラウド!
通常シグナルチェーン上では歪み系の後にディレイやリバーブを配置するのが定番ですが、あえて残響の後ろに歪みを置くことでシューゲイザーバンドは特異な空間を演出してきました。こんなにも独特で、世界観に溢れたちょっと他には無いかもしれません。

 

 

ROOMS

近日発売予定、DBA新作のステレオリバーブストンプROOMSは、まさにシューゲイザーにぴったりなマッシヴな残響を出力します!
DBAのセンスで選びぬかれた6つのアルゴリズムは、どれも破壊的に美しい。スタンダードな残響から激しいフィルター、ゲート、ピッチモジュレーション、ビットクラッシュを混ぜる異次元の表現まで自由自在。2つの設定をモーフィングするALTスイッチで未体験の空間を描き出しましょう。

 

 

Caroline Guitar Comapany – Hawaiian Pizza

伝説的なシューゲイザーバンド、RIDEのリードギターAndy Bellが2019年のツアーから使用していることでも話題のファズドライブ。電圧コントロールを搭載し、たった3ノブから生まれるバリエーション豊かなサウンドは圧巻です。
シューゲイザー的に使うなら、電圧とゲインはマックスでビッグマフライクな轟音ディストーションとしてが良いでしょうか。電圧の設定によってはグラッシーなクランチ、カオティックなゲートファズにもチューンできます。サウンドの粒が粗く、ざらついた洋楽のような雰囲気がCOOLなペダルです。

 

 

SHIGEHARU

こちらもRIDEのAndy Bellが現在ペダルボードへセットしているペダルです。ビッグマフからインスパイアされたサウンドに、中域のコントロールするパラメーターを追加しています。元々では少し癖の合ったビッグマフのトーン回路に中域を調整を加えたことで、アンサンブルの中でも際立つドライブサウンドを追求できます。
オクターブアップのオーバートーンを加えるHavoc機能で、プレイにアクセントを加えるのも可能です。新世代のロックサウンドは病みつきになると思います!

 

 

Meteore

残響音を歪ませることに加えて、リバーブフィードバックを自在に操ることが可能な無類のリバーブペダル。プリアンプゲインを調整することで、オーガニックなビンテージスプリングから、完全にファズアウトした異次元の表現まで幅広く出力します。
Havocスイッチは踏んでいる間だけリバーブ・フィードバックを美しく持続させることが可能で、これがなんとも独創的なファンクションです。残響が拡大し次第に爆発していく様子や、細かく踏むことでフレーズにノイジーな質感を足したり。アイディアを無限大に広げることができます。
のっぺりとしたサウンドテクスチャになりがちなシューゲイザーのようなジャンルでも、プレイ中に自在にアクセントを加えられるのがアドバンテージです。

 

 

Z-CAT – Big Reverb Ti

幻想的で深い残響をとことん追求したアンビエントリバーブの決定版!。ほとんど永遠かと思えるほどの長いディケイ、消え際も美しいテイルはアンサンブルでも印象的に響きます。
そのサウンドは冷たく、北欧をおもわせるような味付け。リバーブペダルに多く使われるFV-1チップを用いながら、センスのあるプログラミングで唯一無二の個性を獲得しています。サウンドが立体的で、コンパクトサイズでは異色のリッチさです。
スイッチをホールドすれば、ディケイをそのまま拡大し更にノートを重ねることもできます。

 

 

Cooper FX – Outward V2

あらゆるアンビエントエフェクトを包括する新時代のエフェクトプロセッサーがOutward V2です。
ディレイエフェクトをベースにしながら、様々なモードとファンクションを搭載し世界観あふれるエフェクトに仕上がっています。パッドリバーブ、逆再生、Lo-Fiなルーパー、オクターブシフトにグリッチまで!Cooper FXならではの、90年代のような「ロストデジタル」な質感が魅力的です。
多くの設定を試せる中、EXPペダルやMIDIにも対応しプリセットの保存が可能なのも優秀。とにかく底なしなので、お家でじっくり向き合ってみて下さい。

★Outward V2の詳しいレビューはこちらをどうぞ。

https://umbrella-company.jp/contents/outward-review/

 

 

