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間違いなく2000年代の幻の名機となるであろう" biscuit"が、パーツの入手性のため生産終了となり、多くのオトマシン・フォローワーが次の作品に期待していた中、OTO MACHINESはBIM/BAM/BAUMという3機種のデスクトップ・エフェクトを発表しました。
その第一弾となったBIM 12bitディレイ(発売中→http://umbrella-company.jp/oto-machines-bim.html)は、フィルターやLFO、タップテンポなどを備えたステレオ入出力のデスクトップ・ディレイで、そのビンテージ感溢れる(1980年代のデジタル初期のサウンドという意味で)太いサウンドと、リアルタイムでのライブパフォーマンス性の良さなどが認められ、多くのパフォーマーや、音楽制作の現場に導入されるヒット作となっています。そして2016年6月から7月にかけて、第二弾になるOTO MACHINE BAMが遂に登場になります!(ちなみに第三弾 BOUMはコンプレッサーになる予定です)。まずはビデオをご覧ください。
OTO MACHINES BIMは、最初期のスタジオ・リバーブの名機であるEMT250やLexicon 224といった往年のリバーブユニットを再現したとても個性的な、スタジオ品位のデスクトップ・リバーブです。
アルゴリズムはシンプルでなくてはならなかったわけですが、音楽的で素敵キラキラ感を持っていた、あの1980年代のリバーブサウンドを作り出すには、それらの性能の限界が大きく影響していたのです。そしてそれらの少しザラツキやギラッとした質感をもった、太く、オーガニックで、とても魅力的な音質は、現代の音楽制作では逆に見直されています。当時のリズムマシンやシンセサイザーが再発見されているのと同じような理由で、このBAMが持つ魅力的でスペーシーでオーガニックなリバーブサウンドは現代の音楽制作やパフォーマンスに大きなインパクトを与えてくれます。
BAMに採用されたテクノロジーは初期のデジタルリバーブ・ユニットに採用されていた技術にほぼ同じです。16ビットのコンバーターに、20ビット固定ポイントのプロセッシング、アナログ・フィルタリング技術、入力トランスなどのハードウェアと、厳選された7つのリバーブ・アルゴリズムが融合し、OTO MACHINES BAMの個性的なビンテージ・デジタル・リバーブサウンドを作りだしています。 プラグインやソフトウェアでは決して真似ができない BAMが持つハードウェアーならではの音質や質感を、是非あなたの音楽制作環境やパフォーマンスにお役立てください。もちろんその性能はプロオーディオ・ハードウェアとして、スタジオ・レコーディングでもご利用いただけます。多くのビンテージ・デジタル・リバーブが現代に通用するオーディオ品質を失ってしまっている中で、BAMは当時のサウンドや質感を、信頼感高くデスクトップ上に再現できます。 またMIDIコントロールや36ユーザープリセットなど、モダーンな音楽制作に対応できる機能性も追加されています。