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1970年代の登場以来、数多くの歴史的名曲、名演奏を記録し続けてきたNEVE8000シリーズコンソール。

その音楽的なNEVEサウンドを決定付けるチャンネル・モジュールの伝説的名機「1073」は、製造されてから40年以上経った現在でも、大型スタジオでコンソールにマウントされた状態で、あるいはモジュールをラッキングして、メンテナンスを施しながら世界中のエンジニアやミュージシャンによって名曲を記録し続けています。

レコーディングスタジオのマルチトラックレコーダーが、SONY PCM-3348をはじめとするテープメディアからDAWに移行しはじめた1990年代後半以降、マイクプリアンプやコンプレッサーなどのアウトボードのニーズが高まり、「OLD NEVE」をはじめ名機の価値も再認識されるようになります。

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当時の1073のモジュールは生産数が限られていたために、発売当時の数倍もの高値で取引されるようになり、入手も困難を極めました。また状態の個体差も激しく入手するリスクも高かった状況から、世界中のプロオーディオメーカーはこの名機のレプリカ製品を発売するようになりました。

忠実に復刻した代表的なブランドであるVintech Audioは、1997年に1073を新品のパーツによって忠実に再現し、更に使い勝手を向上させたモデル「X73」を発売し、機能的且つ完成されたリッチなサウンド、そしてコストパフォーマンスの高さで海外だけでなく、日本国内で瞬く間に評価されるようになりました。

今回は、Vintech Audioの人気機種であり、世界中のプロフェッショナル・スタジオで活躍する「X73」の魅力を改めて紹介したいとと思います。

★X73

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X73は、リズム録りに対応したスタジオには複数台が導入されています。ドラムやベース、ギターアンプ、アコースティックギターなど、リズム録りのすべての楽器の収録にも対応し、またストリングスやブラス、そしてキーボードなどの上物の収録にもリッチなサウンドに作り上げることができます。

また、小規模なスタジオやプライベートスタジオでは、ボーカルなどのメインの楽器の収録はもちろん、ギターアンプやアコースティックギター、またDI入力を使いベースのライン録りやキーボードの収録にもおすすめです。更に、ライン入力にも対応しているため、ソフトシンセや既に収録された生楽器の素材をDAWから入力(ハードウェアインサート)して、NEVEならではのオープンでリッチな質感を加えて、理想的な音に仕上げることもできます。


【X73の魅力的な5つのポイント】

1、クラスA動作のビンデージ・プリアンプを見事に再現

X73サウンドを決定付けているクラスA動作のアウトプット回路には、オリジナル同様の2N3055 NPNパワートランジスタを使用し、またスチロール・コンデンサー、ELMA社のゴールド・コンタクトのロータリー・スイッチなど、細部のパーツに至るまで精巧にOLD NEVEを再現し、希少なビンテージNEVEサウンドの再現に貢献しています。

20ポジション、ステップ・ゲイン採用のヘッドアンプは、中低域へのリッチで重厚な倍音、滑らかでシルキーな高域を持つ至上のビンテージ・トーンを精密に再現しています。

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2、より詰めたサウンドメイキングが可能な3バンドEQセクション

オリジナルの1073のHi-EQは12kHz固定で、ブーストするだけで抜けが良く心地よい質感を加えられることで、A.ギターを始め様々な楽器に使われていましたが、X73では更に10kHz、14kHz、16kHzの3ポイントを選択できるようになり、1073以上に詰めた音作りが可能になっています。

・Hi-EQにはオリジナルの12kHz固定に加え、10、14、16kHzを選択可能
・Mid-EQはオリジナルの7.2、4.8、3.2、1.6、0.7、0.36kHzに加え10kHzも選択可能
・Low-EQはオリジナル同様の35、60、110、220Hzを選択可能
・Low-Cutはオリジナル同様の50、80、160、300Hzを選択可能

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3、1073のサウンドを最大限に生かすための「アウトプットボリューム」

1073はゲインを適正な設定よりも更に上げていくことで、よりリッチで音楽的な歪みや倍音成分が付加されます。その独特の質感も伝説的名機となった一つの要因ではないかと思います。

しかしながら、オリジナルの1073モジュールはコンソールのチャンネルモジュールであるため、アウトプットボリュームは付いていません。ゲインを上げて心地よいサウンドを作ることができても、適正なレベルでレコーダーに送るためには、コンソールの場合はチャンネルフェーダーを使い、ラッキングされたモジュールの場合は、別にアッテネーターなどを用意するしかできませんでした。

X73には可変タイプのアウトプットボリュームが装備されています。ゲインを上げて倍音感のあるサウンドを作り、本体内で適正なレベルに調整して出力することができるため、1073の大きな魅力であるゲイン設定による幅広い音色変化を自在にコントロールして収録することができます。

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4、ベースやキーボードなどにも対応可能なHi-z楽器入力を装備

オリジナルのNEVE 1073には搭載されていないHi-z楽器入力を装備したことにより、ギターやベース、キーボードなどの収録にも対応します。上記のような入力レベルの追い込みとEQの設定などによって、オリジナルでは得られないサウンドを作り出すことができます。

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5、安定感のある動作を生み出す外部パワーサプライユニット

Vintech Audioの製品は、専用の大型のパワーサプライユニット「X-PSU」を使用することによって、安定感のある動作と低ノイズで力強いサウンドを生み出します。

また、日本国内で出荷されるジャパン・グレードモデルは「電圧レギュレーション率向上モディファイ」が特別に施されています。内部配線による電圧降下を補正するsensing配線の追加によりレギュレーション能力を大きく向上させ、オーディオ系統のS/Nを向上させます。

更に純正のDCケーブルに加え、バイパスコンデンサを仕込んだ特別な【サウンドチューニングDCケーブル】を同梱しています。サウンドチューニングDCケーブルは、電源ラインから音声信号のエネルギーバランスをトリートメントする作用があり、オリジナルのサウンドニュアンスを保ちながらも、聴感上の周波数レンジやダイナミックレンジを拡大し、フレッシュで活き活きとした躍動感を演出します。

http://umbrella-company.jp/japan-grade.html

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