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ニューヨークの伝説的なハンドメイド・ペダルブランド“DEATH BY AUDIO”の新作、“ROOMS”がいよいよ国内出荷開始になりました。今年初めのNAMMで発表されて以来、世界中で話題となっていた待望の新作です。

 

 

ROOMSは6つのリバーブアルゴリズムを搭載した、マルチモードのステレオリバーブペダルです。DBAとしては初のDSPを使用したデジタルペダルで、他のラインナップ同様何者とも比較できない強烈な個性を全方位に放っています。
搭載された6つのリバーブモードがどれもとにかく個性的!以下簡単にご紹介しましょう。

1. ROOM
様々な形状・サイズの部屋鳴りを再現する、クラシックなルーム・アンビエンス。
一般的なリバーブペダルでは有り得ないほど長くプリディレイを設定できるので、部屋から飛び出してハイパースペースまで一気にクリエイトが出来ます。それぞれのコントロール幅がとにかく広いのもROOMSの特徴の1つです。
 
2. DIGIT
異次元レベルのレゾナンスと混沌としたリピートが混ざり合う、フィルター・マトリックス・リバーブ。
デジタルディレイのフィードバックを残響に融合することで、滲むように溶けながら飽和する唯一無二の空間を形成。TIMEを絞ればデジタルディレイを単体で使用も出来ますが、残響と掛け合わせることで魔法がかかります。
 
3. PEAK
究極に強烈なバンドパスフィルター+アンビエント・リバーブ。
息が詰まりそうなほど激しく作用するフィルターが個性的。フィルターを閉じ気味に設定すればアンビエントドローンのようなサウンドメイクにも役立ちます。EXPペダルまたはALTスイッチでフィルターをスイープさせると気を失うくらい強烈な効果に!
 
4. GATE
壁の様に立ちはだかるゲートリバーブ。
強力なスレッショルドが作用し無理やり残響を押さえつける。銀河系サイズに広がるアンビエンスを一瞬でシャットアウトし、不可思議な空間演出が可能に。
 
5. WAVE
ピッチビブラートが渦巻くモジュレーションリバーブ。
こちらも一般的なモジュレーションでは有り得ないほど高速で目眩のするようなピッチベンドまで設定可能。一方マイルドな設定では瑞々しく美しいウネリを残響に加えて、よりスタンダードなサウンドも楽しめます。モジュレーションをダイレクトに操作するとかなり楽しい。
 
6. GONG
Sci-Fi映画の主演間違い無し、銀河を支配することが約束されたサウンド。
ビットクラッシュまたはリングモジュレーションを残響に融合することで、この世のものとは思えないほど美しくクラッシュする残響を演出。単体では使う場面が限られる印象だったこれらの2つのエフェクトは、リバーブと混ぜることでこんなにも幻想的なサウンドになるのは衝撃でした。ROOMSでしか味わえない、リバーブにこだわるなら絶対に体験してほしいモードです。

 

これらの6つのモードはDBAらしくクレイジーなサウンドまでブーストさせることが可能ですが、スタンダードで高品質な残響ペダルとして使える懐の広さもROOMSは持っています。そしてリバーブディケイは気が遠くなるほど広大で果てしない長さへ設定ができます。残響の消え際がとにかく美しい。

加えてペダルで稼げるゲインが莫大過ぎます。ドライとエフェクトは独立して音量コントロールが可能で、それぞれ20倍!!までブーストが可能です。正直ここまでする必要があるのか!?と思うところですが、DBA主宰のオリヴァー・アッカーマンにとってはそれが必要だったのでしょう。

このように多機能なペダルながら、ライブやスタジオワークでの現場主義を追い求めるDBAらしくコントロールはシンプルにまとまっています。高級リバーブペダルにありがちな「何が変化するかわからないパラメーター」は一切無く、潔い仕様。ですが有り得ないほど広いコントロール幅のおかげで、無限のトーンオプションが繰り出されます。
リバーブの設定を切り替える“ALTスイッチ”は、まさにパフォーマンス向きなファンクション。しかも設定は一瞬で切り替わるのではなく、ノブの位置が移動するようなエフェクトになります。空間を捻じ曲げてワープするような、印象的過ぎるエフェクトです。このときEXPペダルも同時にアクティブになります。各モードのコントロールはリアルタイムに動かすことで、かなり強烈なサウンドになります。

オリヴァーがROOMSの各モードをデモプレイ。ですが途中から異次元にぶっ飛んでしまいます。

真面目なペダル解説が観たい方はこちらの動画をどうぞ。

DEATH BY AUDIO史上最高傑作といっても間違い無いと思います。絶対に試していただきたい!
全国の販売店さんでその強烈なサウンドにぶっ飛ばされてください!

 

 

  

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