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【How to Chase Bliss? Vol.04】Chase Bliss Audio -DARK WORLDをレビュー。別次元の音質と世界観、コンパクトリバーブ界の新たなスタンダード!

 

先日リリースが発表されたChase Bliss Audio – M O O Dが大好評ヒット中!音を「釣り上げる」ような新感覚のマイクロルーパーと、単体でも使用ができる完成度が高いリバーブ/ディレイの空間系エフェクトを融合。昨今トレンドのグラニュラーグリッチの要素を入れつつ、全く新しい景色を見せてくれるペダルに仕上がっています。弊社でもレビュー記事を製作しましたので、御覧ください!
https://umbrella-company.jp/contents/chase-bliss-audio-m-o-o-d1/

 

Chase Bliss Audio – M O O D

 

さて今回取り上げるのは昨年11月にリリースされた”DARK WORLD”。弊社でChase Blissを取り扱い始めた時点での最新ペダルで、デモを本国から送ってもらい試したところ大変感動したペダルです。コンパクトサイズのリバーブペダルの新しいスタンダードになり得る!と感じ、今回詳細なレビューと解説をしてみます。

DARK WORLDってどんなペダル?

DARK WORLDは「2チャンネル仕様のデジタルリバーブペダル」です。DとWのそれぞれのチャンネルには3種類のリバーブが搭載され、チャンネル単体でも、2つ同時にエフェクトを掛けることもできます。その際はペダル中央のトグルスイッチで、2つのチャンネルのルーティングを選択できます。(D→W 、W→D、パラレル)

W(World)チャンネル

Wチャンネルには、Keeley Electronicsとの協力で開発されたリバーブが3種類搭載されています。3つのモードはHall, Plate, Spring。どれも現実に存在する残響からインスパイアされていて、目の醒めるハイクオリティで澄み切ったサウンドです。調整幅が広く、アンプ付属のリバーブの代わりからアリーナクラスの壮大な響きまで、たった2つのノブでコントロールができます。
良いリバーブペダルの個人的な条件として、ディケイを深くした荘厳で幻想的な設定だけでなくエフェクトのミックスを薄くした設定でも自然な残響を演出できることがありますが、DARK WORLDは全く死角無しです。DECAYがどんな設定でもハイレベルな残響を演出します。特にビンテージスプリングリバーブを再現したSpringモードは、アタックへの絡みつき方やピチャっとなるトレイルがかなりの再現度。デジタルのスプリングリバーブはどうしても納得がいかないことが多かったのですが、これはかなりいい線行ってると思います。Wチャンネルのモードはスタンダードなサウンドですが、リバーブの奥行き感というか立体感がコンパクトペダルと思えないレベルです。

D(Dark)チャンネル

Dチャンネルを開発したのは、独創的なペダルで話題を集めるアメリカのCooper FX。壊れたピッチシフターのようなペダルやオールドVHSを再現するビブラートなど、とにかく普通じゃないペダルを創るCooper FXがデザインしたDチャンネルには幻想的でアンビエント、現実には存在しないユニークな残響が3モード入っています。
MODはモジュレーションリバーブで、残響のテイルがウネウネと漂いモジュレートします。ウネウネ具合はMODIFYで調整できますが、一般的なモジュレーションリバーブとくらべて変調が強く周期も不安定。一般的な残響+モジュレーションと思って弾くと面食らいますが、ギリギリで破綻していない雰囲気作りが素晴らしい。独特の浮遊感、不安定さ、変調が絡み合ってなんとも言えない気持ちよさ。夜更かしして深夜にこっそり観たオールドVHS、スローでセンチメンタルな雰囲気を感じます。
SHIMはシマーリバーブですが、これも一筋縄ではいきません。シマーとは残響にオクターブ音が混ざることで荘厳な雰囲気をつくるリバーブですが、Dark Worldのシマーモードはオクターブ音がグリッチして残響に混ざります。オクターブ音が音飛びやフリーズしてリバーブのテイルに混ざり、消えるときもバッサリ急にいなくなります。Chase Blissは「普通のシマーは全然好きじゃなかったけど、これなら納得できた」と語っていますが、果たしてこれをシマーリバーブの括りに入れていいのか笑。通常のシマーとはだいぶ雰囲気は違いますが、印象的な空間演出をできるのは間違いなさそうです。
BLACKもクセのあるモードで、入力されたシグナルで生成した残響を永遠に引き伸ばすフリーズリバーブです。設定したスレッショルドを超える入力があると、フリーズする残響を上書きします。上書きするスレッショルドを上手く調整すれば、アルペジオの1音だけ強く弾いてフリーズさせ、プレイを重ねた後任意の入力でまたフリーズを上書きしたりできます。従来のシグナルを引き伸ばすフリーズ系ペダルはデジタル感が強くシンセサイザーのようなトーンだったのですが、BLACKモードは本当に残響がそのまま引き伸ばされているような感じで新感覚。リバーブディケイを限界まで深くしたのともちょっと違います。ドローンのようなプレイ、空間を捻じ曲げるような演出ができます。
Dチャンネルの3つのリバーブモードは、とにかく世界観がすごすぎて絶対にDark Worldじゃないと楽しめないトーンです。

