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世界のトップスタジオが導入するGRACE design社の「透明感と表現性の高い」音質設計をフル投入したアコースティック楽器専用のハイエンド・プリアンプは、現在、2chブレンドタイプの「FELiX」、1chタイプの「ALiX」、9VDC駆動でペダルサイズの「BiX」がラインナップされています。生楽器がもつ本来の響きや鳴りを、プロの業務用レコーディング機材と同じクオリティで再現できる孤高のサウンドクオリティは多くの本物を求めるミュージシャンにご好評いただいております。

今回、国内屈指の規模で、厳選されたアコースティックギターのみを取り扱っていらっしゃる大阪の三木楽器梅田店さんより、GRACE designのアコースティック楽器用プリアンプ3機種のモディファイをご依頼いただきました。

「クリアかつワイドレンジのサウンドで、アコースティック楽器のサウンドを見事にアウト。アコギ用の定番プリアンプ達と並べて聴き比べると驚き・納得のクオリティ!」と、その音質に絶賛していただいていましたが、よりアコギ向けに最適な改造を行いたいとのことで、三木楽器Acoustic guitarsさんに全面的にプロデュースしていただいた特別モデルが完成いたしました!

以下、弊社技術担当の開発資料公開いたします!


GRACE Design Felix/Alix/Bix、三木楽器様特別オーダーモデル

GRACE Design インストゥルメンツ・プリアンプ シリーズFelix、Alix、Bixの 基本サウンドの素晴らしさをさらに活かすため、現場からのご意見をフィードバックしたカスタムモディファイモデルです。


GRACE Design BIX・Alix・Felix BOOST with HPF モディファイ

BOOSTする帯域を整理し、音抜けの良いBOOST特性となるようにHPFが同時に働くモディファイを施しました。

BOOST OFFでは水色ラインが示すように、フラットな特性となります。BOOST with HPF モディファイでは黄色のラインが示す通り低域をカットするHPF(ハイ・パス・フィルター)が働き、低域を持ち上げないBOOST特性となります。音量が大きくなってもブーミーな音色にならず抜けの良いリードトーンを作ります。

機器別の説明に記載いたしますが、内部ジャンパーピンのセッティングにより、緑ラインのフラットなフルレンジブースト特性(オリジナル特性)を選択することも可能です。

フルブースト時にはカットオフ周波数は100Hz 、+8dBでは60Hz 、+4dBでは約30Hzと、ブースト量に応じて -3dBとなるカットオフ周波数は変化し、音量と低域のエネルギーバランスをナチュラルにマネジメントします。


Alix・Felix High EQ 周波数セレクト・モディファイ

Alix・Felix は3バンドEQを備えています。Midはフルパラメトリック、周波数とQを可変しブースト/カットを行う事ができます。Lowは内部ジャンパーでカットオフ周波数を125Hzと250Hzをセレクト可能です。Hiは2kHz固定となっております。

Bixではコンパクト化のため2バンドへとバンド数を減らしていますがHi EQのポイントを切り替え可能とし、フレキシビリティを補っています。追加された1kHzポジションがとても有効あるとの事でご要望をいただき、このポジションの特性をAlix・Felixにも適用するカスタマイズを実現しました。内部ジャンパーにてセレクトを可能にした、特別モディファイです。

Hiのカットオフ周波数を2kHz(オリジナル)と1kHz(モディファイ)から選択可能です。内部ジャンパーでの切替となります。


Felix ピークインジケーター・オプティマイズ・モディファイ

Felixは1ch/2chのブレンドが可能なため、その分のマージンを見越してピークインジケータの点灯レベルが設定されていますので他の2機種より低いレベルで赤が点いてしまい、ゲイン設定が遠慮がちになってしまう。プロオーディオ機器メーカーの設計のため、ヘッドルームは十分な余裕をもって設計されていますので赤が点灯しても、クリップするには まだ14dBも余裕があります。この余裕がゲイン設定を遠慮がちにしてしまうとのご意見から、適正ゲインでの素晴らしいサウンドをもっと直感的に得られるように視覚的なインジケーターの動作も感覚的に一致させる調整を行いました。ピーク(赤)の点灯ポイントをオリジナルより6dB高くし適正なゲイン設定とクリップ防止をサポートします。


資料

FELiX モディファイ → gracedesign-felix-mod

ALiX モディファイ → gracedesign-alix-mod

BiX モディファイ → gracedesign-bix-mod

 

最後に三木楽器梅田店様のFACEBOOKからコメントを引用させていただきました!

「アコギ用プリアンプの新たなオススメモデルが出来上がりました!”GRACE design”より3モデルの入荷です。

2inミックスや切り替え使用ができるプリアンプ/ブレンダー”FELiX”、コンパクトサイズ・シングルチャンネルモデル”ALiX”、シンプル操作&シンプルレイアウトモデル”BiX”です。
それぞれ、ミュート、ブーストを搭載した実践モデルで、ライブユースにもバッチリ。何よりも驚くはそのサウンドです。

クリアかつワイドレンジのサウンドで、アコースティック楽器のサウンドを見事にアウト。そして、音像の太さと堅牢さは美事の一言です。アコギ用の定番プリアンプ達と並べて聴き比べると驚き・納得のクオリティでした(笑)

そして、それらをよりアコギ向きにモディファイをお願いし、”Back to Basics”仕様として弊店オリジナルオーダーさせて頂きました。」

「まずは、ブーストへのHPF(ハイパスフィルター)増設です。ブーストON時、通常はフルレンジの音域でのブーストがなされますが、アコギの場合はもとより低音がしっかりと出ているので、過剰にならぬ様に僅かにロウカットされる様になっています。(もちろん元の仕様への切り替えもできますよ!)これでブースト時のリードプレイなどの際、6弦に向かうごとに音量が大きく感じる事もありません!

次に、”FELiX”と”ALiX”のHi-EQの可変周波数を少し変更しました。通常仕様のHi-EQはかなり高音域の為、アコギのサウンド的にチンチン・シャリシャリする音域に該当していましたが、これを美味しいポイントへ少し下げてもらいました。おかげ様で高域の伸びや太さがコントロール自在です。(もちろん元の仕様への切り替えもできますよ!)

最後に”FELiX”のピークインジケータのレベル補正をお願い。これは使ってみないとわかりませんが、通常モデルでは十分な余裕を持たせて設定している為、アコギを入力した際に太く粘るサウンドのゲイン位置ではピークが付き、積極的に音作りができませんでした。ので、よりアコギ向きに、レベルを設定し直してもらいました。

なーんてあれこれ説明しましたが、とにかく音のクリアさ、音域レンジの広さ、低ノイズ具合、芯音の太さ、前に出るニュアンス、タッチレスポンス、ブースト搭載。。などなど、アコギで求められるグッドサウンドが詰め込まれた強力アイテムに仕上がりました!

是非、弊店店頭にて、その違いをご体感下さいませ〜」

お問い合わせは
三木楽器 梅田店 3,4Fアコースティックギター・ウクレレフロア
06-6361-2211
umeda@miki.co.jp

三木楽器 梅田店様のホームページ
http://www.mikigakki.com/umeda/index.php

三木楽器 梅田店様の各製品の販売ページ
FELiX;http://www.mikigakki.com/category/20170808felixmod/rc/c/b/o/p/details.php
ALiX;http://www.mikigakki.com/category/20180810alixmod/r/c/b/o/p/details.php
BiX;http://www.mikigakki.com/category/20170811bixmod/rc/c/b/o/p/details.php

 

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