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Umbrella Company HP-ADAPTER / BTL-ADAPTER
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HP-ADAPTER / BTL-ADAPTERは、リファレンスサウンドのためのヘッドホン専用バッファーアンプです。
ヘッドホン出力端子とヘッドホンの間に生じる干渉を排除し、前段からの信号を音質劣化なく取り出します。
信号は新開発「アクティブZEROインピーダンス出力回路」によって"フラットな駆動電圧"に自動調整され、あらゆるヘッドホンを理想的に駆動します。
オーディオI/Oやキューボックスなどの音楽制作機材、ユニバーサルプレーヤーやDAP、PCなどの再生機のヘッドホン出力に接続するだけで、従来の使い勝手を変えることなく音質をアップグレードできます。
「音が悪くなる要素は何もない、音が良くなる要素も何もない」 リファレンスサウンドとはこうあるべきです。
標準ステレオフォン仕様(HP-ADAPTER)と、BTL駆動仕様(BTL-ADAPTER)の2タイプをご用意しております。
ヘッドホンのインピーダンスは数Ωから数百Ω程度ととても低く、ヘッドホンを理想的に駆動させることは、アンプ動作の負担が大きいため難しくなります。また、ヘッドホンのインピーダンス値は機種によって様々で振り幅も広く、しかも周波数ごとに異なる値を持っています。そして感度・能率もそれぞれ異なります。
さらに、一般的なヘッドホンのプラグにはステレオフォンプラグが採用されていますが、このプラグが曲者で、抜き差しの際に、端子間のショートが必ず起こります。つまりヘッドホンアンプには、ショートに対する対策も必須になります。
このような条件や問題の対策として、ヘッドホンアンプメーカーは「ヘッドホンアンプの出力インピーダンスがを充分低い値にしない」製品を製作し販売しています。つまり残念なことに一般的なヘッドホンアンプは、ヘッドホンが接続されることでレベルの低下や周波数特性の変化などの様々な悪影響を生じてしまい、理想的とは言えない「変化した音」を聴くことになります。
「ヘッドホンを接続すること」がヘッドホン出力の音質劣化の1番の原因であると言えるでしょう。何とも衝撃的で残念な事実が浮き彫りになりました。
ヘッドホンアンプの出力インピーダンスによって周波数レスポンスが変化するという事は、ヘッドホンアンプの違いによっても音は大きく変わるという事になります。
例えば、レコーディングの現場に自分のリファレンスヘッドホンを持ち込んでも、それをつなぐヘッドホンアンプが替われば音が変わるのは当然で、ヘッドホンだけ持ち歩いてもリファレンスになっていないのです。
リファレンスの条件を満たすにはヘッドホンアンプも含めたシステムを持ち歩く必要があります。
HP-ADAPTER / BTL-ADAPTERは、ヘッドホンとヘッドホンアンプの関係性から生じる問題を解決し、リファレンスヘッドホンモニターシステムとしての音質と信頼性を獲得しています。
HP-ADAPTER / BTL-ADAPTERを使うことで出音が変わる要素はなくなり、接続するヘッドホンに最適な駆動を実現します。
★ テクニカルガイド Vol.02 「ヘッドホン専用のバッファーアンプ」もご覧ください