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Ad da converter AD/DAコンバーター

WesAudio_CALYPSOによって開かれる「ng500」の可能性 ~内部ミックスの柔軟性+ハードウェアインサートによるアナログサウンド~

Wes Audioが提唱している革新的なコンセプトのng500シリーズ(1176タイプの_MIMAS、ステレオバスコンプの_DIONE、ステレオEQの_HYPERIONや_PROMETHEUSなど)のモジュールは「プラグイン・コントロールが可能なアナログ回路のAPI500モジュール」としてお使いいただけます。 API500モジュールの殆どは、マイクプリやコンプレッサー、EQなどのエフェクターで占められていますが、Wes Audioはng500シリーズの優れた機能を活かし、よりスマートで快適に作業を行うためのアイテムとして、AD/DAコンバーター・モジュールの_CALYPSOを開発しラインナップに加えました。

【内部ミックスの感覚でハードウェアコンプやEQが使えたら・・!】

例えばミックスの最終段に_DIONEのバス・コンプレッサーを使うなど、モジュールを1台しか使わない場合には、接続の手間も少ないので、それほどストレスは感じないかもしれません。(それでもアナログケーブルは4本必要になります) しかし、モジュール複数台をセッション毎に使い分けたりしたい場合に、その都度オーディオケーブルの配線を変更する手間や煩わしさが出てきてしまい、コンピューター内部のみで作業を完結させる内部ミックスのように「DAW上のセッションを開くだけでリコール完了」するようにはできません。(それでもリコールやオートメーションが行えるng500を使う利便性は高いのですが) サウンドの魅力が詰まったアナログ回路のコンプレッサーやEQを、配線の煩わしさも抑えて使うことができたら、ストレスの無い理想の環境を構築できるのではないでしょうか。 「DAW上のセッションを開くだけで(ほぼ)リコール完了」し、内部ミックスに近い感覚でハードウェアインサートが行える、そんなDAW黎明期からの夢であったシステムをWes Audio ng500シリーズが実現させます。 今回は、このシステムの実現に重要なアイテムの一つ、AD/DAコンバーターの_CALYPSOの概要をとてもシンプルに纏めてご案内いたします。

【スッキリ配線】

AD/DAコンバーターの_CALYPSOは、シャーシの_TITANと組み合わせて使用することで、オーディオインターフェースとの最大8チャンネル分の入出力信号のやりとりをadatオプティカルケーブルで行うことができ、また_TITAN内部のI.A.C.(Internal Audio Connector)を経由することで、アナログケーブルで配線することなくスロットの1~8へルーティングが行えるようになります。 実際に必要な配線は_TITANとPCやMACに接続するプラグインコントロール用のUSBケーブル(またはLANケーブル)を1本と、オーディオI/OのADAT入出力を_CALYPSOに接続するadatオプティカルケーブル(2本または4本)のみとなります。(※Word Clock入出力も装備しています) _TITANに接続されたプラグインコントロール用のUSB(またはLAN)ケーブルは、_TITANにマウントされている全てのng500モジュールのコントロールを行うことができます。

【シンプル設定】

例えば_TITANの1,2スロットにマウントされた_DIONEを使う場合、DAWからADATの1,2chに信号を送るだけで_CALYPSOのD/Aを経由して_TITANの1,2スロットに自動的に送られます。 その際に使用する_CALYPSOのプラグインソフトの設定項目もとてもシンプルです。

【I.A.C.】ON / OFF ・ON:ADAT INに入力された信号は_CALYPSOでD/Aされ、スロット1-8に送られます。モジュールで処理された信号はADAT OUTから出力されます。 ・OFF:通常のシャーシと同じようにアナログ入力を使用し、ADAT OUTから出力されます(同時にアナログ出力も可能) 【CLOCK SOURCE】INTERNAL / ADAT A / ADAT B / WORD CLOCK ※ADATはSMUX(最大96kHz)に対応しています。 【SAMPLE RATE】MANUAL / AUTO / HOST ・MANUAL:手動設定(44.1 / 48 / 88.2 / 96kHz) ・AUTO:WORD CLOCKまたはADATに入力されたクロックを自動で読み取ります。 ・HOST:DAWプラグインを使用する場合に、DAWセッションから読みとります。 ※詳細は取扱説明書をご確認ください DAWはPro ToolsやCubaseなどのVST2、VST3、AU、AAXに対応した環境で、プラグインコントロールのソフトウェアをWes Audioページよりダウンロードしインストール後、すぐにお使いいただけます。

_TITANと_CALYPSO、そしてng500シリーズのEQやコンプレッサーを組み合わせることで、スマートなハードウェアインサートが行え、作業時間を最小限に抑えながら妥協のない作品の完成度を目指すことができるでしょう。

 

【Wes Audio製品ページ】 https://umbrella-company.jp/wesaudio.html

Wes Audio ng500シリーズの各機種のデモ機をご用意しております。 ご興味のある方は、お近くの販売店、または弊社までお問い合わせください。 (_TITANと_CALYPSOに他社のAPI500モジュールを組み合わせてもお使いいただけますが、一部_TITANにマウントできないAPI500モジュールがございます。予めご確認ください)

  

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