Umbrella Company

Bass Compressor

Compressor for Bass
42,500円(税込 46,750円)
ベース専用設計の高品位コンプレッサー。

2011年にリリースされた前モデルのCompressorは、圧倒的な称賛を持って迎えられました。多くのシンプル過ぎるコンプレッサーペダルからから一歩踏み出し、スタジオグレード機器同等のコントロールを搭載し、プロフェッショナルなサウンドメイクを達成するCompressorはギターだけでなくベースでも最高のサウンドをアウトプットしましたが、Empressはさらなる高みを目指します。ベース・ギター用にチューニングされたBass Compressorの登場です。

前モデル同様の通常ハイエンドなスタジオ機器でしか見られないコントロールは微細な設定を可能にし、プロフェッショナルなサウンドメイクを手助けします。更に完全にコントロール可能なサイドチェインハイパスフィルターと、2つのポジションの”Tone + Colour”スイッチで豊かなキャラクターを与えます。

従来のペダルコンプレッサーでは、ダイナミクスの制御と引き換えにどうしてもサウンドの精彩を欠いてしまう事が多かったのが事実です。Bass Compressorでは音楽表現や繊細なタッチを見事に制御しサウンドを見事に整えます。間違いなくすべてのベーシストにとって手放せない一台となるでしょう。

Bass Compressor

CONCEPT

ベースサウンドを完璧にダイナミクス・コントロールできる優れたデザイン。
ベースサウンドの繊細なタッチを一切失う事なくコンプレッションを実行するための様々なファンクションを統合。
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スタジオコンプレッサー同様のフルコントロールとLEDメーター。
ペダルタイプながらスタジオ機器同様のフルコントロールと、リダクションと入力レベルの両方を視覚的にモニターできるメーターを備えています。
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原音とエフェクト音のミックスコントロールを搭載!
スタジオレコーディングで使用される“パラレル・コンプレッション”の技法をペダルで再現できます。
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DETAIL

ベースサウンドを完璧にダイナミクス・コントロールできる優れたデザイン。

オールアナログシグナルパス: デジタル処理は一切ナシ。完全なるアナログサウンドが保たれます。

究極のトランスペアレント・サウンド: 楽器本来のサウンドをマスクすることなく、自在なダイナミクスコントロールを可能に。
Ratio: 2:1, 4:1, 10:1から選択し、幅広いサウンドに対応。

Attack / Release: スタジオグレード機器同等の、独立したアタック/リリースコントロール。あらゆる状況に最適なコンプレッションを微細に達成できます。

Mix: Dry/Wet(コンプレッション)の比率を自在に設定し”パラレル・コンプレッション”を可能に。ダイナミクスやサスティンを的確に整理しながら、一切の原音ニュアンスを失いません。

LEDメーター: インプットゲイン/ゲインリダクションレベルを視覚的に表示するLEDメーター搭載。

Tone + Colour: ミッドレンジのカット/ブーストと、マイルドな倍音質感を加えてリッチなキャラクターを増強します。

Sidechain Send/Return: TRS3.5mmインサートで、サイドチェイン(特定の帯域へのコンプレッションを個別にコントロール)が可能になります。スタジオ録音のテクニックを達成できます。

Sidechain High Pass Filter: サイドチェインにハイパスフィルターを装備。これで別にフィルターを接続する必要はありません!フィルターは20Hz-400Hzを自在に設定可能で、選択した帯域へのコンプレッションを微細に調整。プロフェッショナルなサウンドメイクを実現します。

Improved Low End Frequency: 低域へのレスポンスを拡大し、更にベースへ最適なチューニングへ。

True Display LEDs: ブライトなマルチカラーLEDで、コンプレッションの情報を正確に伝えます。

True Bypass: ペダルをバイパス時にはシグナルに一切影響を与えません。

Small Size, Beautiful Case: 前モデルCompressorの全ての機能を網羅しながら、ほぼ半分へサイズダウン。スパークルが美しいブルーとグレーカラーからお選びいただけます。