 

リバーブをデュアルチャンネルで使用する

Dark Worldはチャンネルの単独使用に加えて2チャンネル同時に掛けることができます。このDとWチャンネルを同時に使用したときが、Dark Worldでしか味わえない異次元空間。そして2つのチャンネルのルーティングは「W→D、D→W、パラレル」の3つから選択することができるので、相当に幅広いバリエーションの残響を楽しめます。W→DやD→Wは直列でチャンネルを接続、残響を掛け合わしてまさに”暗黒世界”な空間に。パラレルを選択すればそれぞれのリバーブの特徴を残しつつ、新たなトーンをクリエイトできます。他にもDチャンネルのグリッチシマーはWチャンネルのリバーブと組み合わせることで馴染みを良くして、一般的なシマーリバーブに近づけることもできます。
単体使用でパフォーマンス中に切り替えるのはもちろん、2つの残響を同時使用できることでコンパクトリバーブ界に新たな次元を開いたと言えます。

 

MIX、TONEコントロール

原音とリバーブのバランスを調整するMIXは2チャンネルを同時にコントロールします。回し切ると原音カットもできるので、シューゲイザー/ポストロックな雰囲気もいけます。
リバーブトーンを調整するTONEは、選択したモードにより最適化されたカーブに自動で切り替わります。効きがよく残響のキャラクターを大胆に変えていくことができます。BLACKモード時はかなり効きの強いフィルターのようになるので、フリーズさせたトーンにアクセントを加えたりできます。

 

Chase Bliss Audio初のフルデジタルペダル

Chase Blissはアナログ回路をデジタル制御することで、最高の音質を保ちつつ先鋭的なコントロールを実現するのがコンセプトの一つでしたが、DARK WORLDは初の「フルデジタル回路」のペダルとなっています。そのことについてChase Blissのオーナー/デザイナーのJoelはこの記事でこう語っています。

「Chase Blissを2013年に初めた当時、完全にデジタルなものを開発するつもりはなかった。デジタル製品は自分にとって魅力的じゃなかったし、市場には既にたくさんのデジタル製品があった。自分の得意な分野に集中したかった。

しかしデジタルペダルに関する問い合わせのメールが、年が経つに連れて積み重なっていった。週に1回はリバーブペダルについてのメールが有り、私はスプリングリバーブを手に入れて実験をするようになった。そのスプリングの音が大好きだったので最初は実際のスプリングをペダルに入れることを考えたが、小さなペダルに収まるサイズのスプリングはサウンドが良くない。そしてアナログ回路のリバーブをデジタル制御することのメリットを見出す事ができなかった。そのためいつものスタイルではリバーブペダルは出せなかった。

Chase Blissのペダルは、だいたいいつも自己満足からスタートする。全て私にとって便利なものでないといけない。何を調整したかわからないくらい複雑なものではなく、もっとシンプルなコントロール。そしてキャラクターの違う2つのリバーブ(一つはビッグで、一つはより自然な)を切り替えができて、互いに溶け合わせること。そのとき、Brothersを見て感じた。このルーティングのオプションをリバーブペダルにも搭載したらどうなるか?段々私は、このリバーブペダルが本当に自分が求めているもののような気がしてきた。また搭載する2チャンネルは、まったく違うキャラクターのリバーブでなくてはならない。もしKeeley ElectronicsとCooper FXのリバーブを搭載することができたら…本当に面白くなると感じた。

今ではDARK WORLDが私のお気に入りペダルの一つになっていることが、奇妙に感じる。
最新のリリースはいつでも私のお気に入りだからしょうがないことだけど。私が望んだのはアナログをデジタル制御したリバーブペダルではなく、DARK WORLDが私の望みだった。

おそらく、Chase Blissはこれからデジタルペダルを作る。アナログペダルも?もちろん!私はこれからもこのスローガンに、執着していくつもりだ。- Digital Brain, Analog Heart.」

 

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Chase Bliss AudioオーナーのJoel Korte。

 

Dark Worldは以前紹介したM O O Dと同じく、搭載されたモード全てがとにかく完成度が高い!そしてペダルとして圧倒的な世界観を持っていると思います。思い浮かべたのは”ブレード・ランナー”のような近未来SF映画の世界。弾いた瞬間に情景が思い浮かぶような、唯一無二のペダルです。
その世界観を推し進めると同時に、シンプルなコントロールにまとめているのも素晴らしい。孤高の世界観と、実際にプレイするときの操作性が同時に追求され、高いレベルで達成されています。

 

 

6つの完成度の高いリバーブモードに加えて、デュアルチャンネルで2つの残響を掛け合わせることで異次元の空間を演出ができる、コンパクトリバーブペダルの新たなスタンダード。ぜひ取扱い店様で一度お試し下さい!

 

 

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