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Umbrella Companyオリジナルのオーバードライブ/プリアンプ・ペダル"Hitchhike Drive"の最新の試奏動画が、いくつかアップされていますのでご紹介いたします。
アメリカ製のビンテージ・ツイードアンプに大いに影響を受けたオーバードライブであるHitchhike Driveは、アメリカンロックサウンドを彩るオーバードライブペダルとしてはもちろん、ブースターやプリアンプとしても最適です。
D(Deluxe)、T(Twin)、B(Bassman)とそれぞれのアンプスタイルをアナログ回路で追い込み、さらにSaturateスイッチ(高域成分だけに柔らかいコンプレッションを適応できる)によって、チューブアンプ特有の飽和感/トーンの温かさ、音のまとまり感を演出しています。
どんなアンプやギターに対しても適切なセッティングを見つけることができるようTREBLE/BASS独立のトーンコントロールを装備。4つのノブはどのポジションにも意味があり、滑らかで守備範囲の広い変化をもたらすようチューニングされています。
Saturateスイッチによって得られる高域の豊かな温かさはチューブアンプそのもののニュアンスがあるため、例えば良く言われる「JC対策」にも最適です。デジマートマガジンさんのビデオ収録ではギターアンプにJC-120が使用されていましたが、トランジスタアンプが正にビンテージツイードアンプのような芳醇な真空管アンプサウンドに様変わりしていました。その時の動画は以下のURLでご覧いただけます。
★デジマートマガジンのHitchhike Drive試奏動画(解説・試奏:村田善行さん)
https://www.youtube.com/watch?v=EeHMT-alRfs
世界で一番有名なギターペダルのレビューワーの一人である、Reverb.comのAndyさんが、Hitchhike Driveを弾いてくれました!
先日のNAMMショーの会場でもAndyさんにお会いして「Hitchhike Drive最高だよ~!」と絶賛してもらっていたのですが、多忙なAndyさんがわざわざHitchhike Driveの動画を作ってくれたのには感動しました!
色々なアンディさんの試奏ビデオを拝見して、「この人は相当なニールヤングのファンだな」とは前々から想像していたのですが、やはり動画のオープニングはニールヤング全開のサウンド(もちろんD=Deluxeモード)で弾いてくれたので、思わずニンマリしてしまいました。
また、ギターの手元ボリュームだけで震えるような歪から、クリーンなトーンまで変化させられる本機の特徴や、ハムバッカーとシングルコイルを切り替えながら、各3モードにおいてヘッドルームやトーンの違いがどれほどあるか、などを実演しながら解説してくれています!
アンディさんの指弾きスタイルの独特なニュアンスがとても伝わるかっこいい演奏です!
冒頭の楽曲は言うまでもなくNeil Young & Crazy Horseの "Love and Only Love"ですが、ニールヤングのDeluxeアンプの特徴的なサウンドが完全に再現されています。アタックが完全に飽和した激しいフルアップトーンがソロギターに全面的に使われていますが、少し設定を戻してあげるだけで落ち着いたクランチのバッキングトーンにもなっています。
アンディさんの演奏ではソロがDモードのゲインフル(TB=Top Boost)で、Saturateスイッチがオン。
バッキングはBモードでゲインは少し戻した10位、Saturateスイッチオフで演奏されていますね。
Hitchhike Driveはチューニングに携わった自分的には「Dモードについてはニール・ヤング全開」で開発したので、デジマートマガジンの村田氏の演奏も、Reverbのアンディ氏の演奏も「やはりこう来たか!」と個人的には嬉しかったです。ちなみに自分が意識したのは2ndアルバムの「Down By The River」と「Cinnamon Girl」のNeil & Whittenの2人それぞれのトーンでしたが、ニールは一貫して芯となるトーンが同じなので1969年も1991年もあまり変わらないですね。
Hitchhike DriveのDモードは、そのような激しい箱が震えるような Tweed Deluxeアンプのトーンも表現できつつ、よりブルージーなトーンから、クリーンに寄ったリッチなトーンまで幅広く利用できるようにチューニングされています。動画でも説明されている通り、手元のギターボリュームを動かすだけで強く歪んだサウンドから、クリーンなトーンまで得られるので、本物の真空管アンプと同じように、弾く人のフィールに呼応した無段階のサウンドバリエーションを得ることができます。
アンディさんの動画の後半では、モードごとのPUごとのサウンドの違いに触れています。このペダルから得られる多くのトーンを確認する事ができます。
また、動画の最後ではT(Twin)モードのヘッドルームの高いサウンドに注目し、Hitchhike Driveをトランスペアレントなクリーンブースターとして利用する例をあげています。また2バンドのEQを積極的に活かせる点についてもふれていますね。
アンディー曰く、「Tweed Deluxeの豊かなハーモニクスから、'59 Bassmanの力強いロー・エンド、そして豊かなヘッドルームとタイトさを兼ね備えた60年代のTwin」を一つのペダルで全て再現することができる。との高い評価で、アンディ自身このペダルを是非キープしたいということになったとお伺いしました!
