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Chase Blissよりエコーコレクター・ディレイ、”Habit”が発売!Joelのコメントも紹介。

アメリカのペダルブランド、Chase Bliss Audioは今最も革新的で、ワクワクさせるギターペダルを作り続けている企業の一つです。奇想天外な発想から確固たる世界観を構築し、前例のない制御性で完全にコントロール。そしてもちろん、音質も最高峰。既存のデバイスでは考えられないようなファンクションを搭載しつつ、最後はしっかりと音楽的にまとめ上げるセンスは見事。コントロール幅を広いのに、逸脱しすぎなく、どうプレイしても心地よく響くのです。

そんなChase Blissより待望の新作、“HABIT”が発売されました。レギュラーラインナップとしてはCXM1978以来の、およそ2年ぶりの新製品です。


Chase BlissはHabitを「エコーコレクター・ディレイ」「サウンドのスケッチパッド」と称しています。シンプルに言えば非常に長いディレイタイム(1分まで!)を持ち、フィードバックに様々なエフェクトを掛けられるデジタルディレイです。ですがそれだけではありません。新しい感覚のパラメーター、制御性、そこから生まれる未体験のプレイメソッド。Chase Blissらしい、アイディアと驚きに満ちた最高のデバイスです。

もし貴方がChase Blissのペダルを一度でもプレイしたことがあるなら、彼らがシンプルで説明が簡単なデバイスをリリースするわけが無いことはもちろんおわかりでしょう。Habitをざっくり表すなら「デジタルディレイペダル」であり、そこに様々なファンクションが乗っかるという認識で大丈夫です。


最大の特徴は、3分まで全ての入力を記録しておくメモリー機能。Habitは入力される全てを記録し、そのメモリーをいつでも取り出して再生が可能なのです。これはHabit自身に自動的かつランダムに行わせることもできます。この拾われたオーディオは更にHabit自身のディレイを通過、そしてモディファイアでのエディットも可能なため、非常に複雑なサウンドレイヤーを形成します。単に遡ってサンプリングするのではなく、過去の自分を再訪するような独特の体験となります。

Chase Blissのラインナップでは似たような方向性にマイクロルーパーと空間系を搭載するMOODと、より厳密にもフリーにもプレイできるクリエイティブルーパーBlooperがありますが、Habitはこの2つに似ているようでまた違った方向性を持っています。
そしてHabitは過去と現在が出会うことでの偶発性と即興性、また緻密にプレイを重ねていける懐の広さも持っています。


Habitを構成する要素は、一つ一つピックアップしていけばそこまで難しいものではありません。ですがそれらの要素が相互に影響し、パラメーターやルーティングを変更するだけで、サウンドがどんどん進化していきます。そしてそれらをしっかりと音楽的にパッケージングし、どうプレイしても心地よく、そして新しい景色を見せてくれるよう設計されたChase Blissのデザインセンスには、もはや感服するしかありません。


Habitはエフェクターであると同時に、もはや楽器のようでもあると感じます。そして開発者したChase Bliss自身、まだ底が見えず全容が掴めないデバイスだというのです。

Habitの発売に合わせて、Chase BlissのオーナーのJoelがブログを投稿しています。ここではその翻訳もご紹介しましょう。

 

blooperのプロジェクトをスタートさせたのがおよそ4年前で、それは本当に奇妙で刺激的なチャプターの始まりでもあったんだ。私達が取り組んできたことのどれよりも壮大で、多くの部分において物事を「正しく」調整する必要があった。MOODはその開発の過程の中で生まれた、今思えば必然的なものだったかもしれない。blooperに比べたらMOODはより偶発性を求めていて、また違ったキャラクターを持っていたんだ。特に何かを意識して開発したわけではなく、楽しければOKというのが目標だった。

MOOD, blooperに続くHabitはそのファミリーの最後のメンバーであり、最も野心的なコンセプトを持っている。

blooper = ループに着目
MOOD = アンビエンス、雰囲気の形成に着目
Habit = ディレイに着目

私たちはHabitをイメージするのに最も伝わりやすい言葉として、「音楽的なスケッチパッド」と呼んでいる。ノートにぼんやりと落書きを描いていくような感覚を、そのままペダルに落とし込んだんだ。今プレイしているこの瞬間から離れて、同時に過去へも思いを馳せることができる。その両方を、同時に行うことだって可能だ。Habitに入力されるサウンドは最大3分のメモリーへ全て記録されていて、いつでもそれらを再訪できる。2分前のサウンドを集めてループさせたり、古い演奏と一緒にハーモニーを奏でたり、今までは不可能だった複雑なエコーパターンも構築できるんだ。

Habitは本当に新しい感覚のエフェクトだから、いざマニュアルや資料を作る段階でパニックになってしまった。みんなにこの面白さが伝わるのか?半分はエフェクトで、もう一方では楽器のようでもあるこのデバイスを。

そういう不安を落ち着かせてくれたのは、このペダルは「楽しい!」という事実だ。本当に楽しいペダルなんだ。ずいぶんとディープなところまで潜れるけど、複雑ではなく、ただ新鮮なんだ。新しいものに馴染むのは、大体1分はかかるものです。

“このペダルは、誰しもがクリエイティブなマンネリから抜け出すことができる救世主かもしれない。Collectモードにして10分間ナンセンスなプレイをして、それを全て録音する。そのうちインスピレーションを受けた部分だけ取り出して、また曲を作るだけだ”
これは、私がHabitを初めてプレイしたあと、チームに書いた文章だ。

プレイしたあと、それとは関係ない別のエコーが聴こえるのは、最初は奇妙に感じると思う。でも本当に面白いし、更に発展もできる。Habitが最終的にどこに行き着くのか、僕たちにも想像できなかった。正直なところ僕たちもまだ学んでいる最中で、本当に驚いてるんだ。だから、ここで書くこともまだ曖昧なことばかりだ。

Habitがどこまで行けるか、どんな風景を見せるか、共に旅をして欲しい。Habitはきっと貴方を混乱させる。慣れ親しんだものへちょっとアレンジを加える程度じゃなくて、本当に新しいものだからなんだ。

他のChase Blissのデバイスと同じように、一度プレイしたら感覚的に理解ができるはず!そしてどんどん深みへハマっていけます。
Habitは全国の販売店様で絶賛販売中です!

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