ペダルビルダー”3 degrees audio”とペダルデモンストレーター”knobs”からの協力を得て誕生したblooper(ブルーパー)は、従来には無いクリエイティブで音楽的なファンクションを数多く搭載したルーパーデバイス。高解像度のループと創造的なマニピュレーションを融合し、ループプレイを全く新しい、特別な次元へ導きます。
シンクさせ、ループさせ、レイヤーさせる。2チャンネルの意欲的なモディファイアを適用し、ループへ書き込む。最初のループへ戻る。更に繰り返す。完成した最高のテクスチャは保存して、いつでも呼び出しが可能です。
まるで風景を描くように、自在な表現を可能にするデバイス。Chase Blissだから出来た、最も楽しいループペダルです。
*blooper; どじ、へまをする、(映画などの)NG集
blooperはループへ適用できるモディファイア(エフェクト)を多数搭載。再生速度やピッチの変更、逆再生、グリッチ、フィルター、ループの入れ替え、ランダマイズもお手の物。モディファイアを適用してオーバーダブを重ねることで、音楽的にループパフォーマンスを展開させられます。
モディファイアは2チャンネルx3種類、更にdipスイッチでバンクを切り替えて合計12種類を瞬間的に適用できます。USBで好みのモディファイアへ入れ替えることも可能です。
Smooth Speed
テープマシンのようになめらかな再生速度変更。オーガニックで流体のような時間変化を楽しめる。時には、物事をゆっくりと進めよう。
Filter
ループがやかましい?スリリング?デュアルモードのFilterをオンにしよう。ハイパス/ローパスフィルターを無段階に切り替え、高音域はまろやかに、低音域には多くのスペースを作り出します。
Swapper
スワップすれば、楽しさは無限大。ループの一部を入れ替えます。マニュアルトリガーの他、プレイのダイナミクスで入りかえを起こすのも可能です。
Stutter
DJ TIME!! ビート・リピートとしても知られる、DJのようなエフェクト。現在の瞬間へラッチして、レコードをスクラッチするように繰り返します。
Speed Trimmer
ループを正確なサブディビジョンで縮小。リズムや拍子に追従させることが出来ます。
Dropper
おっと!ループの一部を欠けさせて、無音を創り出すのがDropper。各ドロップのスムースネスや長さは、適用するたびに異なります。
Trimmer
長いループをトリミングして短縮。タイミングを調整したり、ループで鑑賞させたり、ループの中に短いループを作ることも可能です。
Stepped Speed
Stepped Speedは効率性と正確性が全て。ループの再生速度を5度とオクターブのレンジで変更することで、音楽的に追従させられます。
Scrambler
Scamblerはいつもぐちゃぐちゃ。ループのタイムラインを壊し、あちこちへ行ったり来たり。異なるパターンやランダムな着地を生みます。
Stretcher
各ループに潜むミクロの世界を冒険したり、逆にボカして凝縮したりできます。しかもピッチには影響を与えません!
Stopper
楽しいことにも、いつか終わりがやってくる。Stopperはループの終わりを演出するのに最適で、ボリュームのフェートアウトやテープストップ効果を作り出します。
Pitcher
ループの速度を変更すること無く、ピッチを変更してトランスポーズを可能にします。3オクターブまでのアップ/ダウンに対応。
blooperは3つのレコーディングモードを備えます。Normalモードがblooperの後ろにモディファイアが置かれているように機能するのに対し、Additiveモードではループに行った変更全てを、オーバーダブへ書き込むことが可能です。
ブレイクや異なるテイストのループへのトランジションを作り込んだり、常に展開、進化するループパフォーマンスを行えます。あなたが聴くものは、blooperも聴いているのです。
Samplerモードは構築したループをサンプラーのようにワンショットで頭出しが可能。標準的なループの代わりに、素早くインタラクティブな再生ができます。
従来のデバイスでは1回のみだったアンドゥ/リドゥは、blooperでは8レイヤーまで可能に。Additive Recordingでたくさんエフェクトを重ねても、レイヤー機能でいつでも元のループへ戻ることだってできます。
ループのヒストリーを行き来すれば、まるでタイムトラベルをしているように演出できるでしょう。レイヤーの切り替えはLayerノブのほか、フットスイッチへ割り当てることも出来ます。
モジュレーション、ピッチの揺れ、ノイズといった複合的なエフェクトをループへ付与して、オールドテープのような雰囲気を演出できます。ループに手触りまで感じられるような躍動感を与えて、アナログな世界まで引っ張り出しましょう。
AdditiveモードではStabilityエフェクトも書き込まれるので、オーバーダブを繰り返して段々と朽ちていくオープンリールデッキのような演出だって可能です。
オーバーダブ中に後ろで鳴っているベースとなるループを、段々とフェードアウトさせるのがRepeatsノブ。一般的なルーパーの挙動が欲しいならRepeatsは最大に。ですがユニークで興味深いループパフォーマンスは、このノブから始まります。
常に録音、かつループをフェードアウトするよう設定すれば、blooperはディレイのようにも使用できます。フィードバックにモディファイアを適用して、無限にトーンをカスタマイズしましょう。
blooperを共同開発したペダルデモンストレーター、”Knobs”によるビデオマニュアルシリーズ。
Youtubeの設定から日本語字幕をオンにして御覧ください。
フルMIDI制御、CV、EXPペダルコントロール、外部デバイスとのシンク、レイヤー情報を含めたループの保存と呼び出しなど、あらゆるモダンな操作に完全対応。Chase Blissスタイルのrampingコントロールでパラメーターをモジュレートさせれば、blooper自身でノブをモジュレートすることも可能です。
dipスイッチでキルドライ、ストレートオーバーダブ、ループ速度とrampingのシンクなどの機能も追加でき、ループパフォーマンスを新たなレベルへ押し上げます。