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「国内で導入が相次ぐマイクバーシステムGRACE design Spacebarのデッカツリー「SB-DT」について解説!」

GRACE design Spacebarは、あらゆるマルチ・マイクロホン・セッティングにも対応可能なマイクバーシステムです。複雑なマイクアレイとなるSurround Tree、Decca Tree、Blumleinなどはパーツの組合せでシステムアップが可能です。

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【GRACE design Spacebar】

http://umbrella-company.jp/gracedesign-spacebar.html


【製品のシステム詳細(英文)】

https://umbrella-company.jp/manuals/grace-design_spacebar_englishmanual.pdf

https://www.gracedesign.com/products/catalog/spacebar_modular.pdf

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Spacebar
は、バーやマイクホルダーに刻印されたスケールを参照しながら、マイクカプセルの位置やアングルの調整を正確に行う事ができます。もちろん、セッティングのリコールも容易に行うことができます。

航空機用アルミニウム、真鍮、ステンレス鋼の素材で構成され、ラージダイヤフラムのマイクの重量にもバーがたわむこともなく耐えられる強度と耐久性を備えており、長くお使いいだけます。

世界的に著名なクラシック音楽が演奏される、国内の代表的なコンサートホールや、大編成の収録に対応した都内のレコーディングスタジオなどに、デッカツリー(Decca Tree)のSpacebar「SB-DT」が多く導入されるようになりました。今回、お問い合わせも多くいただくようになったため、このSB-DTを例にSpacebarのパーツ構成や事例など、纏めて解説いたします。(「SB-DT」をはじめ、XY、ORTF、NOS、ABなどのスタンダードなステレオマイキングテクニックに対応するステレオバー「SB-100」「SB-30/66」のデモ機をご用意しております。ぜひお気軽にご利用ください)

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デッカツリーは、まだステレオフォーマットが新しい1950年代に開発された、ステレオ収録のためのマイクテクニックで、T字型のマイクバーを用いて、マイクを3本使い三角形にセッティングします。(当時はマイクに無指向性のNeumann M50が使われていました)

デッカツリーは距離を約2mほど離したLRのマイクで広がりを演出し、その分痩せてしまうセンターの成分を中央のマイクで補う形で、スタンダードなステレオマイクセッティングと異なり、ボリュームのある優れたステレオイメージを作ります。

マルチチャンネルフォーマットの進化に伴い、様々なマイクセッティングが生み出され収録が行われていますが、広大な音場で立体的なステレオイメージを作るデッカツリーの方式は、現在でもコンサートホールでのオーケストラの収録や、レコーディングスタジオで映画のサウンドトラックなどの編成の大きな収録などで活用されています。

 

【Spacebar SB-DTパーツ構成】

SB-DTの重量:約2.5kg/式

1.E420(105cmのチューブバー、3本、560g/本)
両翼のバー(約2m)は、E420を2本連結させます。
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2.SB-AMH(アジャスタブル・マイクホルダー、3個、130g/個)
0.5度ずつつ正確に+90度~-90度まで測れる精巧なアングル・スケール付。

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3.E418(チューブ・ジョイント、1本、240g/本)
2本のE420(チューブバー)を接続に使います。
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8.SB-TJ90(90度でチューブバーをつなぐアタッチメント、1個、140g/個)
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9.SB-SMA(スタンド・マウント用のアダプター、1個、100g/個)
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1 オプション:SB-HB(ハンギングバーとガイドヨークのセット)

Spacebarを天井から吊るす必要がある場合には、画像のようにSB-HB(ハンギングバー)を使用できます。ハンギングバーの長さは、1m(SB-HB-1M)と2m(SB-HB-2M)からお選びいただけます。

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※2 ねじ規格について

Spacebarは、標準で5/8インチのSHUREタイプのマイクホルダー・マウント用のねじ仕様となっております。3/8インチ(AKGタイプねじ)でのご発注をご希望の場合には【特別オーダー】が可能ですので、別途お申し付けください。(マイクホルダー側、スタンド・マウントアダプター側、それぞれ個別にご指定いただけます)

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パーツ図

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【Spacebar SB-DT導入事例】

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株式会社アバコクリエイティブスタジオ
レコーディングエンジニア 柏倉 吉紀 様