The King of Gear – Oxford Drive

Radioheadのサウンド再現のため、ニッチなエフェクトを作り続けるユニークなブランド、The King of Gear(tkog)。グリッチエフェクトを追求したMini Glitchに続いてリリースされたOxford Driveは、伝説のMarshall Shred Masterをベースにしたペダルです。
Shred Masterは元々ハイゲインにリフを「刻む(Shred)」ことを目的に作られたペダルでしたが、オルタナティブ系アーティストがこぞって使用することで人気を獲得します。Radioheadのトム・ヨーク、ジョニー・グリーンウッド、エド・オブライエンの3人はThe Bends ~ OK Computer期にShred Masterを愛用し、オルタナティブ感あふれるサウンドを創出しました。My Bloody Valentineのケヴィン・シールズもShred MasterとGuv’norをLovelessのレコーディングで使用したと言われています。
そのサウンドはミチーっとした濃密なサウンドが迫りくる、独特なドライブトーン。発売当時はJCM800のサウンドを家庭用アンプでとの触れ込みだったようですが、今聴くと正直あまり似ていない。笑 しかしこれにリバーブを掛けてトレモロアームで揺らすと、不思議とマイブラサウンドにかなり近づくのです。Lovelessの濃密なサウンドは、ハイゲインファズではなくShred Masterの空間を埋める壁のようなディストーションで達成されていたのではないかと推測できます。
Shred Masterに加えて、LEDクリッピングでGuv’norスタイルのサウンドもカバーできます。90年代のオルタナサウンドを追求するなら、無くてはならないペダルだと思います。

 

 

Mid-Fi Electronics – Glitch Computer

ファズペダルとしてはかなり変わり種ですが、まあこれもアリかなと。笑
ハイゲインファズにわざとトラッキングを悪くした-2オクターブを加えることで、イカれたモンスターファズペダルが誕生しました。壊れたコンピューター、ダイヤルアップ、FAX送信音など狂乱のノイズを出力します。
ちなみにオクターブを切ると、疾走感あふれる最高のファズペダルとしても使用可能です!グランジにも通じるオルタナティブな響きは、シューゲイザーにマッチすると思います。

 

 

Umbrella Company – Fusion Blender

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それぞれのチャンネルへ独立したハイパス/ローパスフィルターを適用させられる、2chのブレンダー/スプリッターペダル。Empress Multidriveでも見られた「帯域別にドライブをミックスする」テクニックを、手持ちのペダルで実現することができます!
ペダルボード内では直列で接続されることが多い歪みペダルですが、ゲインは2つの掛け算になってしまうのでノイジーで潰れたサウンドになりがちです。また周波数レンジは後段のペダルで制限をされてしまいます。Fusion Blenderは2つのペダルを並列に接続するので、均等に扱うことが可能です。ブレンド割合は好きに設定ができ、さらにそれぞれフィルターを適用することが出来るのです。つまり2台の美味しいところだけを取り出して、究極のサウンドを作ることができちゃいます!シューゲイザーのような、複雑なレイヤーを持つサウンド構成に新たな風を吹き込みます。
ちなみにMy Bloody Valentineの名曲”Sometimes”は、アコースティックギターをMarshall JCM800とFender Bassmanに繋いでレコーディングされたと言われています。低音域のみをドライブさせ高域はクリーンという、不思議で浮遊感あふれるサウンドを達成しているのですが、これもFusion Blenderで再現が可能です。

 

 

My Bloody Valentineに限って言えば、実はあの特徴的な液体のように流れるギターサウンドの再現にはそこまで多くのセットアップは必要ありません。Marshall系のドライブをリバースリバーブへ繋ぎ、JazzmasterやJaguarのトレモロアームを持ちながらコードを鳴らせば、かなり近づくことができます。My Bloody Valentineのケヴィン・シールズがセットする大量のエフェクターや機材は、主にライブ中のノイズパートで使用されているようで、サウンドの中心となる部分は結構シンプルだったりするのです。ぜひお手持ちの機材で試してみて下さい。

シューゲイザーやドリームポップはこれ!と一括にすることができず、自分だけのシグネイチャーサウンドを探して試行錯誤が行われてきたジャンルでもあります。この記事がオリジナルなサウンドを探す皆様のお力になれたなら、とっても嬉しいです!

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