ZOIAはペダルのかたちをしたフル機能のモジュラーシステムです。
音のアイデアを描くためのオープンキャンバスに、様々なモジュールを配置し、それらを接続していくことで、フル機能の「バーチャルペダルボード」や「モジュラーシンセサイザー」を自由に構築することが可能です。
ZOIAの無限の可能性は、あなたのイマジネーションによって解き放たれます。
ZOIAのエッセンスはペダルのかたちをした「フル機能のモジュラーペダルシステム」です。様々なモジュールの機能を「レゴブロック」のように組み合わせて、仮想ペダルボード、モジュラーシンセサイザー、ルーパー、シーケンサーなどの様々な音楽制作ツールを、自分だけのスタイルで構築できる画期的なインストゥルメントです。
モジュールは8×5のボタングリッド上に配置され、各モジュールは複数のパラメータで構成されています。各パラメーターはグリッド状のボタンからモジュールの特定の機能にアクセスできます。ボタン同士の入出力はモジュラーシンセサイザーのように自由にパッチ接続することができます。
ボタングリッドはパッチ内の1ページを表しています(複数ページにわたってボタンを配置できます)。パッチを保存することで、全てのモジュールやパラメータ、および接続をZOIAの内部メモリに保存することができます。いくつもの新しいパッチを作成して、ストンプスイッチでナビゲートすることが可能です。
もしあなたがギターエフェクトの事は良く知っているけど、シンセサイザーの経験があまりない場合は、ZOIAを難しく考えてしまうかもしれませんがその心配は不要です。ギターエフェクトもモジュラーシンセも同じような構造を持っているからです。例えば、トレモロエフェクトはLFO(低周波オシレーター)によって制御されるVCA(ボルテージ制御のアンプ)にすぎません。ディレイエフェクトは入力信号を遅延させ、一部を入力に戻すことでリピート音を生成する回路で、LFOでディレイタイムを僅かにモジュレートして心地よいゆらぎを加え、さらにフィードバックループに追加したフィルターでディレイ音の温かみを再現すれば、あっという間にビンテージ・テープディレイのエミュレーションが完成します。
ZOIAにはすでに完成したエフェクトモジュールが大量に用意されていますが、あなたが望めば自分だけのエフェクターを自由にデザインして組み上げることが可能になります。
ZOIAを単なるペダルとして考えるのではなく、それを「プラットフォーム」として考える方がおそらくより正確だと言えます。 ZOIAを使うことで、あなただけのスタイルでエフェクター、シンセサイザー、ミュージックツール、そして楽器そのものを構築することができるのです。
ZOIAはあなたが夢見ることができるものすべてを作成するためのモジュールの膨大なコレクションです。ZOIAによってあなたの想像力を無限に拡げることができます。
オシレーター、LFO、フィルター、VCA、ADSR、ビットクラッシャー、エンベロープフォロワー、オーバードライブ 、ディレイライン、EQ、ルーパー・・これらは接続可能な付属モジュールのほんの一握りです。あなたがそれを夢見ることができれば、あなたはそれをいくらでもクリエイトすることができます!
エンプレスならではの高品位なエフェクトモジュール(リバーブ、ディレイ、コーラス、フェイザー、コンプ、オーバードライブ、キャビネットシミュレーター・・・など多数)があらかじめビルトインされています。それらのエフェクターをグリッド上に並べていくことで、あなただけのバーチャル・ペダルボードを組みあげることができます。
あなたがトレモロを使用したければプリビルトインされたトレモロパッチを使用できますが、ZOIAではトレモロ・エフェクター自体を構築することができます。ZOIAのLFOモジュールでVCAモジュールをコントロールして周期的な音量変化を作り出すことでトレモロ・エフェクトを構築できます。同じようにディレイやフィルター、フェイザーなどEmpress Effects ZOIA (エンプレスエフェクト,ゾイア)のエフェクターやシンセサイザーを自分だけのスタイルでデザインすることが可能です。
ライブ演奏中に簡単に呼び出すことができる最大64個のパッチを作成して保存できます。
patchstorage.comのZOIAユーザーコミュニティに参加して、世界中のZOIAユーザーのパッチを試したり、自分のパッチ作品をアップロードして共有できます。
SDカードからZOIAへ、ZOIAからSDカードにパッチをロード&セーブできます。また、新しいモジュールや機能を追加し、バグを修正していくために、ファームウェアは継続的に改善されています。empresseffects.comから最新のファームウェアをダウンロードして、付属のSDカードを使用してZOIAに簡単にアップデートすることができます。
あなたのペダルボードにZOIAがあれば、それは考えられる全てのエフェクターと、想像できる全てのモジュールがそこにあるということです。ディレイにも、ルーパーにも、ドライブペダルにも、ワウ、コーラス、グリッチエフェクト・・・さらにシーケンサーやシンセサイザーモジュールを駆使してあなたのバックそして最高音質のマルチエフェクターにも、目的に応じて何にだってなれる、それがZOIA EUROBUROなのです。
Empress Effectsが誇るハイクオリティなオーディオ品質。内部処理32bit、24bit/48kHz。
SN比 >105dB、レコーディング機器レベルのローノイズ設計。
高解像度OLEDディスプレイ画面を装備。ZOIAのモジュールとパラメータ情報をすべて表示します。
1/8インチのMIDI入出力ジャックを使用して、さまざまな外部機器との接続が可能です。MIDIキーボードでZOIAをコントロールしたり、ZOIAをあなたのセットアップ全体のブレインとして利用できます。1/8インチ〜MIDIのドングルが付属します。
専用のヘルプ機能を内蔵。ZOIAの様々なモジュールとオプションについて素早い情報を提供します。
Input Impedance | >= 1MΩ |
Output Impedance | 100Ω |
Frequency Response (-3dB) | 10Hz – 23.4kHz |
Total Harmonic Distortion | 0.22% |
Dynamic Range | 105.5 dBA |
Input Headroom (no pad) | +0.5 dBu |
Input Headroom (6dB pad) | +5.7 dBu |
Input Headroom (12dB pad) | +10.8 dBu |
Output Headroom | +16.2dBu |
Power Input Connector | 2.1mm Barrel Connector |
Power Input Voltage | 9V DC (center negative) |
Required Current | 300mA |
Height (enclosure only) | 約45mm(エンクロージャーのみ) |
Height (including controls) | 約67mm(ノブを含む) |
Length | 約144mm |
Width | 約95mm |
Weight | 約680g |
ZOIAでは常に更新されていく「ファームウェア」を更新する事で、新たな機能やモジュールを追加できます。またバグなどの改善や、ソフトウェアの改善もファームウェアの更新で実行されます。新たなモジュールが追加されることで、ZOIAの可能性がさらに広がっていきます。
リンク先のページでは、ZOIAのファームウェア更新の方法や、最新情報を掲載しています。