クリエイティブな音楽機材の
メディアサイト
SIGNALFORM ORGANIZERは、DI、リバースDI、レベルコンバーターをハーフラックサイズに集約した多機能なプロフェッショナル・ツールです。 DIセクションは、付属の「アクティブDIケーブル」を使用すれば、音色変化なく極めてピュアなままキャプチャーできます。 また、リバースDI(リアンプ)セクションは、オリジナルのトランスフォーマーレス回路を採用し、これまでに無いほどリアルな演奏を再生することができます。「シグナルフォーム」を正しく管理することで、レコーディングやライブでオールマイティに使用できます。 今回は、SIGNALFORM ORGANIZERのユーザーである「PENGUIN RESEARCH」のベーシスト、堀江晶太(kemu)様に導入理由や製品の印象などを伺いました。
堀江晶太(kemu)プロフィール
作詞作編曲家、プレイヤー。 5人組バンド「PENGUIN RESEARCH」のベーシストとして、 ボーカロイドクリエイター「kemu」としてそれぞれ活動。 https://www.penguinresearch.jp/
-これまでの作業では、DIやリアンプなどはお使いでしたか。
堀江晶太(kemu):現場ではエンジニアさんやスタジオのものを借りるケースが多く、自宅録音ではChameleon Labs 7602 MKIIのカスタム品やSSL Alpha Channelなどを使ったり、インターフェイスにそのまま繋いだりしていました。
-SIGNALFORM ORGAINIZERを検討されたきっかけと、導入理由をお聞かせください。
堀江晶太(kemu):バンドレコーディングの際に楽器テックの方から紹介頂き、試したところ、とてつもなく印象が良かったんです。当時DIを追加導入する予定は無く、必要な際は現地で借りればいいかと思っていたので、特に要望はありませんでしたが、専用ケーブルを直接楽器から繋いで鳴らした際の激烈なクリアさや活きの良さにとにかく感動したので導入しました。
-導入後は、主にどのようにお使いですか?
堀江晶太(kemu):導入以降、全ての宅録案件でほぼ全てのギター、ベースにDIとして使用しています。使っていない楽曲は1曲も無いと思います。
-Active Hi-Z Cableのサウンドの印象はいかがでしょうか。
堀江晶太(kemu):今まで宅録で聴いたことのないクリアで透明感のある高音域が伸びやかに鳴り、多少弦が古くなっても張りたてのような明瞭さで録音できます。 不自然なブースト感ではなく、プラグインでの後処理も非常にやりやすく、素材として実用的なサウンドに昇華してくれる印象です。Active Hi-Z Cableのサウンドがあまりに素晴らしいので、通常のHi-Z入力は使っていません。
-リバースDIのサウンドや使い勝手の印象はいかがでしょうか。
堀江晶太(kemu):専用ケーブルサウンドに絞った使い方をしているため、まだ使ったことはありません。スタジオ持ち出し用にもう一台導入したので、これから試してみようと思っています。
-常用するようになって、気が付いたメリットはありますか。
kemu:繋いだだけで良い音、使える音に仕上がっているので、音作りの手間が圧倒的に省けます。 少ないトラック数でも音像が充実するので、編曲的にも非常に助かっています。
-便利に感じた機能はありますか。
kemu:コンパクトなので、どこにでも置きやすいのが良いですね。
-作業効率や仕上がりなど、導入前と比べて何か変化を感じましたか。
kemu:楽器の音が格段に良くなりました。タイムマシンで過去の自分に1つ機材を送ってあげられるなら、このDIを渡します。
-検討している人にアドバイスするとしたら、何と言いますか。
kemu:自宅録音で、楽器から直接DIに接続する環境を想定している方には、是非一度使ってみてほしいです。 何も間に繋がず、専用ケーブルで素材勝負の音を聴いてみてもらえたら、何故こんなに熱く語っているのか理解してもらえると思います。
-ありがとうございました。