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Umbrella Company HP-ADAPTER / BTL-ADAPTER
HP-ADAPTER / BTL-ADAPTERは、リファレンスサウンドのためのヘッドホン専用バッファーアンプです。 ヘッドホン出力端子とヘッドホンの間に生じる干渉を排除し、前段からの信号を音質劣化なく取り出します。 信号は新開発「アクティブZEROインピーダンス出力回路」によって"フラットな駆動電圧"に自動調整され、あらゆるヘッドホンを理想的に駆動します。 オーディオI/Oやキューボックスなどの音楽制作機材、ユニバーサルプレーヤーやDAP、PCなどの再生機のヘッドホン出力に接続するだけで、従来の使い勝手を変えることなく音質をアップグレードできます。 「音が悪くなる要素は何もない、音が良くなる要素も何もない」 リファレンスサウンドとはこうあるべきです。 標準ステレオフォン仕様(HP-ADAPTER)と、BTL駆動仕様(BTL-ADAPTER)の2タイプをご用意しております。
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HP-ADAPTER / BTL-ADAPTERはヘッドホン・バッファーアンプで、送り出し側の機器のヘッドホン出力とヘッドホンの間のバッファーアンプとして働きます。 HP-ADAPTER / BTL-ADAPTERが間に入る事で、伝送ロスによる音質劣化を解消、同時にヘッドホンにとって理想的な駆動を行ないます。
1.送り出し側の機器の負担を断ち切ることで劣化の無いシグナルを取り出す 送り出し側の機器は、ラインレベルの信号を出力するという軽快な動作に置き換わります。ヘッドホンの駆動という負荷の大きな動作から解放され、回路に負担をかけず劣化の無い良質なシグナルを得ることができます。 2.信号源の機器に替わりHP-ADAPTER / BTL-ADAPTERがヘッドホンをしっかり駆動 HP-ADAPTERは、電流供給能力の高い出力バッファーアンプにより入力信号に追従した電圧を与え、ヘッドホンの駆動に必要な電流をきっちり供給。余裕のあるヘッドホン駆動を行う。 3.「アクティブZEROインピーダンス出力回路(※)」により、理想的な駆動を実現 ヘッドホン毎、そして周波数で異なるインピーダンス値によって生じていた、ヘッドホンアンプの駆動時の問題の全てを解決しました。いかなるヘッドホンもパーフェクトに鳴らします。
※「アクティブZEROインピーダンス出力回路」とは
ヘッドホンは周波数ごとにインピーダンス値が大きく異なるため、アンプ側の出力インピーダンスによって再生時の周波数レスポンスも変化してしまいます。 ヘッドホンをフラットな周波数特性で正しく駆動するためには、出力インピーダンスをできる限り低くする必要があり、理論上 0Ω であれば周波数で異なるインピーダンスに対しての周波数レスポンスのばらつきは無くなります。 HP-ADAPTER / BTL-ADAPTERの「アクティブZEROインピーダンス出力回路」は、独自の電子的なフィードバック回路により、出力インピーダンスが 0Ω になるようにコントロールされます。 「究極に低い出力インピーダンス」と「余裕のある電源からの電流供給能力」によって、接続しているヘッドホンのインピーダンスに関係なく、入力信号に完璧に追従した電圧と電流を出力します。それはつまり、どんなヘッドホンでも完璧なフラットレスポンスで駆動できる事も意味しています。 出力インピーダンスが 0Ω であれば、もし出力がショートしてしまった場合にとても大きな電流が流れてしまい大変危険です。「アクティブZEROインピーダンス出力回路」は意図しない出力ショートとなった場合、保護抵抗が挿入されたのと同じふるまいとなり瞬時に過大電流から回路を保護します。ショートの要因が取り除かれれば機能は回復しますので、ヒューズの交換やリセット操作なども不要です。
★ テクニカルガイド Vol.03 「バッファーアンプとは?」もご覧ください