ベースサウンドを完璧にダイナミクス・コントロールできる優れたデザイン。
スタジオコンプレッサー同様のフルコントロールとLEDメーター。

レコーディング・スタジオのラックマウント機器同様のコントロールを全て装備。ベーシストに新しいサウンドメイクの扉を開きます。 Input/Ratio/Attack/Release/Outputは個別にコントロールが可能であり、あらゆる楽曲に対して最適なコンプレッションを追求できます。スタジオコンプレサー同様のトランスペアレントなコンプレッションから、深いリミッティングサウンドまで、最高のサウンドとコントロールをペダルフォーマットで実現できます。

また、ペダルタイプのコンプレッサーには搭載される事のなかった視覚性の良いLEDメーターを装備!この優秀なメーターはゲインリダクションと入力レベルの両方を同時に監視することができるため、音楽のGROOVEを視覚的に確認しながらサウンドメイクできます。

Empress EffectsのBass Compressorでは、低域の周波数レスポンス拡張(10Hz~20kHz@-3dB)に加え、フル可変のサイドチェイン・ハイパスフィルター、低音楽器向けにチューニングされたTone+Colourスイッチなど、ベース専用の機能を備えています。

プロフェッショナルなベーシストが要求する全てのレベルにパーフェクトに対応できる唯一のベースコンプレッサーです。

スタジオコンプレッサー同様のフルコントロールとLEDメーター。
原音とエフェクト音のミックスコントロールを搭載!

Bass Compressor では、スタジオレコーディングで使用される“パラレル・コンプレッション”の技法をギターペダルで実現できます。

通常のコンプレッサーペダルの出力は、エフェクト音が100%となりますが、”Mixコントローラー” を標準装備した本機では、ドライ/ウェット信号の比率を自由にコントロール可能です。コンプレッションされたエフェクト音(Wet) だけだと、どうしても音が詰まったような印象になりますが、原音(Dry)を 少し加えていくことでサウンドは驚くほど活き活きとした印象になります。ダイナミクスやサスティンを完全に制御しつつも、一切の原音を失わないオーガニックなコ ンプレッション効果を、一台のペダルだけで達成することができます。

原音とエフェクト音のミックスコントロールを搭載!
サイドチェイン・ハイパスフィルターとアドバンス設定。

Bass Compressor には、フル可変の“サイドチェイン・ハイパスフィルター” が追加されています。

より細かく的確に低域をコントロールするため、SC HPノブでは 20Hz~400Hzのフィルター周波数を連続的に可変することが可能です。

ゲインリダクションの検知器に送られる信号の低域をカットすることで、コンプレッションがベース帯域に過剰に反応してしまう現象を防ぐことができます。このスタジオテクニックを活用する事で、特にベース楽器対して最適なコンプレッション効果が得られるようになります。

また本機のトップ面にはサイドチェイン回路に外部デバイスを接続できるTRS端子を備えているため、外部EQユニットなどからのサイドチェイン・コントロールも可能です。イコライジングで特定の帯域を強調して、ピッキングなどのピーキーな部分に対して特にコンプレッションの反応を強くさせることもできます。耳障りなサウンドをより制御したしたプロフェッショナルなサウンドメイクを可能にします。

また、アドバンス設定では、本機に電源投入された際にエフェクト・バイパスで立ち上がるか、またはエフェクト・オンで立ち上がるかを設定することができます。コンプレッサーを常にオンの状態で使用したい場合にとても便利な機能です。