★導入に至るまでの経緯についてお聞かせください。

柏倉様(以下:K):アバコクリエイティブスタジオは、主に映画やドラマなどの劇伴からポップスまで、特に大編成のレコーディングに使用していただいてますが、最近では弦楽器などの収録で、デッカツリー方式の「LCR」のマイクアレンジのニーズが増えてきました。

これまでは高さの稼げる直立の大スタンドを3本立ててセッティングしていましたが、2つのスタジオで同時にデッカツリーの作業をするようなケースも出てきたんです。

ここまで要望が増えてくるとは思っていませんでしたが、その場合には直立の大スタンドが6本も必要になってしまうので、対策を考えた結果、デッカツリーのバーを導入しようということになりました。

★デッカツリーのセッティングは、主にどのような編成の収録で使われているのでしょうか?

K:302スタジオでは、弦楽器ですと主に6型「6:4:2:2」の編成で、一番大きな301スタジオでは12型「12:10:8:6:4」に木管と金管を加えた編成などに使うことが多いです。
エンジニアの方によってマイクアレンジは異なりますが、一般的にはデッカツリーをメインマイクとして、マルチマイクを補助的に加えています。


★以前はステレオがメインマイクの主流だったと思うのですが、デッカツリーでの収録による効果は?

K:デッカツリーは、LR間の広いステレオマイクにセンターマイクを加えることによって、通常のLRのステレオマイクでは得られない存在感や重厚感が出てきます。
最近では、比較的若い世代のエンジニアの方が興味を持っていますね。


★Spacebar SB-DTを検討していただいたきっかけは?

K:自作のデッカツリーのバーを持ってこられる方もいますが、よくスタジオを利用してくださるクライアントの中に、必ずGRACE designのSpacebarを持って来られる方がいらっしゃって、実物はよく見ていたので気になっていて、導入の候補に上がりました。


★導入の決め手は?

K:他社製のバーも候補に上がりましたが、アクセサリーの充実さと拡張性にも柔軟に対応しているSpacebarがベストだと思いました。

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★マイクは何を使われることが多いですか?

K:通常はスタジオで常備しているDPA 4006が使われることが多いですが、Neumann M150やBrauner VM1など、ラージダイヤフラムの真空管コンデンサーマイクを持ち込まれて使う方もいらっしゃいます。


★Spacebarを導入されてからの評判はいかがでしょうか?

K:お客さんの評判はとても良いですね。

Spacebarはバーや他のアクセサリーを追加すれば異なるセッティングにも対応できたり、マイクの角度調整にも目盛りがついていて細かいセッティングにも的確に対応できるので、エンジニアの方から「何センチずらして」という要求にも応えられますし、とても気が利いている作りだと思います。


★先ほどSpacebarの拡張性や異なるセッティングについてのお話が出ましたが、SB-DTをアレンジしたデッカツリー以外のセッティングでは、どんな使い方が考えられるでしょうか?

K:デッカツリー以外の用途については、フィリップス方式を応用したセッティングなども考えられます。内側のペアを同軸系(XY、ORTF、NOS、DIN等)にして、外側をAB方式にすることで、お互いの欠点を2つのペアのバランスで補えないかなと思い試してみたいと思っています。

同軸系のペアの定位感の良さだったり、音色の明瞭さに、無指向性の広がり感や自然な量感の低域を足していったり、単純にAB方式のスペースをワイドにしたときに起こる中抜けしたような音像を同軸系のペアで補ったりできるのではないのかな、と思っています。

そのように使う場合は、SB-DTのセンターのバーを外して、マイクのアダプター「SB-AMH」を一個増やすだけで対応できると思うので、便利ですね。


★これからも確実なマイクセッティングと作業の効率化にお役立ていただけますと幸いです。
本日はありがとうございました。

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素材や重量感、扱いやすさなど、導入前にお確かめいただいてからご検討いただけます。
(SB-DT、SB-100、SB-30/66をご用意しております)
ぜひご利用ください。

デモ機のお貸出しについは、お近くの販売店、または弊社までお問い合わせください。

https://umbrella-company.jp/sales.html
https://umbrella-company.jp/demonstration.html

 

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