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Recording プロオーディオ

GRACE design m101 導入事例 | ヴァイオリン奏者 松本 一策 様

松本 一策 様GRACE design m101コメント

ご自宅のスタジオにGRACE design m101を導入して頂いている松本さんから、導入の理由や使用感などについてコメントを頂きました。
コンパクトなm101のシンプルながら洗練された機能の魅力を、プロフェッショナルな目線で語っていただいております。

ヴァイオリン奏者 松本 一策

プロオーケストラ団員として7年間勤務後フリーランス奏者として活動するため退社。活動内容は個人的なコンサートの他、オーケストラのゲストコンサートマスター、オーケストラや室内楽の編曲など。
自宅スタジオで収録の仕事に多く携わっている。

m101を選んだ理由

・ヴァイオリンの収録を極めて無着色でクリアーに素材の音そのものを捉えて欲しいという目的。
・インターフェース内蔵のプリアンプのレベルを上げるとノイズが乗ってしまう対策。
・1chというモノラルに能力を全振りしたモデル。
・ハーフラックサイズというコンパクトさ
・予算とメーカーそのものの理念(ほかの製品やクラシック音楽界隈での絶対的な信頼度)

GRACE design m101

導入前はオーディオインターフェースのマイクプリを使用

導入する前、インターフェースはRME社のBabyface Proとaudio-technicaのマイクAT4040を使用していました。

ヴァイオリンは柔らかく美しい音を収録するにはマイクを楽器から多少離さなくてはいけなくて、そのためゲインを上げる必要が出てきます。インターフェースの内蔵プリアンプですと、とくにクラシック音楽のようなジャンルですとノイズが気になってしまうため、本製品がうってつけだと考えました。

収録する音に絶対的な安心感

導入後は、基本的には自宅収録のみに使用しており、自宅スタジオから収録音を納品しておりますが、収録する音に絶対的な安心感と信頼が得られたことは仕事をする上でとても大きいです。

GRACE design や Umbrella Company のサイトでは、DPA社のピンマイク(4099A)の使用例も記載があるのでそちらも利用しましたが、インターフェースに直差しよりも雑味などがなくなり、クラシックのような小編成で素材の音の価値がかなりのウエイトが置かれる音楽にはよい選択になると思います。

実際に使用されているm101

余計なことはしない。シンプルで最高なもの

これまで他社のプリアンプを複数台使ってきて思うのは、結局は使いやすさかなと感じます。私のようにクラシック音楽の人間はEQやコンプなどの知識がない人も多く、さまざまな機能が付いた機材は逆に宝の持ち腐れになる可能性がありますが、m101のコンパクトさとキャラクターの存在感は他の製品にはないものだと感じています。

余計なことはしない。シンプルで最高なもの。それが、すくなくとも自分には求められている機材でした。

もちろんさらにお金を出せばさらに高価で高品質で透明なプリアンプはあると思いますが、個人の活動としてこちらのコスパの高さはさらに高いものとなりえるでしょう。

シンプルさが伺えるバックパネル

角が取れ透明感のあるリボンマイクモード

このプリアンプの機能のひとつとして【リボンマイク】があります。ヴァイオリンの音は反響の少ない狭いスペースでコンデンサーマイクで収録すると、あまりのクリアーさにすこしきつい音になってしまうのは気になっていたため、sE Electronics社のリボンマイクVR1を導入して本機につないで使用したところ、良い具合に角が取れた透明感のある音色を収録することが出来ました。

単純だからこそ、ゲインを上げてもさまざまなマイクの性能をしっかりとらえることができる、コスパの良いプリアンプとしておすすめできる一品かと思います。

フロントパネルのribbonモードスイッチ一つでシグナルパスを最適化

リンク集

GRACE design m101 製品ページ:https://umbrella-company.jp/products/m101/

m101 はデモ機をご用意しております。 ご興味のある方は、お近くの販売店、または弊社までお問い合わせください。
デモ機のお貸出詳細:https://umbrella-company.jp/demonstration/

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