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Headphone ヘッドホン

Umbrella Company "HP-ADAPTER" 導入事例 | ベーシストYSK様

HP-ADAPTER 導入事例 | ベーシストYSK様

多くのバンドプロジェクトに参加し、Paul Gilbertジャパンツアーのベースサポートや、男性ボーカルユニット浦島坂田船のバックバンドなど幅広く活動されるベーシストYSK様、Umbrella Company "HP-ADAPTER" ヘッドホンバッファーアンプをご自身のシステムへ導入していただき、長年の悩みだったというライブのモニター音がこれでばっちり解決できたとうれしい感想を頂きました。

デモ機を現場でお試しいただき性能を実感、そして導入後のライブ現場での実戦使用まで、HP-ADAPTERの活躍ぶりをお伺いできました!プレイヤー目線での聴き方、使用目的、選定条件など、たいへん興味深い内容です。HP-ADAPTERの開発にあたっても、"良い演奏を引き出すためのアイテム" として考えていましたので、個人的にも嬉しい限りの導入事例となっております。

 

YSK

    Biography: 高校の頃からベースを手にし、卒業後に結成していたバンドで音楽活動を始める。 バンドとは別にベーシストとしての活動も行なう中で、MR.BIGのギタリスト、Paul Gilbertのソロプロジェクトのジャパンツアーでベーシストとして参加。 バンド解散後はベーシストの活動を中心とし、現在は男性ボーカルユニット、浦島坂田船のバックバンドをはじめ幅広く活動を行なっている。 Twitter https://twitter.com/YSK_BASS Instagram https://www.instagram.com/ysk_bass

 

HP-ADAPTERを使うと気持ちよく演奏できる!

YSK:ライブ会場やリハーサルでのモニター環境の改善を図るために"HP-ADAPTER"をお借りしました。イヤモニを使用した環境で、自分の音を一度モニター担当のPA卓に送り、送った音を手元のミキサーに返してもらい自分の音、他の楽器の音、クリックをそれぞれ調節する形です。 HP-ADAPTERを使用してみて感じたことは明瞭度が上がり、レンジが広くなり、音が近くなる印象でした。余計な色付けが無く、システムの本来の音が再生されてる感覚です。「音が悪くなる要素は何もない、音が良くなる要素も何もない」まさにこの触れ込みが適切ですね。 プレイヤーとしての感想を述べるなら、「気持ち良く演奏ができる」というのが最初に出てきます。シンプルな答えですが、HP-ADAPTERを使用していない時は、モニター音は妥協点を探して落とし所を作る場面がよくありました。この時点で100%では無くなり、整え間違えたら演奏にも支障が出かねない状態です。せっかくモニター前のシステムに拘っていても耳に届く部分で躓いてしまったらテンションも下がってしまいます。 HP-ADAPTERを使用することで簡単なレベル調整だけで済むようになったので、サウンドチェック等の限られた時間の中でもベストを見つけやすくなる、また、ミキサー等で余計なEQをすることも必要無くなる(少なくとも自分の場合は)ので自分を含むそれぞれの楽器の本来の音が見えやすくなるといった具合です。時短にも繋がり音への不安も払拭されたのは僕にとっては相当な恩恵でした。 製品についての技術的なことはお恥ずかしながら知識不足のため分かりませんので感覚的な感想になってしまいますが、演奏に対してのモチベーションが上がったのは間違いありません。正直ここまでの変化があるとは思ってなかったので驚きました。

:::::::::::::解説(by:アンブレラカンパニー技術部):::::::::::::: 以前は、EQなどで他のパートの音を加工してモニターを作っていたようです。音色もバランスも変わるので違和感もあり改善したかったと。それが『HP-ADAPTERを使用することで簡単なレベル調整だけで済むようになった』と、これは何が起こったのか? この手のミキサーのヘッドホン出力回路はあまり注力された設計ではなく、ヘッドホンをつなぐことで音が変わってしまう駆動力が弱い回路です。HP-ADAPTERにバッファーとしての働きをさせると、ミキサーは頑張って出力しなくて済むので、そこでの音質変化を防ぎます。と、音質が変化することを防いだだけなのですが、これが最も正当で適切な方法。明らかにモニターしやすくなったという効果の程が、いただいたコメントからも読み取れます。 :::::::::::::::::::::::::::

 

音の分離がはっきりするので、他パートが何をしているのかが良く分かる。

HP-ADAPTERを導入して、感じたことは音の分離がはっきりするので(当然ですが各々が音作りの時点でしっかり棲み分けを確立させているのが前提です)他パートが何をしているのかが良く分かります。特に僕の場合ドラムの音がしっかり届いてきてくれるのが助かってます。会場によって音の鳴り方は異なりますが、大きな会場ほどステージへの音の回り込みが激しい為にカスタムIEMのイヤモニを使用していても「点」が見えにくくボヤけて聴こえることがよくありました。音の回り込みに対してどうにかするには会場、 ステージセット、 客席スピーカー、諸々が絡んでいるので、これをどうにかするのは現実的ではない...、じゃあ自分の環境下で何とかするには?というところから手元のモニター環境に目を付けて、 色々と調べていくうちにHP-ADAPTERと出会いました。全ての人に当て嵌まるかはケースバイケースだし、好みもあれば求めてるものがプレイヤーによってそれぞれあると思います。でも似たような悩みを持っていたり、 モニター環境に物足りなさを感じてる人は試してみる価値はあると思いますよ。 バックバンドとしてメインの方々が気持ち良く歌ってもらえる音を提供したいし、そのような環境を作るのが僕の仕事だと思ってます。なのでモニターした音に対して余分なストレスを抱えず演奏に集中できて、更に一歩突っ込んだサウンドメイクに取り組めるのはワンランク上のクオリティにすることができますよね。正直ここまで良い事だらけだともうHP-ADAPTER無しでは考えられませんし、逆を言えばHP-ADAPTERがあればどんな会場でも安心して気持ち良く演奏できるので必ず通してます!

:::::::::::解説その2(by:アンブレラカンパニー技術部):::::::::::::::: EQなどの余計な加工が必要なくなるので、より完成形に近いバランスでモニターでき、その中で自分がどのようにプレイすれば良いかをより明確に感じていらっしゃるのだと思います。気持ちよく演奏できるという心理的な部分もそうですが、HP-ADAPTERでのモニターの音質が、演奏内容にまで影響し、陰ながら作品のクオリティを押し上げるお手伝いができている事をあらためて実感しました。 :::::::::::::::::::::::::::

ミキサーのヘッドホン出力から HP-Adapter へ、出力は延長ケーブルを経てイヤホンという接続でお使いいただいたとのこと。演出上、ステージ上を移動することがあり、可動域をカバーできるようイヤモニも延長して10m近くの長さが必要。ヘッドホンのケーブルが長くなるのはケーブルの影響を受け音質的に不利な状況。それでも明瞭度が上がり、気持ち良く演奏ができるとも言っていただいてます。これは HP-Adapter のアクティブZEROインピーダンスの効果だと言えるでしょう。強力な出力回路により長尺ケーブルでもサウンドのクオリティーをキープします。

 

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