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Interview column インタビュー&コラム

アンブレラカンパニー "宅録応援計画":第1回『セッティングの見直し』

 

"宅録応援計画":第1回『セッティングの見直し』

MacやWindowsを使って楽器や歌を録音して楽曲制作をしている方は、オーディオインターフェース(オーディオI/O)を使われていると思います。現在販売されている製品を調べてみると、DAWソフトが付属して2万円を切る安い価格帯のものから、DSPやフェーダーを備えているものや入出力や機能が豊富で、ワードクロックやデジタル入出力を装備し優れた音質を売りにした製品などもあります。

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初めて購入した時は、まずは一番シンプルで使いやすそうなものだったり、その時の目的に一番相応しいものを選んだのではないでしょうか。 実際に使いはじめた頃は便利さや完成した作品に満足しても、暫くすると仕上がる音に満足できなくなる方も意外と多いかもしれません。マイクで録った音とソフト音源の馴染みが悪いとか、DTMの扱いに少し慣れてくると音に対する悩みが生まれてきませんか? 「宅録応援計画」では、楽器収録についての基本的なことを弊社取扱い製品を用いながら自宅録音のアナログ周りの機材の扱いを中心に、主に宅録の初心者向けにご紹介していきます。

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【セッティングを見直してみる】

「自宅で楽器や歌を録音しているが、イメージしていた音と違って良くない」 その考えられる原因を幾つか挙げてみます。 ・部屋の環境 ・マイクのセッティング(マイキング) ・機材(マイク~ケーブル~オーディオインターフェース) ・機材の使い方 ・電源周り など 原因はそれぞれの録音環境によっても異なると思いますし、改善しクォリティを上げるためのアプローチも色々あると思います。 収録する素材の良し悪しで最終的な仕上がりも全く変わってきますので、マイクからオーディオI/Oを使って入力されるまでの信号の扱い方はとても重要です。

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自宅でマイクを立てて録音する際に、まず確認しておきたいのは部屋の環境でしょう。もちろん屋外に楽器の音が漏れて迷惑にならないか確認し、必要であれば防音の対策をすることが前提になりますが、実際に録音する際には、部屋の中で不必要な反響を起こさないように吸音処理などの調整をすることが大切です。 レコーディングエンジニアの方は、DAWに入力されるまでの信号の扱いについては常に細心の注意を払っていて、制作を進める中でもとても重要な作業になります。 使用するマイクの選択(その楽器や曲にはどのマイクで録るのが相応しいか)はもちろん、それをどう配置するか。 楽器にはそれぞれに音の鳴り方や響き方があって、収録するマイクもそれぞれ感度や指向性を持っています。優秀なマイクを準備できても、録音に適した部屋(ブース)内で、音源に対して角度や距離などを考えて適切な位置にセッティングしないと、指向性から外れた音を拾ってしまうことで結果的に量感が足りなかったり、逆に近すぎて不自然に低域が持ち上がってしまったり、場合によってはマイクで拾った時点で歪んでしまったり、本来録れるはずの音色で収音できなくなります。 楽器にもマイクにもスイートスポットは存在します。もしあまり意識して試されたことが無い方は、今お使いのマイクでもまず色々試して見つけてみてください。

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そして、その楽器単体で聴いた時に完璧な収録ができたとしても、他の音源と混ぜて聴いた時にその楽器だけ無駄に近すぎるように感じたり、浮いてしまうこともあると思います。マイクのセッティングが決まった後の補正は、EQやフィルターを使って処理する方がベターな場面が多いと思いますが、オケに混ぜた時にどんな風に聴こえるのが良いか、曲をどのような雰囲気に纏めたいのかをイメージしながら、それに合わせてマイクと音源の距離を少し離してみたり、逆に近づけて近接効果を狙ってみたり、敢えてスイートスポットを外してマイクセッティングもアレンジしてみると、音作りを突き詰められるかもしれません。 そのマイクセッティングを試してみる時に重要になってくるのが、オーディオI/Oに入力するレベルです。単体のマイクプリアンプをお使いでない方は、オーディオI/Oに内蔵したマイクプリアンプでマイクレベルをラインレベルに増幅してDAWに録音していると思いますが、この入力レベルの設定が適正でないと、やはり思うような収録ができません。大きすぎると歪んでしまうし、また小さいとノイズが目立ってしまい、どちらも楽器の持つ表情を上手く捉えられません。 一般的にDAWの入力レベルは、ピークメーター上で最大の入力時にピーク(0dB)から数dB余裕を持たせると、後の処理もしやすいと言われています。録音した時点で失ったものは、後から取り戻すこともできません。やっと見つけたマイクセッティングを活かせられるように、ゲインスイッチで適正なレベルを見つけてください。

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この楽器の収録に使う機材やセッティングについて、レコーディングの現場ではエンジニアの方それぞれが拘りを持っていて、腕の見せどころでもあると思います。特にマイクの選定とマイクプリの組み合わせやセッティングによって、収録される音色も変わり、結果的に作品の雰囲気もまったく異なるものになります。 次回に続きます。

★"宅録応援計画"記事の一覧は以下のURLにまとめてあります https://umbrella-company.jp/contents/tag/homerecordingtips/

 

★クリエイティブでユニークな音楽制作機材と楽器の輸入販売 株式会社アンブレラカンパニー https://umbrella-company.jp

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