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Empress EffectsのNebulusは【音質重視】のマルチ・モジュレーション・エフェクターです。
Nebulus 3-4
他のEmpress製品同様に完璧な回路設計と音質への配慮が図られ、一聴して抜けが良く、クリアーで太さもあるサウンド。他のハイエンドなモジュレーション・エフェクターとの比較でもそのオーディオ・クオリティの高さを確認できました。

empress-nebulus_2480Nebulusのような空間系・モジュレーション系のエフェクターでは、そのオーディオ・クオリティーが極めて重要です。特に基本となるオーディオ回路がしっかりしていないと表現性が失なわれてしまいます。Empress Effectsの設計チームはNebulusのオーディオ品質を高めるために細部まで手を抜かず、オーディオグレードのオペアンプを採用するなど完璧な設計を行ったようです。空間系でダイレクト音(DSPを通過しない)のオーディオ品質が優れない場合には音抜けの悪さや輪郭のぼやけ、音の軽さなどが目立つようになりますので、Empressはここに徹底的にこだわったようです。

簡単な感想を書きますと、まずはやはり音質の素晴らしさに気が付きます。音像がキラッとクリアーでサウンドの粒立ちが極めて良いので、弾いていて気持ちがいいです。また音質に関して言えば3段階のスイッチで切り替えられる【tone】が秀逸です。bright/clean/warmで切り替えできるのですが、様々なトーンキャラクターを選べる事で曲によってコーラスの抜け具合を調整したりが容易です。またこれらの細かなサウンド設定は全て8つのプリセットにメモリーできるため、ライブなどでも好みの設定でプリセット切り替えが可能です!

各エフェクトは大別してコーラス、ビブラート、フランジャーとなっていて、その中で更にsub modeを切り替えて様々なエフェクト効果を楽しむことができます。詳細は製品ページ取扱説明書を見ていただくとして、このどのモードも一つ一つが研ぎ澄まされたセンスとサウンドを持っています。何百ものあまり使えないモードを持ったありがちなデジタルエフェクトの詰め合わせではなく、確実に使える洗練されたモジュレーション・エフェクトだけを搭載しているのには好感が持てます。

empress-nebulus_2479また面白いのがSpecialスイッチです。この機能は各エフェクトモードに対して、(それぞれ異なる)特定のパラメーターを変化させ、サウンドを更に細かくエディットできる機能です。たとえばビブラート・モードでのsub mode A(ユニバイブ)ではレゾナンスの強さを、sub mode B(クラシック・ビブラート)ではサウンドのコンプレッションを(depthを0にすると単体のコンプレッサーとしても使えてしまう!)、sub mode C(ロータリー・スピーカー)では回転ホーンのボリュームを調整するといった具合に、各エフェクト効果ごとにそのサウンドの可能性を拡大するパラメーターが割り当てられています。

mixノブはドライ音とエフェクト音のミックスを調整できるため、原音を活かしたサウンドメイクが自在に行えます。先ほども書いたようにEmpress Nebulusではオーディオ品質にとてもこだわった設計となっているので、ドライ音のサウンドの輪郭や明瞭さが際立っています。このミックスでエフェクト音の比率を微調整したコーラス・サウンドは特にすばらしい物があります。個人的にはコーラス、sub mode Bの分厚くリッチなコーラスサウンドが最高でした!toneスイッチをbrightにすればトップエンドまでキラキラ、cleanではナチュラルな質感、warmでは太さを前面に出したサウンド、とバリエーションもばっちり作れます!このサウンドのためだけにこのNebulusを導入しても良いくらいに思いました。
Nebulus Front-2478

 

私にとってはあまり頻繁に使う類ではないフランジャーやロータリースピーカー系、さらにコーラスwithトレモロ(かなりお勧めです)などのサウンド・バリエーションが選択できるのも、コーラス中心に考えているユーザーには嬉しい意限りです。独特なフランジャー効果一発のために単体のフランジャーを購入するのはスペース的にも金銭的にも考えてしまいますから・・・・ユニバイブ、トレモロ、ロータリー、フランジャーなどNebulusに収められたエフェクトはかなりクオリティが高いですし、インスピレーションがわくようなクリエイティブなサウンドでどれもお勧めです。

プリセットですが、簡単な操作で最大の使いやすさが引き出せるよう、とてもよく考えられていると思います。presetフットスイッチの上にあるLEDの光る色でプリセットを認識でき、任意の数でトグル(フットスイッチを踏むたびにLEDの色が変わる)させられます。各種設定のできるアドバンスモード(presetとbypassのフットスイッチを両方押しながらACアダプターを差し込むと入れる)で、presetを踏むたびプリセットが切り替わるか、presetを踏んで色を確認してからbypassを踏むとプリセットが切り替わるかを選べます。同じくプリセット数も選択可能です。またプリセットのプロテクトも良く考えられており、ノブやスイッチを変更するたびに上書きしていくモード(初期設定)、プリセットは上書きできないがノブやスイッチの音色変更は可能なモード、一切のノブやスイッチの変更をロックするモードと全3種類から選択できます。さらにマニュアルモード(presetのLEDが白く点灯)を備えていて、完全にプリセットをロックしていても、このモードだけは操作が可能になり、全てのスイッチとつまみの状況を反映したサウンドを出力できるなど・・・シンプルながらプロフェッショナルなステージやレコーディングに完璧に対応できるフレキシブル性を兼ね揃えているといえます。

その他アドバンスモードでは、トゥルーバイパスとバッファード・バイパスの切替、マニュアルモードの変更、なども調整が可能です。

オーディオ的には入力レベルのヘッドルームを内部のスイッチで調整できたり、9~12Vの電源アダプターに対応するなど、もうこれ以上は考えられないほど至れり尽くせりの内容に仕上がっております!

機能的にも、音質面でも、これだけのハイエンド・サウンドをこれだけコンパクトな筺体に収納したEmpress Nebulusは確実にトップクラスのモジュレーション・マルチエフェクトだと思います。
Nebulus Top
製品説明ビデオや取説など詳細はこちらからどうぞ
http://umbrella-company.jp/empress-effects-nebulus.html

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