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マイクの表と裏側で完全に異なる2つのサウンドキャラクターを持っています。表側はファットでナチュラルな伝統的 リボンマイクサウンド、そして裏側は高域が美しく伸びたよりモダンなサウンドとなります。コンデンサーマイクのような高域の伸びがありながら決してギラつ かない、滑らかになじむ心地よいサウンドは他のマイクでは体験できない響きを持ちます。アコースティック楽器をナチュラルに録りたい場合はもちろん、ボー カル録り(吹かれにも強い)、太くラウドなギターアンプ、さらには高いSPLが要求されるキックドラムやスネアドラムなどにも最適です。従来のリボンマイ クの常識を超えた応用範囲の広さを誇っています。
繊細でスムースなリボンマイクサウンドをキックドラムやホーン楽器、スーパーラウドなギターアンプ、ベースギターなどのアプリケーションにも利用できます。形状記憶(シェイプメモリー)素材であるRoswellite(tm) をリボンに採用し、高いサウンドプレッシャーに完全に対応するアグレッシブなリボンマイクロホンに仕上がりました。アコースティックギターやボーカルなどのよりソフトな音源 ではKSM353ならではのスムースなリボントーンを再現できます。47FETを意識したというハイゲイン、極めて低い歪率とノイズフロアー、そして美しく温か いリッチな音質が特徴です。
*ギタートラック(withリズム)
*ギタートラック(ギターonly)
*ギタートラック(withリズム)
*ギタートラック(ギターonly)
*ギタートラック(withリズム)
*ギタートラック(ギターonly)
*ギタートラック(withリズム)
*ギタートラック(ギターonly)
☆レコーディングエンジニア:森田 良紀様
☆プレイヤー:竹田 佳功様(Guitar、球掟の創)
☆スペシャルサンクス:河野 芳人様、後藤 靖典様(球掟の創)
☆使用したHA:Vintevh Audio model473
リボンマイクは電磁誘導の原理をそのまま形にしたようなシンプルな原理のマイクロホンです。電磁誘導とは磁界中にある導体が動くと導体に電位差が発生し電流 が流れる。そうですフレミング右手の法則です。この導体を帯状(リボン)にすると空気振動を受けることができ、導体の振動から電気信号を得る事が可能にな ります。リボンは空気粒子の変位に逆らうことなく振動しなければならないので、極々薄く作られ軽量化を図っています。導体の材質には一般的にアルミニウム の薄く延ばした物(アルミ箔)が使用されます。その厚さは0.5~2μm程度しかなく圧倒的に薄いために壊れやすく、かなりデリケートです。保管状態に よってはリボンが伸びて戻らなくなってしまうなど、取り扱いにとても注意が必要です。
導体に発生する電位差は磁力と変位速度と導体の長さに比例します。この事か ら導体であるリボンを蛇腹状にし長さを稼ぎ出力を上げています。しかし、大きな出力を得ようとリボンを長くすると今度は周波数が高い振動についていけなく なります(高域のレスポンスの低下)、また重量が増し空気粒子の振動の妨げになってしまいます。出力レベルと周波数特性は常にトレードオフです。この部分 の解釈の仕方に各リボンマイクメーカーの特色が一番現れているのではないでしょうか。
従来のリボンマイクの振動帯(リボン帯) は極薄いアルミ箔でした。従来の技術ではベストな選択だったからです。
Shureのリボンマイク KSM313/NE、KSM353/EDではその振動板の素材に最先端のナノ素材であるカーボンナノチューブ(新素材Roswellite)を採用。リボンマイクの欠点とされてきた部分を改善しています。
コンデンサーマイクは振動板とその直後に配置されるバックプレートで形成されている。その距離僅か10μm、接触を避けるため振動板はピンと張られ、可動範囲が制限される。
リボンマイクロホンの振動帯は蛇腹に折られ磁界の中に吊るされた状態で、空気粒子の振動にリニアに追従。
一般的に音波は球面波となりますので、音源の近くでは音圧は距離に比例して小さくなるのに対し、空気粒子の移動速度は距離の2乗に比例し て小さくなります。そのため、音圧を検出するコンデンサ型に比べ、粒子速度を検出するリボン型は距離が離れると極端に感度が低下してしまうのです。逆に音 源に近い部分では近接効果による影響が大きくなります。このようにコンデンサ型とリボン型には音源からの距離による感度の違いがありますので、この特性を よく理解してマイキングを行う必要があります。
『楽器等の収音は、無闇に周波数特性やダイナミックレンジが広ければ良いというわけではなく、必要な情報にフォーカスして、それをどのように聴かせるかが重要だと思っています。』
