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SONY MDR-CD900ST ヘッドホン改造・モディファイ、音質アップグレード

最近のMDR-CD900STは前と少し音が違っています。マイナーチェンジがあったのか仕様変更があったのかは分かりません、いつ頃からというのも定かではありませんが、気になってしまいました。おろしたてだからなのか、エージングが十分できれば私が知ってるあの音になるのかと考えていました。が、やっぱり気になります。低域が締まり過ぎて、少し腰高、詰まった感じに聴こえます、このヘッドホンとは10年来の付き合いになりますので間違いありません。

針で「ぷすっ」でサウンド劇変!

以前の900STは重心が低く、深みのあるローエンドで、振動板がもっと自由に動くというか圧縮感のないストレートなサウンドです。低域に違いが感じられるので低域のチューニングを施している構造部分をチェック。エア抜きのポート、作られた時期によって形状がSONY MDR-CD900ST ヘッドホン改造・モディファイ、音質アップグレード違う、私の知る限りでは真円と長円形の2種類があった。最新ロットの物は長円形、少し前の時期の物から変わった様子はない。しかし両方のイヤーパットを合わせてパフパフしてみると違いが確認できた。新しい900STはパフパフしてもこのエア抜きポートから空気の出入りが感じられない。これによりバックキャビティー内の空気のバネ圧が高まり振動板の動きを制限を受けていると考えられる。実際の聴こえ方もそう言う傾向がある。ポートの形状は同じ、ポートの内側に貼ってあるフェルトが怪しい、見た目からは違いは分からないが通気性が違うようだ。このフェルトの役割りとしては、ゴミやホコリの侵入を防ぐのと空気抵抗のコントロールをしていると考えられる。勝手な推測でしかないのですが、接着剤が変わったか、量が多くなったか何かでこのフェルトの通気性が悪くなったとかそんな理由ではないかと思い込んだ。

思い込んだらやらずにはいられない、針で「ぷすっ♥」すると聴き慣れた900STの音になったではありませんか!少女から大人の女性へ導いたかのような、この満足感はなんだ?それにしてもたっぷりとした量感とビートのキレを両立した低域へと気になっていた点が解消、劇的な変化です。やはりここに要因がありました。空気のバネ圧が前の900STと同じ具合いになったようです。

SONY MDR-CD900ST ヘッドホン改造・モディファイ、音質アップグレード

これまた推測で確証は全くありませんが、一時生産中止になった時期それ以降に生産された物はこのような傾向があるのではないかと勝手に思い込みです。最近900STを買った方で以前のようなサウンドが欲しいとに感じている方は「ぷすっ♥」を試してみるのも良いかもしれません?

また、この「ぷすっ♥」によってチューニングできるのは事実、穴の大きさや数で音は変わります。以前の900STでも同じような傾向で変化するでしょう。リファレンスモニターとしての役割りを忘れずに自分なりのチューニングを見つけてみるのも面白いと思います。開けた穴はもどせませんが。

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株式会社アンブレラカンパニー
技術部

*サウンドの変化が想像以上になるため、また一度開けた穴は復帰できないので、改造はご自身の責任において行ってください。

 

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https://umbrella-company.jp/contents/tag/900st/

 

 

 

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