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THE NOVEMBERSや数々のサポートアクトで活躍するベーシスト、”高松浩史“氏にアンブレラカンパニーのブレンダー/ミキサーペダル、“Fusion Blender”を導入していただきました。

今回、Fusion Blenderをベース用のブレンダーペダルとして使用した際の、使用感やセッティング、サウンドの感想などを高松さんにお伺いすることが出来ました!

 

THE NOVEMBERS / 高松浩史 Photo by Susie

 

音作りの根本がひっくり返る。

-この度はFusion Blenderを導入いただきましてありがとうございます!まずFusion Blenderはどこでお知りになりましたか?

高松浩史:おそらくですが、発売したての時に、ネットで知ったのだと思います。

・Fusion Blenderを試していただいた際のファーストインプレッションをお聞かせください。

高松浩史: 音作りの根本がひっくり返るという恐怖でいっぱいです。笑 音作りが大きく変わる、一から作り直す必要があるというのと、これがあればどんなエフェクターでもだいたい使える音になってしまうので、しっかりとしたビジョンを持っていないと迷宮入りする恐れがあると思いました。

-すごく贅沢な悩みですね、ありがとうございます笑。確かにそのまま使用するのはイマイチな機材でも、原音をブレンドすることで存在感やニュアンスがぐっと改善されるという場面は多いと思います。思う存分悩んでください!
Fusion Blenderは、ブレンダーとしてまず「原音ブレンド」の質にこだわって設計しました。原音を混ぜるブレンダーとしてのサウンド、使用感はいかがでしょうか?

高松浩史: 正直なところ、今まで私個人としてはブレンダーに「原音の音質の良さ」を求めておりませんでした。というのも、ブレンダーを使用する際に「原音に何かを足す」というより、「何かに原音を足す」という使用法が主なので。もっと踏み込むと、ミッドレンジの輪郭を足す用途に使用することがほとんどですので、原音の音質よりも、使用する際の手軽さ(筐体サイズや重さなど)を重要視していました。
しかしながら今回Fusion Blenderを試す機会をいただいて、「確かに混ぜる原音にも依存するんだな」という発見がありました。よく考えれば当たり前ですが…。混ぜる原音がしっかりしているほど違和感は少ないですね。特にこの機種にはフィルター機能がついており、そのフィルターをより効果的にするためにも、まず原音の部分をしっかりした音で!というのはとても理にかなっていると思います。

 

-ブレンダーのジレンマからも解放される。

-触れていただいたフィルター機能についてですが、Fusion Blenderは2つのチャンネルへローパス/ハイパスフィルターを適用することで、特定の帯域のみを取り出してブレンドが可能なのがポイントです。このフィルターを活用したサウンドメイクのインプレッションはいかがでしょうか?

高松浩史: この部分がFusion Blenderの最大の武器だと思っています。通常、ブレンダーで原音を混ぜ込んだ場合、原音とエフェクト音がうまく馴染まず、二つの音がそれぞれ鳴っているように聴こえてしまうことがあります。特に、ファズなど、原音とはかけ離れたエフェクティブな音ほど顕著です。しかし、この機種のように、例えばファズに原音のミッドから下の部分だけ混ぜるオーバードライブにミッドの輪郭の部分だけ混ぜる、など、ある程度帯域を絞って混ぜることで、ただ原音をそのまま混ぜるよりも格段に馴染み、違和感なく音を強くすることが出来ます。
またファズを例にしますが、シンプルなブレンダーですと、原音の割合が多くなっていくにつれ、そのエフェクトのキャラが薄まっていきます。そうすると「歪ませている感」といいますか、「そのエフェクターを使用する意味」も薄れると思います。Fusion Blenderを使用すると、そういったジレンマからも解放されると思います。

 
 

-ブレンダーには確かにそのようなジレンマを感じることはありますね。フィルターを使って美味しい帯域を抜き出したり、ぶつかるところをカットするなど効果的に使えるので、ブレンダーを使ってもイマイチ変化がわからなかったという方にも是非使っていただきたいです。
高松さんがFusion Blenderをレコーディング、ライブなどでご使用頂く場合、どのような場面やサウンドが想定できますか?

高松浩史: ハイゲインディストーションと原音を混ぜる、キャラの濃いプリアンプと原音を混ぜる、モジュレーションと原音を混ぜる…などなど、想定出来すぎて一台では足りないです。笑

-ありがとうございます。笑 フィルターを使えば本当に様々なシチュエーションに対応できるので、思いつくままにブレンドしちゃってください。

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-Fusion Blenderで試したいアイディアがあれば教えて下さい。

高松浩史: エフェクターに原音をブレンドするということは手法として良くやっているので、ハイゲインディストーションにオーバードライブのローエンドを足したりエフェクト×エフェクトというのは試していきたいです。あとはとにかく、ブレンドするエフェクターそれぞれに対して、どの周波数をどの程度混ぜるか、という部分が肝になってくると思っています。ですので、そのポイントをまず探っていきたいです。

-「こんなFusion Blenderがあったらな」というリクエストがあれば教えて下さい。小型化、シングルチャンネルにして原音ブレンドへ特化、センド/リターンが3系統など…

高松浩史: 正直、シングルチャンネルにして原音ブレンドへ特化(フィルター機能はあり)で、小型軽量化をしたら爆発的に需要が増えると思います。このままの音質で出来たら最高ですが、多少音質は犠牲になったとしてもその価値は大きいと思います。

-ありがとうございます!爆発的に需要が増えてほしいので笑、チャレンジしてみたいと思います。その際はまた是非お試しください!
この度はありがとうございました。

 

★高松浩史さんの最新情報はこちらでチェック!
https://twitter.com/takamatsu1623

THE NOVEMBERS
 

Photo by Yosuke Torii


 
https://the-novembers.com/
 

 
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