サイドチェイン・ハイパスフィルターとアドバンス設定。
Tone + Colour スイッチ
Tone + Colour スイッチ

Bass Compressor にはベース帯域に特化したスペシャルな “トーン+カラースイッチ” が追加されています。

スイッチは左側に倒すと「ミッドレンジ(500Hz)カット」 、右側に倒すと「アッパーミッドレンジ(2kHz)ブースト」となります。

また同時に、カラーサーキットを通過する事で、サウンドにわずかな倍音質感を加える事ができます。倍音成分が加わることで、存在感のある際立つベースサウンドが楽しめます。またこのカラーサーキットは内部のDIPスイッチで2つのポジションごとにオンまたはオフに設定可能です。カラーサーキットをオフにするとピュアなイコライジング動作のみを有効にすることができ、トーン+カラースイッチ有効時のサウンドをクリアーに保つことができます。

Compressor MKIIとBass Compressorの違い
  • MKIIのサイドチェインハイパスフィルターは2つの周波数オプションから選択するのに対し、Bassは20Hz – 400Hzの間をノブで自在に設定が可能です。サイドチェインのハイパスフィルターは飛び出るハイエンドを整えつつ、同時にローエンドを完全に潰しすぎないよう、特にベースのような低域の情報量が多い楽器に対して非常に効果的です。ノブでフルに設定可能にすることで、より正確にフィルターをコントロールできます。ハイパスフィルターはそれほどギターでは重要でありませんが、MKIIにもフィルターオプションを搭載することで幅広いサウンドメイクを可能にしています。

     

  • MKIIのToneノブに対して、Bassでは”Tone + Colour”スイッチが搭載し、ベースのキャラクターに最適化された2つのプリセットEQカーブが用意されています。1つは300Hzを中心としたミッドスクープで低域を僅かにブーストし、もう1つは2kHzを中心としたミッドブーストです。ブーストは弦の響きとピックアタックを際立たせよりアグレッシブに、スクープは濁りを取り除きウォームさが心地よいトーンへ変化させます。Colour回路はEQカーブのいずれかをオンにすると有効になります。この回路はマイルドなクリッピングから構成されており、僅かなハーモニックディストーションを加えます。また僅かにボリュームもブーストされ、ベースに最適な相性となるようにフィルタリングも追加されています。実際ギターとの組み合わせもグッドなのですが、ベース用にスペシャルなものを作りたかったのです!内部のDIPスイッチで、EQシェイプから独立してColour回路をオフに設定も出来ます。

     

  • Bass Compressorは低域の周波数帯へのレスポンスが拡大されています。特にInputノブを低く設定した軽いコンプレッション時に、豊かな低域を感じられるでしょう。
Compressor MKIIとBass Compressorの違い

CONTROL

① INPUT
コンプレッサー回路へ送られる信号量を設定します。高く設定するとより強いコンプレッションになります。
② OUTPUT
出力レベルを設定します。このパラメーターはコンプレッションに影響しません。コンプレッション時に失われるゲインを補正したり、ソロのためのブーストとしても使用できます。Empress Effects は全てのベースソロを応援しています!
③ ATTACK
入力シグナルがスレッショルドを超えたとき、ゲインリダクションするまでのアタックスピードを設定します。ノブを右へ回すとアタックタイムが増加します。 範囲: 50μs – 50ms
④ RELEASE
信号がスレッショルドを下回ったとき、コンプレッションされた信号が本来のレベルへ戻るまでのリリーススピードを設定します。ノブを右へ回すとリリースタイムが増加します。 範囲: 50ms – 1s
⑤ MIX
ドライ信号とウェット(コンプレッション)信号のミックスレベルを設定します。右回しきりで 100%ウェット、左回しきりで 100%ドライとなります。ドライ信号をブレンドすることで、コンプレッション時に失われがちなダイナミクスを強調し、生き生きとしたサウンドに貢献します。このテクニックはパラレル・コンプレッションを呼ばれ、ドライ信号のニュアンスを失うこと無くサスティンの増強が可能です。
⑥ SC HP
サイドチェインはメインの音声回路以外の経路のこと、コンプレッサーにおいては圧縮具合をコントロールする回路を指します。コンプレッサーは音声信号を検出/解析し、それを基にどれくらい圧縮するかを決定します。この信号を検出/解析する経路がサイドチェインです。

