Habitはサウンドコレクターであり、音を収集して冒険するためのツールです。
シンプルに言えば、Habitは最大1分のディレイタイムで、マルチタップ、モディファイア、ルーピングを備える実験的なディレイペダルです。
かつて無いほどの音質を実現したフィードバックは、モディファイアを使って無限にカスタマイズが可能です。
または、Habitは過去と現在が偶然に出会う中で生まれる、自己完結型のソングトラックメーカーです。
あなたがプレイする全てをHabitはメモリー領域へ記憶します。
キャンバスに描かれたスケッチを見返すように、メモリー内のサウンドはいつでも取り出してエディットできます。ループの構築、過去からのエコー、パターンの形成、そして2分前の自分のプレイとのハーモナイズも可能。過去の自分と向き合うようにプレイでインタラクトすることで、残響パフォーマンスは拡大し進化していきます。
Habitは既存のどんなエフェクトにも当てはまらない、新しくて独特で楽しいサウンドがたくさん詰まっています。スケッチパッドへぼんやりと落書きをするように、自由にプレイしてみてください。
*Habit: 癖、習慣、(動植物の)習性、気質
Habitにはディレイやエコーペダルができること全て、そして未体験のサウンドまでふんだんに詰め込みました。Frippertronics、時間経過によるループのトランジション、氷が溶けていくようなディレイサウンドの変化。これらはHabitで達成できることのほんの一部に過ぎません。
Habitは大まかに言えば最大60秒のタイムを持つディレイに分類されるエフェクトですが、意欲的でクリエイティブなファンクションを多数搭載した、全く新しいデバイスです。各要素はお互いに影響を与えるよう緻密に配置されており、新しい風景を描き出します。ルーティングを変更するだけでサウンドは大きく変化し、ディレイのリズムやパターンはより複雑になります。
まるで楽器のようにプレイできるエフェクト。もしくは貴方のプレイ全てを進化させて描き出す、音楽的なスケッチブック。
*近いコンセプトを持つMOOD, blooperとの違いについてはこちらを御覧ください。→ https://umbrella-company.jp/contents/habit1/
Habitに搭載されたメモリー領域は貴方がプレイする全てを記憶し、いつでも過去からのサウンドを再訪して再生できます。これはデジタルのテープリールのようにも捉えることができ、Habitがオンである限り録音が続きます。
プレイ中のどんな瞬間でも、記録されたメモリーをスキャンして「過去からのエコー」として再生が出来ます。単体、または現在のプレイと同時に再生もOK。今まで聴いたことのない独創的なディレイ、ルーピングの構築、エコーパターンの設計、過去の自分とのハーモナイズするセッションプレイだって可能です。
Habitは独創的なディレイとしてはもちろん、定形のないフリーフォームのサンプラーのようなワークフローにも対応しています。記憶されたメモリ内をナビゲートし、過去の様々な瞬間をピックアップして組み合わせることで、ループを構築できます。メモリをオーバーダブするよう設定すれば、Habitへプレイするだけで壮大なトラックメイクまでも可能です。
Feedモードでは出力されるサウンドがまるごとHabitの入力へ戻されるため、行ったエフェクト処理やノブの変化もメモリへ記録することができます。
ディレイのフィードバックに適用できるモディファイア(エフェクト)を2バンクx3種類搭載。ハーモナイズピッチシフト、逆再生、フィルター、モジュレーション、ノイズ付加、グリッチ。自分だけの独創的なディレイサウンドを追求しよう。
テープディレイの再現。滲み溶解するエコー。絶えず変化するサブディビジョン。お気に入りのユニークなディレイが構築できたら、プリセットに保存していつでも呼び出せます。
Spreadノブでディレイへ再生ヘッドを新たに追加。短くすればスタンダードなマルチタップ、遠くへ引き伸ばせば時間概念がメルトダウンするよな不可思議なサウンドに。
2つの場所に同時に存在しているような不思議な感覚、過去と現在のエコーが隣り合って再生される、唯一無二の体験です。
The Story of Habit
Habit – Video Manual
Youtubeの設定から日本語字幕をオンにして御覧ください。
フルMIDI制御、CV、EXPペダルコントロール、外部デバイスとのシンク、プリセット設定などあらゆるモダンな操作に完全対応。Ramp機能を使えば、Habit自身でノブをモジュレートすることも可能です。