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名機1176コンプレッサーを次のステップに昇華させ、日本国内でもユーザーが増えてきているBeta76は、その丁寧なサウンドメイク、信頼感のおける上質なクオリティ、創造性あふれるアイデアで、久々の大物ブランドの登場を感じさせてくれます。まだお試しになっていない方は、是非一度そのサウンドや実機に触れてみてください。

そんなWesAudioから新製品が続々とアナウンスされています。

まず本日ご紹介したいのがAPI500モジュールで新登場する「DUE-PRE」。

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いかかでしょう?久々に外観だけで気持ちが盛り上がるマイクプリだと思いませんか?

中身が以下のようにとても豪華で、細部まで丁寧な設計と組み上げがされていることが一見して伝わってきます!

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WesAudio DUE-PREの最大の特徴は、プリアンプ回路をREDモード(NEVE 1073、英国スタイル)とGREENモード(APIタイプ、米国スタイル)で切り替えられる事です!両モードそれぞれが『王道のビンテージ・サウンド』であり、この2つのサウンド・キャラクターを1台のマイクプリアンプの中に組み込み、スイッチングできる事は夢のようです!

Carnhill製のトランスフォーマーをユニークな回路構成の中に取り入れ、さらにディスクリート・オペアンプ構成の回路を切り替える事で、NEVE特有の美しいアナログ質感とAPIのようなパンチのあるアメリカンサウンドを1台の機器の中に集約しています。

また入力PAD(20dB)と出力PAD(8dB)を個別に装備した事で、それぞれのモードでプリアンプ回路と出力トランスでの、サチュレーション質感を変化させることができるので、ざらついた質感から、滑らかなアナログ感まで、幅広くサウンドメイクすることができる点は大きなアドバンテージです。

フロント側にも、XLR/フォン端子コンボの入力を備え、マイク入力、または楽器用のD.I入力として使用できます。

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color your sound“をキーワードに展開されるWesAudioの新作 DUE-PRE にご期待ください。


– 高品位なGrayhill社製のゲインスイッチ採用
– 64dBもの最大ゲイン(0.5dB以内の精巧なマッチング)
– Canrhill社製の入出力トランスフォーマー搭載
– 20dB 入力PADスイッチ
– 8dB 出力PADスイッチ (プリアンプ回路とトランスでより倍音質感を得られます)
– 位相反転スイッチ
– +48Vファンタム電源
– フロントパネルに自動センスのXLRコンボ入力
– Hi-Z FET DI入力(信号は入力トランスを通ります)
– LED VUメーター
– Input impedance: 1200ohm
– Output impedance: 600ohm
– Max. output level: RED (+27dBu); GREEN (+23dBu)
– min THD ratio: 0.005%
– Total gain: 64dB
– Power: up to 5W

 

また近年ここ日本でも人気が急上昇のAPI500互換モジュールについて、電源ラックによる音質の違いなども話題になってきています。

いよいよ国内発内となるWesAudioの『Supercarrier』は、10スロットの高品位なAPI500専用の電源ラック。2500mAものトータルカレントを供給する「2ウェイ・外部パワーサプライ仕様」で、安定した機器動作を実現しています。また1~8スロットについてはDsub25ピンでの入出力も可能です。またスロット横にステレオリンク用のスイッチも備えています。

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もちろん、一番期待されているのがコレ、_MIMASかと思いますが、こちらはもう少し発売開始まで時間がかかりそうです。

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とにかく、今年はWesAudioから目を離せそうにありません!順次詳細を発表、発売していきますので、どうぞご期待ください!

 

WesAudio製品ページはこちらです
http://umbrella-company.jp/wesaudio.html

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