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Headphone ヘッドホン

Umbrella Company HP-ADAPTER / BTL-ADAPTER テクニカルガイド
Vol.02 「ヘッドホン専用のバッファーアンプ」

 

テクニカルガイド
Vol.02 「ヘッドホン専用のバッファーアンプ」

Umbrella Company HP-ADAPTER / BTL-ADAPTER

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ヘッドホン出力端子とヘッドホンの間に生じる干渉を排除し、前段からの信号を音質劣化なく取り出します。

信号は新開発「アクティブZEROインピーダンス出力回路」によって"フラットな駆動電圧"に自動調整され、あらゆるヘッドホンを理想的に駆動します。

オーディオI/Oやキューボックスなどの音楽制作機材、ユニバーサルプレーヤーやDAP、PCなどの再生機のヘッドホン出力に接続するだけで、従来の使い勝手を変えることなく音質をアップグレードできます。

音が悪くなる要素は何もない、音が良くなる要素も何もない」 リファレンスサウンドとはこうあるべきです。

標準ステレオフォン仕様(HP-ADAPTER)と、BTL駆動仕様(BTL-ADAPTER)の2タイプをご用意しております。

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★ヘッドホン専用のバッファーアンプ HP-ADAPTER / BTL-ADAPTER

HP-ADAPTER / BTL-ADAPTERはヘッドホン・バッファーアンプで、送り出し側の機器のヘッドホン出力とヘッドホンの間のバッファーアンプとして働きます。

HP-ADAPTER / BTL-ADAPTERが間に入る事で、伝送ロスによる音質劣化を解消、同時にヘッドホンにとって理想的な駆動を行ないます。

 

★HP-ADAPTER / BTL-ADAPTERの特長

1.送り出し側の機器の負担を断ち切ることで劣化の無いシグナルを取り出す

送り出し側の機器は、ラインレベルの信号を出力するという軽快な動作に置き換わります。ヘッドホンの駆動という負荷の大きな動作から解放され、回路に負担をかけず劣化の無い良質なシグナルを得ることができます。

 

2.信号源の機器に替わりHP-ADAPTER / BTL-ADAPTERがヘッドホンをしっかり駆動

HP-ADAPTERは、電流供給能力の高い出力バッファーアンプにより入力信号に追従した電圧を与え、ヘッドホンの駆動に必要な電流をきっちり供給。余裕のあるヘッドホン駆動を行う。

 

3.「アクティブZEROインピーダンス出力回路(※)」により、理想的な駆動を実現

ヘッドホン毎、そして周波数で異なるインピーダンス値によって生じていた、ヘッドホンアンプの駆動時の問題の全てを解決しました。いかなるヘッドホンもパーフェクトに鳴らします。

 

※「アクティブZEROインピーダンス出力回路」とは

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ヘッドホンをフラットな周波数特性で正しく駆動するためには、出力インピーダンスをできる限り低くする必要があり、理論上 0Ω であれば周波数で異なるインピーダンスに対しての周波数レスポンスのばらつきは無くなります。

HP-ADAPTER / BTL-ADAPTERの「アクティブZEROインピーダンス出力回路」は、独自の電子的なフィードバック回路により、出力インピーダンスが 0Ω になるようにコントロールされます。

「究極に低い出力インピーダンス」と「余裕のある電源からの電流供給能力」によって、接続しているヘッドホンのインピーダンスに関係なく、入力信号に完璧に追従した電圧と電流を出力します。それはつまり、どんなヘッドホンでも完璧なフラットレスポンスで駆動できる事も意味しています。

出力インピーダンスが 0Ω であれば、もし出力がショートしてしまった場合にとても大きな電流が流れてしまい大変危険です。「アクティブZEROインピーダンス出力回路」は意図しない出力ショートとなった場合、保護抵抗が挿入されたのと同じふるまいとなり瞬時に過大電流から回路を保護します。ショートの要因が取り除かれれば機能は回復しますので、ヒューズの交換やリセット操作なども不要です。

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★HP-ADAPTER / BTL-ADAPTERが実現する「3つのパーフェクト」

1.周波数レスポンスがパーフェクト

出力インピーダンスが 0Ω であれば、理論上はアンプによるロスは発生しません。周波数によって異なるヘッドホンのインピーダンスに対してもロスが無くフラットな特性を示します。それはつまり、どんなヘッドホンでもパーフェクトなフラットレスポンスで駆動できるヘッドホンアンプである事を表します。

 

2.ダイナミクスがパーフェクト

レンジは広いだけでは意味がない、レンジの広さと、もう一つ 分解能の精度がダイナミクスの質を決定します。HP-ADAPTER / BTL-ADAPTERは計算しつくされた内部シグナルレベル設定で高い最大レベルと超ローノイズ性能を両立しました。業務器レベルのシグナルやインピーダンスが高いヘッドホンも歪みなく余裕のパワーハンドリング、かなりの爆音からひじょうに微細な残響の消えぎわまで、広くそして精度の高い解像度、パーフェクトなダイナミクスの表現を獲得しました。

 

3.時間軸の分解能がパーフェクト

アンプの動作速度もHP-ADAPTER / BTL-ADAPTERの特筆すべきポイントです。動作速度が十分でない場合は、波形の変化に追いつかず出力波形が変形してしまいます。入力シグナルとは違う波形、つまり歪んでしまいます。一般的な歪率 THDは高調波歪みであり、振幅に対する歪みですが、それとは違い動作速度に由来する歪は時間軸上での歪みとなって現れます。

HP-ADAPTERはアンプ性能だけでなく、周辺回路からも動作速度を意識した設計。鋭く立ち上がるアタック部分のシグナルにも追従し、波形を崩しません。テンポ、リズム、ノリ、グルーブ、時間軸もパーフェクトな分解能を誇ります。

時間軸の分解能に関してもう少し。例えば矩形波は、ローレベルからハイレベルへの立ち上がりと、その逆の立ち下がりが垂直、つまり瞬時に電圧が変化する波形です。追従性の悪いアンプだと変化速度が追い付かず立ち上がりは斜め、台形のように変形します。速度という事なので高域だけに違いが出るのでは?と思われがちですが、矩形波ならば20Hzでも20kHzでも立ち上がりは同じ様に瞬間的に変化します。アンプの動作速度は全帯域に渡り特性を左右する重要な要素です。

 

★ テクニカルガイド Vol.03 「バッファーアンプとは?」もご覧ください

 

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