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Api500 API500モジュール

WesAudio _Mimasの魅力。全アナログ回路のビンテージ1176サウンドながら、その全てをプラグインのようにDAWからコントロール可能なコンプレッサー。

WesAudioは、2010年に創業したプロオーディオメーカーです。 WesAudioは2つの部門に分かれており、一つは「ng500」シリーズを代表とするデジタルリコールを備えたアナログプロセッサ、もう一つはクラシックのピュアなアナログ機器を担当しています。 2つの部門は同じ目標を共有し、優れた最新機能を備えた美しいサウンドのアナログ機器を製作し、そのすべてを手頃な価格で提供しています。

世界初のデジタル制御う可能なビンテージ1176スタイルのコンプレッサー。

WesAudio _MIMASは、世界で初めてVST/AAXプラグインからのデジタルコントロールを可能にした、ビンテージ1176スタイル、API500モジュール互換(ng500)のアナログコンプレッサーです。 Urei 1176ほどレプリカモデルやインスパイアを受けたモデルが多く存在するアナログ・コンプレッサーは、他に無いかもしれません。その数多くの1176タイプのコンプレッサーで、唯一プラグインコントロールに対応したハードウェアのコンプレッサーが_MIMASです。 ボーカル・レコーディングにはもちろん、ミックス時もリコールやオートメーションを使いながらプラグインと同じように緻密なコントロールが行えるアナログ・コンプレッサーとして、国内でもユーザーが増えています。 1176の全てのコントロールを網羅しつつ、サイドチェインフィルターやTHDなどの便利な機能も備えています。 機能とサウンドに拘りながらもAPI500モジュールのコンパクトなサイズに収めた魅力的な製品です。

_MIMASの主な特徴

・1176タイプのアナログ回路によるFETコンプレッサー ・全てのパラメーターのコントロールはデジタル、つまりDAWシステムからプラグイン(AAX/VST2/VST3/AU)上で行える。 ・インプット、アウトプット、アタック、リリースの各コントロールは1176を再現、またレシオは4つ押しまで忠実に再現。 ・出力にはCarnhillトランスを搭載し、THDのスイッチによってトランスを通し明るく抜けの良い、倍音豊かな質感を加えることができる。 ・サイドチェインフィルターを搭載し、スレッショルドの掛かり具合のコントロールが可能。 ・セッティングのA/B切り替えが付いており、セッティングで聴き比べることが可能。 ・4つのロータリーエンコーダーは全てタッチセンシティブに対応しており、このエンコーダーでリアルタイムのオートメーションも可能。 ・2台のユニットを完全リンク制御可能

Wes Audioは、アナログサウンドとプラグインコントロールを融合させることで、アナログ・アウトボードを新たなステージに導きました。 コントロールプラグインは、以下より無償でダウンロードできます。 ※AAX/AAX DSP/VST3/VST2/AUに対応 まだ本体をお持ちでなくても、プラグインの画面を立ち上げてWes Audio ng500シリーズの各製品の確認をすることができます。 http://wesaudio.com/download/

_MIMAS サウンドレビュー

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レコーディングエンジニア 藤原 暢之 氏

wesaudio,_Mimas,1176,コンプレッサー,API500

【1176のレプリカ~プラグインとハードウェアの質感の違い】

1176はハードウェアのレプリカからプラグインまで、ほぼ全て試してきましたが、特にプラグインは今でもやはりハードウェアと異なる質感を感じてしまうんですよね。 どんなプラグインのコンプレッサーでも、ゲインリダクションされた時の音は、倍音感が無く音が丸くなる感じがあると思っていたんです。 実機だと倍音が加わったり、ハードウェアの持つ質感がしっかりと感じられるんですね。コンプが掛かっていない状態では、実機に近い良い印象を持ったプラグインもあったのですが、リダクションされるとプラグイン独特の癖が出てくるように感じるので、リダクションさせたくなくなるんです。

【_MIMASの使い方、印象】

_MIMASは、ほぼミックス時に、ライブ収録のベースとボーカルなど、一度録った音に対してハードウェア・インサートしています。 例えば、米米クラブのライブミックスでは、メインボーカルが2人なので_MIMASを2台使っています。 プラグインのコンプを通すと音が寝てしまうように感じるので、本当にピークを抑えるだけの最小限の使い方をしていましたが、_MIMASは実機の1176と同じように、しっかりリダクションを掛けることができます。 _MIMASのレシオは、これまでの1176で使い馴染みのある4:1が多いですね。上手く説明しにくいですが、4:1くらいの方がアバウトにかかるというか、コンプっぽくガッツリ掛かる気がしています。特にベースなど、音が沈んでいるような時に使うと、断然聴こえるようになります。 Carnhillトランスによって明るい感じが出ていて、出音も良いと思います。

【ハードウェアのプラグインコントロールについて】

(ハードウェアをプラグインと同じ感覚でコントロールできることについて)もう利便性しか感じていません。できればこれから出る全てのハードウエアがこうなってほしいぐらいです(笑) まずはどこに何を使ったか一目でわかりますし、プラグインと併用して使うことになりますので、同じ感覚で操作できますし、前を向いたまま設定を変えられるので、設定違いを試す時にわかりやすいです! _MIMASに関しては、もっと導入したいのですが、今のところ持ち運ぶことを考えて機材量を抑えています、API500モジュールも6スロット以内に抑えたいのですが、以前に色んなモジュールを試したことがあって、その時にフレームの重要性に気が付いたんです。まだ6スロットのフレームは選択肢が限られているので、今後増えてきたらまた検討してみたいと思っています。

※インタビューの全編は以下のリンク先をご覧ください。 https://umbrella-company.jp/contents/wes-audio-_dione_mimas-reviewf/

Wes Audio _MIMASはのデモ機をご用意しております。 ご興味のある方は、お近くの販売店、または弊社までお問い合わせください。 https://umbrella-company.jp/sales.html https://umbrella-company.jp/demonstration.html

 

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