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今年の4月に国内での取り扱いを開始したばかりのOhma Worldですが、既にクリエイティブなプロフェッショナルを中心に広がりを見せつつあります。
今回はそんなOhma World製品を、いち早く使用して頂いたクリエイター・エンジニアの皆様からコメントを頂きました。後半にはご提供いただいた比較音源もありますので、見た目だけでは無い、Ohma Microphoneの実力を是非ご覧ください。
Ohma Condenserへのコメント Ohma Ribbonへのコメント Ohma Ribbonの比較音源 製品・ブランドページ等へのリンク
Ohma Worldは米Recording Magazineで取り上げられるなど、世界的にも注目が集まっている。
kidlit
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東京生まれ。作編曲家、ピアニスト、ボーカリスト。 三歳からピアノを始め、音大在学中より活動を開始。作編曲からミックス・マスタリングまでを一人で完結するソロアルバムをコンスタントに制作する他、アーティストへの曲提供、劇伴、ライブサポート等様々なフィールドで活動。ピアニスト・ボーカリストとしても多数の作品に参加している。
X(旧Twitter):@chi_e Instagram:@kidlit_chie
kidlitさんには5/3に開催されたOhma Microphone試奏イベントにてお試し頂き、カスタムカラーのOhma Condenserをご購入頂きました。
kidlitさんコメント
"Ohma Condenser、さっそくいくつか小さな楽器とボーカルの録音を試していたのですが、非常に録り音の質感が良く、取り扱いも容易なため自宅用としてこちらを選んでよかったと思いました。ScalesやHolesなど他のスクリーンの導入も検討しているところです。"
kidlit様ご購入のカスタムカラーOhma Condenser (Sunglow Yellow/Sky Blue)
adaptrook
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音楽性は幅広く、ヒップホップやジャズ、ラテン音楽、電子音楽の影響を受けており心地よいグルーヴ、特異なビートに描かれるサウンドスケープはディープで革新的で国内外アーティストのRemixや楽曲提供、作品のリリースを行っている。ドイツ機材メーカーNATIVE INSTRUMENTSのサンプルキットEXPANSION"CONCRETE SUN"にサウンドクリエーターとして参加している。
Instagram:@adaptrook
adaptrookさんにはOhma Condenserをお試しいただき、トラックメーカー視点でのコメントを頂きました。
adaptrookさんコメント
今回Ohma Condenserをご使用させて頂きましたadaptrookです。フィールドレコーディングを楽曲制作に取り入れることが多いのですが、今回は自身のスタジオにてボイスやシェーカーなどのパーカッションを録音しました。
楽曲制作ではAbleton Liveをホストにハードのサンプラーやエフェクター、シンセサイザーを使用しています。その際、個人的に大切にしていることは音質も勿論のことながら”触りたくなる機材”です。Chase blissのMOOD MK2やblooperをサンプリング機として使っていますが、その理由は音の変化がユニークなことと、デザインが可愛いことです。そう”触りたくなる機材”です。今回使用したOhma Condenserはデザインがいい!パッと見、マイクだとわからない人もいると思います。
昨今はサブスクなどのサンプルソースも充実して手軽にサンプリングも出来て便利です。ですが”触りたくなる機材”Ohma Condenserでひと手間かけてよりオリジナリティを追求するのもオススメです。
スクリーンは別売りなんだけど、何本もマイクを所有するのってハードル高いので、スクリーンが録りたい音によって交換できる点もいいですね。シェーカーにはStripesが一番音がハッキリしていて録音後の制作で他の音と混ぜやすい印象。他にもWindowsはシェーカーを録音した5種の中では個人的には広がりがあって一番好みでしたね。ボイスはMotifがオールラウンダーで、感触として男性中域にはよかったですが、コチラに関しては発声の仕方や声質、曲調で色々と実験的に作っていくことが出来るのは面白いと思います。
Ohma Microphoneで日常的に存在する音をどんどん取り込んでエクスペリメンタルな楽曲を作っていきたいですね。
太田タカシ
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1984年千葉県出身、バンド活動をする傍ら専門学校でレコーディングを学び、卒業後は音楽事務所のスタジオに勤務しレコーディングをしつつアレンジの基礎と制作進行を身につけた。その後、リハーサルスタジオ内のレコーディングスタジオでレコーディング・ミックス・マスタリング業務に従事した後、フリーランスに転身。現在はレコーディングの他にもサウンドプロデュースや若手の育成にも力を入れている。
主な作品参加アーティストはIndigo la End・ゲスの極み乙女。・リーガルリリー・グソクムズ・20th Centuryなど。近年はゲーム音楽やVtuberの作品にも参加している。
太田さんには今回Ohma Ribbonをご導入いただき、実際にバンドレコーディングで使用したご感想を伺いました。
太田タカシさんコメント
使用感かなり良くて今のところ特にギターに相性いい感じがしてます!まだ試せていないのですがキット狙いでドラム撮ってる印象だとオーバーヘッドで2本使うのも良さそうな感じがしてます!ちゃんとリボンのサウンドなのですが上もしっかり伸びるのでアコギも合いそうだなって思ってます!
