“Be Kind Rewind”
Generation Loss mkIIは、あらゆる形態における「テープサウンド」を再現するサウンドデバイス。
本来であれば避けられるべき、サウンドの揺れやヨレ。そこには私達を夢中にさせる、ノスタルジックな魔法が宿っています。Chase Blissは丁寧に時間を費やし、テープというフォーマットを一から研究しました。VCRだけでなくハンディビデオレコーダー、カセットデッキなど、磁気テープを含むものなら手に入る全てを分析し尽くした結晶が、Generation Loss mkIIです。
サチュレート、ワウ&フラッター、そして意図せぬエラーサウンド。全てのパラメーターは貴方が望む通りにチューニングでき、究極のテープサウンドの実現のため用意されています。
そして、クラシックなGeneration Lossサウンドを望むならそれも可能です。
しかも、今回はステレオで。
絶大な人気を誇ったCooper FX Generation Loss、そしてCooper FXとChase Blissのコラボレーションで限定発売されたGeneration Loss Limited。それらのリリースを経て満を持してChase BlissからリリースされるGeneration Loss mkIIは、テープサウンドへの飽くなき探究がこれ以上ないほど芸術的な次元まで高められた、究極のテープシミュレーターです。
旧モデルがフィルターやビブラートを組み合わせて自由にローファイサウンドを描いていくデバイスであったのに対し、Generation Loss mkIIはより精度の高いテープメディアの完全再現を目指しています。
VCR(ビデオテープ)、ボイスレコーダー、カセットデッキ、そしてレコーダー型の玩具に至るまで、あらゆるテープマシンのサウンドや特徴を再現。各モデルは個別のEQ特性を備え、実際のハードウェアから周波数特性を分析してモデリングされています。
クラシックでテープらしい調子外れなピッチベンド、ランダムで不安定なビブラートのWOW。テープ特有の素早いフラつき、存在感を創り出すテクスチャを付与するFlutter。2つのモジュレーションを搭載し、貴方の好みにベストな揺れを探究できます。
2つをブレンドするとおなじみのセンチメンタルな表現に。単独で使えばランダマイズビブラート、滴るようなコーラスサウンドも可能です。
Failureノブはテープの引っ掛かり、走行系のエラー、サウンドの欠けといった「予測不可能性」のコレクションであり、自由にサウンドに付与可能です。テープマシンで発生する可能性がある故障をシミュレートすることで、まるで本物のテープが回っているような躍動的な雰囲気を生み出します。
Failureを構成する各要素は個別にオンオフでき、好みに応じて故障具合をカスタマイズできます。
Generation Loss mkIIはChase Blissのコンパクトペダルのラインナップにおいて初となる、ステレオ入出力に対応したデバイスです。TRSケーブルを使用して、ステレオイン/アウト、モノイン/ステレオアウトなど多くのセットアップに追従します。
ステレオ出力時はSPREAD機能を有効にすることで、左右の出力チャンネルへFailureが個別に適用され、動きのある故障したステレオイメージを演出できます。
新しいGeneration Loss mkIIは、あらゆる面でそりゃあもう最高です。でも異議を唱えることも出来ます。Classic dipスイッチを有効にすると、唯一無二のサウンドで知られるオリジナルのGeneration Lossが戻ってきます。つまり全く異なる別のペダルを手に入れられるのです。しかも、今回はステレオで!
Classicモードは各ノブの機能、ビブラートのキャラクター、SPREADのステレオイメージ形成など多くの要素が変化します。mkIIが正確なテープの再現を目指したのに対し、Classicモードはフィルターやサンプルレート劣化などを自由に組み合わせて、どこにも実在しない貴方だけのローファイデバイスを製作可能です。
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フルMIDI制御、CV、EXPペダルコントロール、外部デバイスとのシンク、プリセット設定などあらゆるモダンな操作に完全対応。Ramp機能を使えば、ペダル自身でノブをモジュレートすることも可能です。