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Preamp プリアンプ

CHASE BLISS AUDIO × Benson Ampsコラボ!アナログのパラメーターをリコール可能な「Preamp MKII」登場!

NAMMで発表され会場でも一番の集客となっていたCHASE BLISS AUDIO の新製品 「Preamp MKII」がついに出荷開始となりました。

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Preamp MKIIはCHASE BLISS AUDIOが気鋭のアンプメーカー"Benson Amps"との共同開発で完成させました。 本物のアンプフィールを伝えるプリアンプ/オーバードライブ、2タイプの素晴らしいファズ、高品位なEQセクションを搭載。さらに、そのリアルな【アナログ回路】が紡ぎだすトーン・パラメーターを、本体でリコール、EXPペダル、CV、MIDIから外部制御することができます。追従するモーターフェーダーによる視覚的なリコールも魅力です。 圧倒的なアナログのトーンオプションを自在に操作/管理できる画期的な製品であり、プレーヤーの自由度を飛躍的に高められます。

まず最初に特筆すべきはそのプレミアムなサウンドです。何か月も待たないと入手する事ができないという、話題のBenson AmpsのChimera 30Wのサウンドが再現されています。真空管の代わりにFETトランジスタを使った回路設計ながら、そのサウンドは真空管アンプそのもの!そしてPreamp MKIIではChimeraアンプ同様のGain, Treble, Bassに加え、マスターボリューム、フレキシブルなパラメトリック・ミッドレンジ・コントロール、クリッピングダイオード選択(ゲルマニウムとシリコン、またはOFFがセレクトできます)、2キャラクターのファズが追加されたことで、圧倒的なトーンオプションを獲得しています。

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デジタルエフェクターとは異なり「アナログ」のプリアンプや歪ペダル、そしてイコライジングをプリセットする事は難しいことでした。お気に入りの歪ペダルの設定を曲ごとに、または曲の演奏中に変化させるには、実際にペダルのノブを手で回すか(足で回すという商品もありましたね!)、ギターの手元ボリュームを調整して対応するのがほとんどだったと思います。ギターの手元で絞ると歪感をクランチ気味にできたりするペダルも多いですが、実際には音の抜けが悪くなってしまったりするため、本当はペダル自体のノブを動かしたい、ペダルのノブ自体を外部から動かしたいという方も多かったのではないかと思います。 Preamp mkIIはその夢をかなえてくれます。Preamp mk2はGainやVolumeそして各EQのフェーダー位置を記憶し、それをプリセットとして保存・呼び出しできます。さらにプリセットを変更するたびにモーターフェーダーが追従するので視覚的にも状態を確認できます。伴奏はクランチで、ソロでGainを上げた時にはマスターボリュームを少し下げるなどの設定が簡単に組めます。アンプシミュレーターのようなデジタルパラメーターではなく、「実際のアナログ回路」を変化させているところに大きなアドバンテージがあります。 また、外部のエクスプレッションペダルやMIDI、モジュラーシンセシステムなどのアナログCVからフェーダー(アナログパラメータ)を動かすこともできます。1つのフェーダーが上がる時に、もう1つは下がっていくなどの複雑な動きも可能です。Preamp mkIIのEQセクションのMidsは約150Hz~4kHzの帯域で調整でき、Qレンジの可変も可能なので、ワウのような効果はもちろん、Qを高く設定して発振気味に設定したフィルターをエクスプレッションペダルで制御するようなプレイも簡単に実現できます。 アナログのすべてを操り、リアルタイムで可変させたり、その設定をリコールできる。 Chase Bliss AudioのPreamp mkIIはそれを実現したたいへん価値のあるペダルなのです。

最後にファズ・セクションの素晴らしさについても少しふれさせてください。 まるでアンプのようなBenson Preampセクションは、クリーンからドライブまで極上のサウンドでプレイできますが、さらに音色をプッシュしたい場合に、このファズセクションは最高のコンビネーションで歪を新たな境地に誘います。ファズはOPENまたはGATEのモードを選択できますが、その両方の完成度がとても高い事に驚きました。これは文章では伝わりにくいので展示されている販売店さんで実際にお試しになるか、YOUTUBEなどの動画でご確認ください。 個人的にはゲートファズで、MidsのQと周波数設定、ブーストで発振気味に設定したサウンドをエクスプレッションペダルから上下させたサウンドは最高でした。

Benson Ampsの音の職人としての頑固な音作りのセンスと、Chase Bliss Audioのクリエイティブな発想が見事に融合したPreamp MKIIには、ここには書ききれないほどの可能性があります。 ぜひチェックしてみてください!

 

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