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Interview column インタビュー&コラム

Death By Audioのレア?なDIYエフェクトを作ってみました&プレゼントしちゃいます!

Death By Audioを主宰するオリヴァーの名刺は、なんとそのまま基板になっているのが特徴。パーツをはんだ付けしていけばそのままエフェクターとして使えちゃいます。この名刺はNAMMショーなどのイベントでDeath By Audioから直接もらうことができます。またエフェクト自体も通常のDeath By Audioのラインナップには無くこのために設計された特別なもので、この名刺で作るしか入手できません。

以前のNAMMショーでオリヴァーに会ったときにそんなレア?な名刺をもらっていたので、パーツを調達して作ってみることにしました。

今回作るのはこの紫の名刺。パーツを準備したらはめ込んではんだ付けしていきます。

製作途中。

できました!多分ファズ?歪みだろうと思ってバッテリー駆動に無駄にこだわってみました。

これは・・・なんなのかわからないけど最高だ!笑 無理やり言うなら、発振デジタルファズ+変なオクターバー?リングモジュレーター?+バグったアナログアルペジオ的な?

回路的に見るとLM567というトーンデコーダーICがかなり特徴的です。FAXなんかで使われることがありますが、これがギターペダルに使用されている例はちょっと思いつきません。ここではトーンデコーダーの変調機能を無理やり使って、ファズのようなサウンドを作っているようです。その結果デジタル感と不安定なピッチが鍔迫り合いをするような、特異なトーンになっています。

一番左のFREQツマミはオシレーションの制御ですが、これが今まで他のギターペダルで聴いたことがないほどヘンテコで強烈。チープな光線銃のおもちゃのようなワープ感。設定によってはギターの音とせめぎ合って音程がバグっていくのが最高です。回し切りでリズムを刻み始めるのも魅力。

この発振サウンドは右のゲインツマミと相互関係にあり、サウンドテクスチャがかなり幅広く変化します。ぶっ飛ばし系ファズから瞬間リングモジュレーターのように金属的になったり、シタールのように変なレゾナンスになったり。ゲインを下げていくと絶命寸前の燃えカスのようなドライブがギリギリの音程感で響き、侘び寂びを感じさせます。この滅茶滅茶なのにギリギリで破綻しない音程感のセンスが、このエフェクトを特別なものにしていると感じました。

このままDeath By Audioのレギュラーラインナップになってもおかしくない程、高い完成度と異次元感!こんなところでも全く手を抜かないDBAスピリットは流石です。

せっかくなのでこちらのエフェクトは抽選でプレゼントいたします!期間内にX (Twitter)からご応募下さい。

★Death By Audioについてはこちら!
https://umbrella-company.jp/brand/death-by-audio/

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