是非REVERB.COMでHitchhike Driveを入手してください!REVERBスタッフの皆様、アンディさん最高の動画をありがとうございました!
★REVERB "HITCHHIKE DRIVE" 製品ページ
https://reverb.com/item/20059634-umbrella-company-hitchhike-drive
★REVERB "HITCHHIKE DRIVE" 製品紹介記事(日本語)
https://reverb.com/news/video-umbrella-company-hitchhike-drive-demo/locale/ja
もう一つのHitchhike Drive試奏動画は、Pop Guitarist Kenta Kuboさんによる動画コンテンツです。 Bondi EffectsのBreakers Overdriveの動画をアップしていただいたことがきっかけでメールを頂戴し、Hitchhike Driveのデモ機をお貸し出しすることになり、この動画を作ってくださいました! 各モードやSaturateスイッチの詳細について、かなり詳しい解説をしていただいており、動画は何と40分超!それでも卓越したギターテクニックとトーク&センスある編集テクニックで全く長く感じさせないのは流石!今後ぜひより多くの良質なコンテンツを制作していってほしい大注目のギタリストです。
Hitchhike Driveの動画では、まず久保さん一番のお気に入りとのことでBモードからスタート。
久保さんのお言葉をお借りすれば「煙たい感じ」のブルージーな演奏を中心に、ストラトのトーンを美しくプッシュしているのが最高です。
クリーンブーストから少しずつクランチ、オーバードライブへのセッティングをじっくりと試していただいているので、色々なトーンを聴くことができます。
「モニターしやすい歪で嫌味のないブーミーさ。しっかり輪郭があってタッチが非常に出しやすい」とご評価いただいました。ありがとうございます!
Tモードでは動画の中でも語られている通り、実は「クリーン設定で使ってほしい!」というのは実は開発者の私としても結構本音です(笑)。久保さんのクリーンカッティングの演奏、ジャズっぽいリッチなクリーントーンでの演奏は聴きいってしまうほどの美しい音色!Tモード、ぜひクリーンブースターとしても使ってみてください!
Dモードのデモ演奏は、デジマートさんやREVERBのビデオとはまた趣を変えて、Dモードの懐の深さをとてもよく解説していただきました!
ブルージーな指弾き演奏では、ピッキングのニュアンスだけでクリーン~感情的なブルーストーンまでを自在に操り、私のDモードに対するイメージ通りの演奏で最高です(タイム25:13~)。
タイム28:02からはDモードの幅広いゲイン変化をデモしていただいています。GAINゼロもかっこいいのですが、徐々に上げていくとクランクアップしていく感じが良く伝わると思います。ニールヤングだとSaturateスイッチをオンにしたくなりますが、久保さんのSaturateオフの演奏はとても参考になると思います!
本当にこのペダルの良さや特徴がとても伝わってくる素晴らしいコンテンツ動画に仕上がっており必見です!でも開封するところから始まるとは予想していなかったので・・・もっと綺麗なちゃんとした製品の箱で発送すればよかったと後悔しております(笑)。
またこの動画はアンブレラカンパニー製品を韓国市場に流通してくださっている SOUNDUS(Sound Square Company)さんが韓国語字幕を追加したバージョンも公開されたようです!
★韓国語字幕バージョン
https://www.youtube.com/watch?v=8ouymOQHKKI
素晴らしい動画をありがとうございました!
Umbrella Company 「Hitchhike Drive」の製品紹介デモ動画は、さらに新作が公開されていく予定ですので、その際にはまたご紹介したいと考えております。Hitchhike Driveをぜひ全国の楽器店さんで試奏してみてください!