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WesAudioは、2010年に創業したプロオーディオメーカーです。

WesAudioは2つの部門に分かれており、一つは「ng500」シリーズを代表とするデジタルリコールを備えたアナログプロセッサ、もう一つはクラシックのピュアなアナログ機器を担当しています。

2つの部門は同じ目標を共有し、優れた最新機能を備えた美しいサウンドのアナログ機器を製作し、そのすべてを手頃な価格で提供しています。

今回は「Beta76」の魅力を纏めてご紹介いたします。

https://umbrella-company.jp/wesaudio-beta76.html

数十年以上前に製造されたものが現在も使われ続けているレコーディング機材。「ビンテージ」と呼ばれる1930年代~1970年代に製造されたこれらの機材の中でも、特に人気の一台としてUrei 1176が挙げられるでしょう。Urei 1176は、アナログならではの存在感のある音色、そして直感的に素早く追い込める操作性と優れたコンプレッションが得られるトラッキングコンプの名機として、アナログ~デジタルのレコーディング環境の変遷を跨いで世界中で愛されてきました。

Wes Audio Beta76は、そのUrei 1176のデザインをリファインし、極上のサウンドと優れた機能を備えたFETコンプレッサーです。歴代の1176やレプリカモデルと比較して、4mm厚のステンレス鋼板による重厚な筐体、また厳選したパーツを使用し丁寧にアッセンブルされるなど、完成度が高く安心感を与える作りに仕上げられています。

またBeta76は、1176の優れた使い勝手を残したまま、更にコンプレッサーとしてのパフォーマンスを大きくアップグレードする2つの機能が追加されています。

【モダン/ビンテージ・モード切替】

入力トランスについては、クリアなサウンドのトランスレス・電子バランス入力回路を通過する「Modern Mode」と、Carnhillトランスによるトランス入力回路を通過し量感が増しコシのあるサウンドが得られる「Vintage Mode」をユーザーが選び使い分けることができます。

【サイドチェインフィルター搭載】

60Hz/90Hz/150Hzの3つの周波数を選択できるサイドチェイン・フィルターの搭載により、例えばベースに使う場合、オリジナルの1176では低域成分に引っかかりコンプレッションが作動していましたが、アタック成分に引っかかるようにコントロールできるようになったことで、結果的によりナチュラルな掛かり具合で理想的なサウンドメイクを行うことができます。

ボーカルやギター、ベースなどの収録に、一台目のコンプレッサーをお求めの方にも推奨するコストパフォーマンスに優れた製品です。


その他の特長

・Carnhill製の出力トランス搭載
・Ratioスイッチの全押し対応
・ステレオ・リンク
・トゥルーバイパス

 

Beta76導入事例・サウンドレビュー

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ベース 作詞 作曲 編曲 サウンドプロデューサー
古川 貴浩 氏

★Beta76を導入を決められた理由は?

掛かり具合と音はもちろん良かったのですが、一番の決め手は、サイドチェインの機能でしたね。プラグインのコンプにはサイドチェインの機能が付いているのもあるので、実機でも付いていたらいいのに、と思っていたんです。

特にベースを録る際にこの機能は必需品なんです。Beta76のサイドチェインを使うと、ピッキングにちゃんと引っかかってコンプレッサーが掛かってくれるんです。オリジナルの1176にはこの機能は付いていないので、どうしても低域成分に引っかかってしまうんですよね。

低域に存在感があるような重心のコントロールをしたくて、特にBeta76のサイドチェインを使うと重心を下げられたり、そのコントロールがしやすいんです。


★Modern Mode/Vintage Modeの機能については、どのように使い分けていますか?

ボーカルやA.ギターに使う時には、音を聴きながらModern ModeかVintage Modeを選んでいます。基本的にVintage Modeの方が存在感が出てくる感じですね。最初はトランスを通したVintage Modeの方が良いに決まっているというイメージも持っていたのですが、そこは敢えてModern Modeでも試してみたり、曲のイメージでもう少しクリアな質感にしたいような場合にModern Modeで使うこともあります。

コンプを敢えて掛けずに、信号を通して質感を加えるだけの使い方もしています。

※インタビューの全編は以下のリンク先をご覧ください。
https://umbrella-company.jp/contents/beta76-tg2-review/

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レコーディングエンジニア 牧野 英司 様

facebookより
https://www.facebook.com/eijiQ/posts/725988387470470?notif_t=like

今日ようやくWes Audio Beta76をチェックする時間が取れました。素材は男性ボーカルと女性ボーカルとLINE録りのBASS音源。比較対象はUrei 1176LN シリアル0404 。

ボーカルの聞き比べでは、ともにBeta76のVintageモードの方が、多少腰が低く聞こえます。Hiがというよりは、Loが張り出してくる感じ。ある意味太く聞こえます。
オリジナル1176LNの方はやはり中域が張り出してくる感じ。アタック、リリースとも全く似ていて違いがわかりませんでした。多少同じようなセッティングにして、メーターの振りも同じようにしましたが、多少Beta76の方がリダクション率高いような気がします。

Beta76のModernモードでは逆にほんのちょい腰高傾向。でもHiの感じが嫌みがなくてとっても好きです。Silverともまた違った感じでした。Beta76の方がシルバーより潰れカン少ない印象でした。(すみません、実機が無かったため、あくまで印象ですが)Loの感じも減ったというよりは、Clearになったという感じ。

次にベースのラインでは、Beta76の方が多少アタックが速めなんだなと、認識できました。ただ、耳で聞いてる限りは1176LNの方が、アタックがパツンパツンに聞こえる。
Beta76の方がLoが多少出ているせいかな?ピークメーター見てる限りは、Beta76の方がアタックはやめリダクション率高いのですが。それだけナチュラルってことなのでしょうか。

今度は録りで試してみたいのですが、いったんお返し。

かなりの好印象でした。くせもなく目立った特徴もないのですが、それが良かったです。Vintage、Modernモードともにナチュラル。
へたなビンテージよりもぜんぜんいいと思います。

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レコーディングエンジニア

Urei 1176のリビジョンB、リビジョンE、Universal Audioの限定モデルの1176AE、Purple Audio MC77、Empirical Labs Distressorと比較してみました。それぞれが違った印象でしたが、Beta76は綺麗に1176のようなコンプレッションさせる感じで、コンプレッサーとしては想像以上に使いやすい印象でした。とても優秀な作りをしている思います。

MODERNモードはシルバーの1176、VINTAGEモードはブラックの1176と思われそうですが、特にMODERNモードでコンプが掛からない設定にすると、元音と音色が変わらない印象なので、そこは今までのどの1176ともまた違うと思いました。

Urei 1176に慣れている人には音色的にVINTAGEモードの質感が馴染みやすいかもしれないです。ボーカルやギター、ベースなど、今までの1176のような使い方のできるので、1台目コンプを探している人にはかなり勧めやすいです。オールドの1176を探している人には、見つけても状態が不安定なことも多いので、一度Beta76を試してみると良いと思います。」

 

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Wes Audio Beta76はのデモ機をご用意しております。
ご興味のある方は、お近くの販売店、または弊社までお問い合わせください。

https://umbrella-company.jp/sales.html

https://umbrella-company.jp/demonstration.html

 

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