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Grace Design Introduces the m920
Lyons, Colorado (March 2014)
Grace Design 最新のハイレゾリューション・モニタリング・システム 「m920」を発売開始

オーディオ・プロフェッショナルのためのリファレンス品質のヘッドホンアンプ/DAC/モニターコントローラー、m920は無類の品質を誇るオーディオ・パフォーマンスを実現しています。
m920の心臓部には最新の“M Series 32-bit Sabre DAC ”が採用されており、全く新しいレベルでのDACパフォーマンスを達成しています。m920はDSD64/DSD128のUSB経由での再生に対応、また24bit/192 kHz対応のハイレゾリューション・デジタル入力にはAES3, S/PDIF,TOSLINK, アシンクロナスUSBが用意されています。さらにAES3 またはS/PDIF入力へのDSD64対応、USB経由での最大32bit/384 kHz PCM (DXD) 再生にも対応いたしました。

選択可能なDACフィルターレスポンス(PCM &DSD再生時)、GRACE designの独自技術である s-Lock PLLの更なる進化(ジッターリジェクションの向上)、ヘッドホンイメージングを向上させる新しいクロスフィード回路、バランスとアンバランス入力の低域レスポンスのアップグレードなど、m920では多くのアドバンテージが惜しみなく投入されています。

完璧な設計のオーディオ回路と電源回路はエレガントなEIAハーフラックサイズに収められています。2系統のヘッドホン出力、ヘッドホンとライン出力のレベルが表示されるLEDディスプレイ、0.5dBの精巧なレベルコントロールを達成し、マルチ機能を提供するロータリーエンコーダー、様々なキャリブレーションに対応するセットアップメニューなど、m902、m903と伝統的に引き継がれてきた洗練された機能性をしっかりと受け継いでいます。
またDAC Mode設定によりレベルコントロール・エンコーダーをバイパスすることも可能になりました。
2つめのロータリースイッチは入力のセレクションを行えます。また現在どの出力が選択されているかはLEDにより明確に表示されます。さらにサンプルレートやs-Lock、DSD、cross-feedなどのステータスが表示されます。

リアパネルには、アナログ系統がバランス入力(XLR)、アンバランス入力(RCA)、バランス出力(TRS)、アンバランス出力(RCA)、デジタル入力系統にAES3, S/PDIF, TOSLINK,Class2アシンクロナスUSBを装備。考えられるいかなるシチュエーションにも対応できるパーフェクトな入出力をご用意いたしました。
またApple Remoteからのリモートコントロールも可能になるようです。
「m920ではm903のユーザーからの多くのフィードバックを製品に反映させています。長期間にわたり決して色あせない最高のパフォーマンスをお楽しみいただけるよう、信頼性の高いプロダクトデザインを採用しています。またハイレゾリューション、ハイサンプルレートのDSD、DXDへの対応などにより、真の意味での最高のオーディオ製品を創りあげられたと自負しております。新しいm920に多くのユーザーが恋におちるでしょう。皆様に実際に試していただけることを楽しみにしています!」とGRACE designのセールスマネージャーであるDoug Wood氏は語っています。
主な特徴
● ステレオ・アナログ入力 - バランスXLR(+4dBu)、アンバランスRCA(-10dBu)
● 超低歪の高品位32-bit /384khz Sabre DAC 採用
● AES3, S/PDIF, TOSLINK (optical) , USB デジタル入力(自動サンプルレート/デジタル・デエンファシス・フィルター)
● DACフィルター・レスポンス(PCM・DSD)の選択が可能
● USBプレイバックは最大 384kHz / 32 bit PCM 、または DSD64/DSD128のDopプレイバックに対応
● AES とS/PDIFプレイバックは192kHZ / 24bit PCM 、または DSD64のDopプレイバックに対応
● 新しいデュアルステージPLLはs-Lockを使用しないソースに対しても低いジッター・リジェクションを達成
● 第三世代のs-Lock™デュアルステージPLL(フェイズロックループ)が究極の低ジッタークロックを実現
● RCA(アンバランス)とTRSフォーン(バランス)のライン出力を装備。スピーカー系統へのプリアンプ/ボリュームコントローラーとして使用可能
● RCAライン出力は可変レベル、または固定レベルの設定が選択可能、単体DACとしての使用が可能
● ロータリーエンコーダーによる精巧なレベルコントロール。ヘッドホンとライン1/2のレベルを0.5dB/95dBレンジで調整可能
● 0.05dB以内の究極の精度を誇るチャンネルレベル・マッチング。真のステレオバランスをいかなるモニタリングレベルで達成
● 大型の7セグメント・ディスプレイにヘッドホン、またはライン1/2の出力レベルを表示
● 最新バージョンのX-feed (クロスフィード)回路のオン/オフが可能。実際のアコースティック空間でスピーカーを聴いているようなリスニング環境をヘッドホンで再現
● ハイカレント・トランスインピーダンス回路構成の出力アンプ設計
● 最高水準の0.5%金属皮膜抵抗、ゴールドコンタクトのリレーなど、全てのオーディオ部品のグレードへのこだわり。また信号パスには電解コンデンサーを一切使用していません
● 赤外線リモートコントローラ(別売)によるレベルコントロール、左右バランス、ミュートなどの遠隔操作が可能
● Apple 社製の赤外線リモートコントローラでの操作も可能
● USB経由でのファームウェアー・アップデートに対応。将来的な機能のアップグレードをユーザーが行うことが可能
製品詳細ページ
http://umbrella-company.jp/gracedesign-m920.html

GRACE DESIGN開発者が語る「m920開発インタビュー」は
こちら