クリエイティブな音楽機材の
メディアサイト
WesAudio _PHOEBEは、デジタルリコールを備えたアナログ回路によるビンテージNEVE1073スタイルのマイク/ライン/インストゥルメント・プリアンプです。本物の英国Carnhill社の入出力トランスを搭載し、伝説的なクラスA回路マイクプリアンプのサウンドを再現しています。 https://umbrella-company.jp/wesaudio_phoebe.html 今回はng500シリーズの_PHOEBEならではの特長や便利な使い方を纏めてご紹介いたします。
ゲインは最大75dBまで0.5dB単位でコントロールが行え、数多く存在するNEVEスタイルのマイクプリアンプの中でも、_PHOEBEはこれまでに無いほど細やかな調整に対応しています。フロントパネルのゲインノブは、速く回すと5dB単位で増幅し、ゆっくり回すと0.5dB単位で微調整が行え、回すスピードによって変化量が変わりますので素早く設定が行えます。
出力トランスの後段には1dB単位の出力PADがついているので、ゲインを上げて入出力にそれぞれ備えられたCahnhillトランスフォーマーをドライブさせて豊かな倍音を引き出し存在感のあるサウンドを作り、出力直前に備えらえたPADで適性なレベルに設定して出力できます。
入力端子はフロントパネルとリア側のシャーシの端子それぞれを切り替えて使うことができます。 使い方の例を2つ挙げてみます。
① 2種類のマイクの聴き比べ 例えばボーカルの収録で、2種類のマイクを_PHOEBEのマイクプリを使って比較したい場合に、フロントとリアそれぞれの入力を使い切り替えて聴くことができます。ゲインセッティングもそれぞれ設定を行うことができますので、手間を掛けずに使うマイクをチョイスすることができます。 ②リアの端子はライン入力(DAWのインサート)用、フロントパネルの端子はマイク/楽器入力用として _PHOEBEはライン入力にも対応しています。例えばミックス時に_PHOEBEを2台使い、DAWに収録されたステレオソースをCahnhillトランスフォーマーの豊かな倍音を加えてDAWに戻すような使い方ができますので、リアの端子はライン入力専用に、フロントはマイクや楽器入力用として分けて使うのも便利です。
プラグインの「BANK(コンフィグ・バンク)機能」は、合計で20個のセッティングのスナップショットの保存や呼び出しができます。例えば、マイクの比較時にも、フロント/リアの入力の選択やゲイン、PADなどのセッティングの組み合わせを幾つか候補としてコンフィグ・バンクに保存し、バンクナンバーを切り替えて比較しながらセッティングの追い込みを行うことができます。
_PHOEBE本体または_TITAN(ng500対応API500用10スロット電源ラック)をUSBまたはLANでコンピューター(Mac/Windows)と接続することで、DAW上のプラグインから_PHOEBEのリコールやオートメーションが容易に行えます(VST2/VST3/AU/AAXで利用可能)。 また1176スタイルのFETコンプレッサーの_MIMASと組み合わせることで、過去に使ったマイクプリとコンプレッサーのセッティングもプラグインから呼び出すことができ、掛け録りで各々のオートメーションも行うことができますので、セッティングの手間を省き作業時間の短縮にも貢献します。(コンフィグ・バンクの切り替えもオートメーションできます)
アナログのアウトボードをコンピューターで制御するハイブリッド・デバイス=NG(NextGeneration)シリーズによる次世代のNEVE1073スタイルのマイクプリ「WesAudio _PHOEBE」。 ぜひ一度ご体感ください。
Wes Audio _PHOEBEはデモ機をご用意しております。 ご興味のある方は、お近くの販売店、または弊社までお問い合わせください。 https://umbrella-company.jp/sales.html https://umbrella-company.jp/demonstration.html