クリエイティブな音楽機材の
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プロデューサー/エンジニアのサム・フォードは、20年以上にわたって優れたレコードを作り続け、その特別なサウンドとヴァイブスで知られるようになりました。 オーストラリアのThe Silentsのベーシストとしてキャリアをスタートさせ、Abbe Mayのツアーに参加したサムは、参加したプロジェクトでのデモ・レコーディングを始めるようになりました。プロデュース能力に長けていた彼は、Pondのファースト・アルバム『Beard, Wives, Denim』、さらにAbbe Mayの『Design Desire』でプロデューサーを務めました。それが彼の音楽制作とレコーディング・アートのキャリアが始まるきっかけとなったのです。
SF: 23年になるよ!
SF: 私はいつも録音された音楽のサウンドとテクスチャーに惹かれていました。The Beatles, Pink Floyd, AIR......私はミュージシャンとしてスタートし、母の家の地下室で古いベリンガーの16チャンネル・ミキサーと、その辺にあったマイク数本を使ってバンドをレコーディングしていたんです。私はずっとサウンドのビジョンを形にしたいと思っていました。
SF: 私が初めて買ったマイクプリは、Chandler Limited/EMI Abbey Road StudiosのTG2プリアンプだったんですよ!今でも常に使用している機材です!
SF: TG2 Mic Pre Amp、Zener Limiter、Curve Bender EQ、Germanium Compressorのマスタリング用ペア、124 Compressorのマスタリング用ペア、RS660 Compressorのマスタリング用ペアを所有しているよ。また、シリアルナンバー100以内のREDD Microphoneを所有できたのはとてもラッキーだよ!
SF: Chandler Limitedの機材は私にとって、音をキャプチャーしたりマニピュレートする際のパーフェクトなパレットだと感じています。
あなたが使っているChandlerの機材について、どのような音源でそれを使用したのか、またはその理由について教えてください。
Where: 私のレーベルTone City Recordsと契約しているDICEの最近のレコード『Midnight Zoo』では、RS660がギター、ドラムのオーバーヘッド、ドラムルーム、ギターグループのミックスに使われました。
Why: RS660 Compressorは、ミッドレンジに確かな透明感とグリッドさを引き出してくれる。とても太いサウンドなんだけどスムースになる。私はLimitモードがが大好きなんだ!レコーディング中にコンプ・モードでミックス・バスをまたいで使うこともあったが、針はほとんど動かなかったよ!
https://umbrella-company.jp/products/rs660/
Where: DICEの作品『Midnight Zoo』のレコーディングでは、RS124をベースギター、アコースティックギター、ピアノ、ヴォーカル、ドラムのオーバーヘッドに使用したよ。アルバムのミックスでは、リード・ヴォーカルとベースに使ったね。
Why: 私は本当にRS124をほとんどの録音使っているんだ。超お気に入りのコンプレッサーだよ!特にSuperfuseモードが大好きで、存在感がでるのに決してキツくならないし、超ファットな音にしたり、ルームマイクやドラムキットを激しくリミッティングさせても、サウンドは滑らかさを保つことができる。ドラムのバストラックにも使用しているよ!
https://umbrella-company.jp/products/rs124/
Where: DICEのシングル「Supervision」では、Germanium Compressorをミキシングでドラム・バス全体に使っているね。ほぼすべてのミックスで、ドラムのパラレル・コンプレッションとして使っているんだ。またはギターのバストラックでも使うよ。
Why: Germanium Compressorは超オーガニックなサウンドで、何の素材であってもマッシブに仕上げることができる、特にローエンドへの効きは抜群だ。ウェット/ドライのオプションも気に入っているし、僕が持っている他のどの機材とも違うサウンドを得ることができる。
https://umbrella-company.jp/products/germanium-compressor/
Where: 自分のフェイバリットEQだ。私のミキシングデスクをCurve Benderで満たしたいくらいだよ!DICEのアルバム『Midnight Zoo』のミックス・バスでも使用している。私が行うミックスは全てCurve Benderを通過するんだ。セッティングを変えることはめったになくて、このスタジオのサウンドを決定つけている主のような存在だ。
Why: TG12345 Curve Bender EQは、とてもオールドスクールなサウンドですが、同時にモダンでもあるのです。私のお気に入りの古いレコードと同じトーンやフレーバーを持ちながら、より深く掘り下げる柔軟性も備えています。
https://umbrella-company.jp/products/tg12345-curve-bender/
Where: DICEの『Midnight Zoo Album』のレコーディングでは、ボーカルとベースによく使ったよ。通常ボーカルレコーディングでは、RS124などを前段において、軽いリミッターセッティングにするんだ。ドラムのルームマイクやベースでも同様だよ。ミックスではADにいく直前でTHDモードで使う事もあるね。
Why: ミックスとマスターでTHDモードを使うとサウンドをとても音楽的にすることができる。中音域が前に出て、とてもクールなんだ!
https://umbrella-company.jp/products/tg12413-zener-limiter/
Where:REDD Microphoneは私にとって主要なボーカル・マイクだ。DICE『Midnight Zoo』アルバムにおいても、ほとんど全てのものに使っているけど、ボーカルとアコースティック・ギターがメインだ。ルーム・マイク(MONO)としても時々使用するよ。
Why: REDD Microphoneで悪いヴォーカルサウンドになったことは一度もない。常に素晴らしいサウンドで、ミックスの正しい位置にヴォーカルが収まるし、コンプレッションもよくかかる。ゲインを左右にクリックするだけで、様々なトーンが得られるのは驚異的だよ!
https://umbrella-company.jp/products/redd-microphone/
Where: これは僕が初めて買ったマイクプリアンプなんだ...アビーロードのサウンドが欲しくて、子供の頃に小銭を全部貯めて購入した!キックとスネア、ベースとキーボードのDI、エレキギター、ボーカルにTG2を愛用している。
Why: TG2プリアンプは、ユニークなトーン・キャラクターを持っています...言葉は悪いかもしれないが、私には「squishy」なサウンドに聞こえる。硬質なサウンドではまったくなく、クリアでありながら、スーパーリッチで、まるでバターのようなサウンドなんだ。クラシックなサウンドで、TG以外のものはTGのように聴こえない!...私のスタジオにある他のプリアンプでは決して得られないサウンドをTG2は持っているんだ。
https://umbrella-company.jp/products/tg2/
Sam Ford、Tone City Recording Studios、Tone City Record、そして彼のChandler Limitedの機材についてもっと知りたい方は、https://tonecityrecording.com/、またはINSTAGRAMで@tonecityrecordingをフォローしてください。
◎ CHANDLER LIMITED 日本語ブランドページ https://umbrella-company.jp/brand/chandler-limited/