実際のレコーディングで使用した際の様子
Yamato Kasai
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「攻殻機動隊」「ゴブリンスレイヤー」「Limbus Company」「Library Of Ruina」「ENDER LILLIES」「魔法使いの約束」等、アニメやゲーム作品に楽曲を提供している日本のバンド・音楽グループ 『Mili(ミリー)』において、クラシカルなサウンドを土台に、幅広い作編曲を手掛ける作編曲家。
Yamato kasaiさんには国内でもいち早くカスタムOhma Ribbonをご購入頂き、使用して頂いています。今回は製品へのコメントのみならず、ご厚意で比較音源も収録していただきました。
Yamato Kasaiさんコメント
今回ギターアンプにマイクを立ててサウンドチェックをしましたが、Ohma Ribbonは所謂ウォーム感、ローミッドの膨らみ、良い意味で少しざらっとしたを質感を感じやすいサウンドでした。高音域においてリボンマイクらしく自然に、控えめに、そして綺麗に捉えています。
抽象的な表現ですが、音を聞いて「優しい音だなぁ」と感じました。ジャンルによってはEQを大きく弄らずとも、またマイクを二本立てずとも、素晴らしいサウンドを得られると感じました。また、ボーカルにおいても温かみを得たい場合、質感に拘りたい場合においても大きな効果を得られると思います。
個人的には他のダイナミックマイクやコンデンサーマイクと一緒に同時録音し利用しています。一本では味気ないと感じる際に、このマイクも一緒に立てて置くことでサウンドメイクの幅も拡がります。
今回カスタムカラーにて注文したのですが、やはり自分の気に入ったカラーのマイク、しかもリボンマイクを注文できるのは素晴らしいですね。 昨今、写真や動画共有での手元の機材が一緒に映りこむことも多く、ひと際目を惹くデザイン、カラーだと思います。とはいえ見た目だけではなくサウンドも素晴らしく、私のような立場だと結果的に使用頻度の高いマイクとなると思いました。
Kasaiさん所有の麗しいセットアップに調和する、カスタムカラーのOhma Ribbon
ヤグチ
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千葉県出身
バンド:A To Fade In(エートゥーフェイドイン)のgt.
バンド:frozen frogのsupport gt.
無類のエフェクター好きです。
使用ギターはjazzmaster、jaguar、telecaster等参加作品:
A To Fade In 2022年11月release「瞼の裏」
https://www.tunecore.co.jp/artists/atofadeinfrozen frog 2024年7月release「儀式」
https://linkco.re/FT4ZhCZB
ヤグチさんにはOhma RibbonとWindows Screen Setをご購入いただき、ギターアンプの録音に使用していただいています。
ヤグチさんコメント
エレキギターでのマイク録音を行うため、マイクを色々と試してきましたが、今回ご縁があり、Ohma Ribbonを購入いたしました。私はマイクでの録音にあたり、ダイナミックマイクと併用して低域部分を2本目のマイクで録音したいという目的がありました。キャビネットの低音がしっかりと再現できるマイクを探していたのです。
Ohma Ribbonを試した際のファーストインプレッションは、録り音のレンジが広く、少しドライですが、聴きやすい再現性のある音だという印象でした。もちろん、目的であった低域の録音についても、しっかりと量感のある低域が収録できて素晴らしいと感じました。このレンジの広さはアクティブリボンマイクという特性に起因するのだと思います。また、Ohma Ribbon一本でもバランス良く録音できるかもと思い、一本でエレキギターを録音したところ、こちらも素晴らしく、エレキギター、アンプ、キャビネットの本来の音色が録音できて、非常にテンションが上がったのを覚えています。
Ohma Ribbonをお勧めしたい方は、ズバリ、ギタリストです。ギタリストの録音は機材が多くなりがちですが、Ohma Ribbonはスクリーンを変更することによって録音する帯域の調整ができ、何本もマイクを持ち込む必要がない点が本当に素晴らしいと感じています。スクリーンもエフェクトペダル感覚で楽しく使えるので、ギタリストには親切設計だと思いました。また、その場でリアルタイムにスクリーンを変更できるため、音の微調整をしたい場合、マイクを立て直す必要もありません。さらに、価格に対してのパフォーマンスが素晴らしい点も優れていると感じました。
今後、このOhma Ribbonをメインにバンドの作品を作っていく予定です。昨今、ギター録音の技術は本当に進歩していますが、マイク録音にしか出せない味やアイデアというものがあると思っています。エレキギターのマイク録音にこだわりたいという人には本当におすすめしたいマイクです!
Tealカラーの本体にBlack / Black FabricのWindowsスクリーンを装着している。
Ohma Ribbonの比較音源を、ギターアンプをサウンドソースとして録音していただきました!
セッティング
指弾き
Ohma Ribbon
SM57
Ohma Ribbon + SM57
ピック弾き
Ohma Ribbon
SM57
Ohma Ribbon + SM57