『リボンマイクの特徴である、瞬間的なアタックを自然に抑えられる特性と低域解像度の高さ は、コンデンサーマイクやダイナミックマイク等が持ち合わせていない良さだと思います。レコーダーやプレーヤー、またはPAシステムの特性がリニアになれ ばなるほど、この2点は人間の聴覚に対して有利に働くと思います。』
『従来のリボンマイクは、取り扱いに注意が必要でセッティングに柔軟性が無く、音色的にも音 楽のジャンルを選んでしまう傾向があったと思いますが、本マイクは取り扱い面でも音質面でも、少なからずリボンマイクの使いづらさを払拭して新たな 可能性を引き出してくれたマイクだと思いました。』
『リボン自体が丈夫で音圧にも強いので、取扱いやマイキングに神経 質になることなく使うことができます。また、従来のリボンマイクと比べてボディーサイズが小さいところも、マイキングの自由度を上げており、様々な楽器の 収音に対応できるポイントだと思います。』
リボンマイク エレキギター アンプ マイキング『ゲインが高く、S/Nも驚く程良かったです。リボンマイク特有の滑らかな音色は、極端なEQを施した場合でも自然で耳当たりの良い結果をもたらしますリボンマイク。 従来のリボンマイクでは、例えばEQで高域を思い切りブーストするような場面では、「シャー、サー」といったノイズが気になってしまい、欲しい分だけブー ストできないことも多かったのですが、それが全く気になりません。S/Nの良さは、EQやコンプレッサーを使用した積極的な音色 コントロールの際にも、大きなアドバンテージになると思います。』
『全般の音質傾向としては、本来のリボンマイクらしい良さがしっかり出ています。エレキギターでは、立体感と力感のある非常に解像度の高い低音を、タンバリンでは、ピークを抑えて他のオケとの馴染みの良い高音を収録することができました。大音量にも耐えられるのでバスドラム、ブラス、大音量のエレキギターにも良さを発揮できそうです。』
『後でどうにでもできるようにと考えて楽器を録るなら、コンデンサーマイクを使うのが無難な のかもしれませんが、自分がこの楽器をどういう音色で録りたいというビジョンをはっきり持って録音に臨むならば、必然的にこのリボンマイクを 使いたい場面が出てくると思いますし、その時には他のマイクよりも良い結果が得られるでしょう。』
音の抜けが違う!U87と比べても全然良い!
コンデンサマイクでオンマイクだと瞬間的な音圧に対して振動板の可動範囲の制限があるからコンプレッション感があるんだけど、このKSM313/NEリボンマイクロホンにはそれがない。アタックのスピード感も綺麗に拾えます。
時間の都合でテスト出来なかっ たけど、ハイハットなんか良いんじゃないかな。あと、和楽器には最高だと思う。僕の経験から琴・三味線等の強いアタックはコンデンサだとさっき話したよう にコンプレッション感があって上手く録れないんだけど、KSM313だとそれがないからとてもマッチするんじゃないかな、ぜひ試したいですね。久々に良いマイクに出会いました!ペアで揃えたいですね、欲しい!』
フリーダムスタジオ
『本当に必要なのは優れたマイクロホンとマイクプリアンプだ。リボンマイクこのアメリカンメイドのリボンマイクロホンはマイクロッカーの中でも一際印象的だ。最初にこのリボンマイクに出会ったのはAESショーの会場でした。どんなマイクでも私はその作りの良さに注目します。そしてソニックなカーブ、周波数レ スポンス、私のレコーディングする楽器にマッチしているかを見るのです。リボンマイクが持つ温かみおあるサウンドは印象的でした。ファットで温かく、アコースティックな生楽器にも、アンプを通した楽器にも良く合い ます。私はボーカル、サキソフォン、トロンボーン、ホーン、そしてフェンダーやマーシャルのキャビネットにもこれらのリボンマイクを使います。今関わって いるサイケデリックロックバンドの録音ではオーバーヘッドのドラムスにも使っています
このサウンドの温かみは正に近代のマイクロホンに欠けてしまっているものと言えます。最近のマイクは大方ブライトすぎますし、冷淡なサウンドだと思いま す。そういう方は本リボンマイクを試す価値があります。私のフェイバリットNeve8068、API、Great River、Focusriteといったマイクプリとの相性も抜群です。
クライエントからも良くそのサウンドの素晴らしさを絶賛されます。ドブロギターの録音をしていたらプレーヤーが(そのサウンドが素晴らしく)びっくりしてしまった事もありました!
ステンレスの強靭なボディーと丁寧な作りが施され、アメリカで作られています。とても品質にこだわっている事が感じられます。素晴らしい道具であり、価格も賞賛に値します。
リボンマイクはEQを極力使わない私のレコーディングに最適です。それぞれ特徴の違う3タイプのリボンマイクサウンドを使い分けることで本当にクリエイティブに様々なアプリケーションに対応できるのです!』