そして、検出する音声信号を加工すれば、圧縮動作に変化を付けることができ、自然で滑らかなコンプレッションにしたり、エフェクティブなコンプレッションにしたり、コンプレッサーの反応を精密に調整することができます。COMPRESSOR mk2 / BASS COMPRESSOR はサイドチェイン経路に HPF を設けることで、コンプレッション動作にバリエーションを持たせています。

Sidechain HPF (ハイパスフィルター)ノブを使うと、高域のコンプレッションを低域にまで適用することを緩和ができます。これにより不必要な過剰なコンプレッションを避け、高域には適切なゲインリダクションを行いつつ、低い帯域ではダイナミクスを失わない瑞々しいサウンドを楽しめます。ベースは周波数レンジが広く、音域によるエネルギー密度の差が大きいためハイフレットポジションで良い感じになるように設定しても、ローポジションではコンプレッションがかかりすぎて音が細くなってしまい、全ての音域で満足できる設定にはなかなか辿り着けません。サイドチェイン HPF を活用すると、この音域による感度の差を調整することができます。この時、メインの音声に HPF は効いていませんので音色を保ったまま、広い音域にわたり違和感のないコンプレッションサウンドを作ることができます。BASS COMPRESSOR はフィルターの周波数を無段階で可変できますので最も効果的なポイントで使用する事が可能です。
⑦ RATIO
ゲインリダクションの圧縮度合いを決定します。

・2:1 – 非常にトランスペアレントで、マイルドなゲインコントロールに最適。
・4:1 – 多くの状況に対応する一般的な設定。透明感あるサウンドながら幅広いコンプレッションが可能。
・10:1 – リミッティングに近い強いコンプレッション。
⑧ TONE + COLOUR
左ポジションは 500Hz のミッドレンジカット、右は 2kHz のアッパーミッドのブーストとなります。どちらのポジションも同時に”Colour”回路を有効にし、シグナルにリッチな倍音を付加してキャラクターを増強します。

*“Colour”回路はどちらかのポジション、または両方でオフにすることもできます。Colour 回路無しの Tone 設定が好みの場合は、内部の dip スイッチを使って設定してください。
⑨ BYPASS
LED が点灯時 Compressor はオンになりコンプレッションが行われます。LED がオフのときCompressor はバイパスされています(トゥルー・バイパス)。
⑩ METERS
ペダルタイプのコンプレッサーには搭載される事のなかった視覚性の良いLEDメーターを装備!この優秀なメーターはゲインリダクションと入力レベルの両方を同時に監視することができるため、音楽のGROOVEを視覚的に確認しながらサウンドメイクできます。
⑪ SIDECHAIN INPUT
ペダル上部にある sidechain 接続用のジャックを使えば、外部のデバイスでサイドチェインコントロールが可能になります。外部に EQ を用意すれば、特定の帯域に反応しやすくしてピーキーなうるさい部分を抑えたり、中域のみに反応するコンプレッションを作ったりと応用が可能です。外部のオーディオソースをつなげば、外部の音声でコンプレッションをトリガーすることも可能です。よりクリエイティブで高度な使いこなしアイデアにも対応できます。Sidechain のコネクターは 1/8” TRS プラグ、Tip = send, Ring = return, Sleeve = ground です。

DEMO

SPECIFICATION

Input Impedance1MΩ
Output Impedance2.2kΩ
Frequency Responce10Hz – 20kHz (-3dB)
Distortion< 0.1%
Noise– 101dB
Headroom+15dBu
Attack50μsec – 50msec
Ratio2:1、4:1、10:1
Release50msec – 1sec
Sidechain HPF20Hz – 400Hz (variable control)
Power9VDC ( TIP = -) 、100mA
SizeH64mm × D122mm × W66mm
Weight454 g

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