モジュラーシンセから各種モーターをドライブ!BASTL INSTRUMENTS の「モーター系モジュラー」3機種を使用した「BASTL MOTOR JAM」動画!
09/06

チェコのハンドメイド電子楽器メーカー『BASTL INSTRUMENTS』の「モーター駆動用モジュラー」の国内出荷開始が始まっています。
モジュラーシンセのCVやトリガーから各種モーターを駆動させることで、モジュラーシンセを拡張して、リアルな楽器を演奏させたり、パーカッションを叩かせたり、モジュラーのクロックに同期させた特殊装置を動かすなど、様々なシステム構築が可能になります。
このコンセプトは、よりアート作品的な発想で製作されていたSTANDUINO時代からあったもので(こちらの動画をチェック!)、BASTL INSTRUMENTSのモジュラー・シリーズとして発売されました。
今回、ULU a.k.a Tateyama氏と、F∞x Laser a.k.a 1∞take氏のお二人にご協力いただき、BASTL INSTRUMENTSのモーター系モジュールを利用したシステムを撮影させていただきました!
最初に拝見した時からワクワク・マックスでしたが、実際に演奏してもらったら、予想をはるかに超えてカッコ良かったです。各種モーターを使用したパーカッシブな音響はもちろん、クロックを同期させながらリアルタイムで演奏される「レーザー・モジュラー」も視覚的な「響き」を作り出していました。
3タイプのモーター駆動(DC MOTOR、SERVO、SOLENOID)を使い分けて発想力を膨らませると、モジュラーで遊べる事や表現性の幅を、従来では考えられなかったような方向に拡げられるのではないかと思います。
また、もう一つ『SENS』という、様々なセンサーを接続できるモジュールもありますので、次の機会にご紹介したいと思います。
ぜひ、モジュラーシンセとリアルワールドの世界をコネクトするシステムを構築してみてください!
上記のライブ・パフォーマンス、もっと見たいですよね?
フルパフォーマンスの動画もアップしました!お楽しみください!!
『DCモータを駆動できるデュアル・バイポーラのユーロラック・モジュラー』
BASTL INSTRUMENTSの「DC MOTOR」を使用して、CV入力に応じて「速度」と「方向制御」を備えた2つのDCモータを駆動することができます。 回転動作するモーターを利用したDIYのサウンド装置に応用でき、ファン(扇風機)、ラジコン、CDROMドライブなどのモーターをモジュラー・システムからコントロールすることが可能になります。
モータ駆動回路とCV入力回路は、グランド接続なしで光学的に絶縁されているため、モーターとモジュラー回路でノイズや電力の問題が起きる事はありません。
*モータを駆動するための外部電源は別途必要です。
Features
■ 2チャンネル・バイポーラDCモーター・ドライバ
■ CV回路とモーター回路は光学的に絶縁されオーディオ回路へのノイズ混入を防止
■ モーターの外部電源は別途必要です
■ モーターは電源から直接駆動できます
■ チャンネル毎にアッテネータを装備したバイポーラCV入力
■ チャンネル毎にスピード・オフセット・ノブを装備
■ チャンネル毎にダイレクション(方向)オフセット・ノブ
■ 6HPサイズ
■ PTCヒューズとダイオード保護の16ピン電源コネクタ
■ モジュール奥行=50mm
■ 最大ピーク電流1A、定電流600mA
● 製品マニュアル
http://umbrella-company.jp/manuals/bastl-instruments-dcmotor-manual.pdf
● 製品詳細ページ
http://umbrella-company.jp/bastl-instruments-dcmotor.html
『ソレノイド・モータを駆動できるクワッド・トリガー仕様のユーロラック・モジュラー』
BASTL INSTRUMENTSの「SOLENOID」は、4つのソレノイド・モーターを駆動できるユーロラック・モジュラーです。出力パルス幅はノブで調整ができ、ソレノイドモーターに信号を供給するために最適化されたトリガー信号を作り出します。より短いパルスが出力されると、より少ない電力でソレノイドモーターが制御され、パルスによってダイナミクスな動きの調整が可能になります。
モータ駆動回路とCV入力回路は、グランド接続なしで光学的に絶縁されているため、モーターとモジュラー回路でノイズや電力の問題が起きる事はありません。
*モータを駆動するための外部電源は別途必要です。
Features
■ 4チャンネルのソレノイド・モーター・ドライバー装備
■ CV回路とモーター回路は光学的に絶縁されオーディオ回路へのノイズ混入を防止
■ モーターの外部電源は別途必要です
■ モータは外部電源から直接駆動されます
■ チャンネル毎にトリガー入力を装備
■ 出力パルス幅ノブはすべてのチャンネルに適用されます
■ 5HP
■ PTCヒューズおよびダイオード保護16ピン電源コネクタ
■ バスに5Vが必要
■ モジュール奥行=50mm
■ 消費電流:+ 5V:<30mA
■ 別売のSOLENOID EXPANDERにより、4つのCV入力をSOLENOIDに追加可能
● 製品マニュアル
http://umbrella-company.jp/manuals/bastl-instruments-solenoid-manual.pdf
● 製品詳細ページ
http://umbrella-company.jp/bastl-instruments-solenoid.html
BASTL INSTRUMENTS SOLENOID EXPANDERは、4つのCV入力をSOLENOIDに追加できる拡張モジュールです。0-5VのCV信号に反応し、個々のソレノイド・チャネルの出力パルス幅を独立して制御できるようになります。各チャンネルの最終的な出力パルス幅は、個々の入力のCVとモジュールの各ノブで設定されたオフセットとなります。本製品はBASTL INSTRUMENTS SOLENIDモジュールなしでは動作しません。
Features
■ 出力パルス幅を制御するための4チャンネル独立CV入力
■ CV入力は0〜5Vの正の範囲でのみ反応します
■ 2HP
■ ソレノイドモジュールから電力を供給
■ エキスパンダーを接続したSOLENOIDのトータル消費電流 + 12V:35mA
● 製品マニュアル
http://umbrella-company.jp/manuals/bastl-instruments-solenoid-expander-manual.pdf
● 製品詳細ページ
http://umbrella-company.jp/bastl-instruments-solenoid-expander.html
『サーボ・モーターを駆動できるデュアルCV仕様のユーロラック・モジュラー』
BASTL INSTRUMENTSの「SERVO」は、2系統の「サーボモーター(5V)」を駆動することができるユーロラック・モジュラーです。各チャンネルには、サーボの角度を直接制御するANGLEノブ、またはCV入力によって設定された2つの異なる角度の間で変化するトリガー/ゲート入力があります。 CV入力の場合、2番目のANGLEノブはアッテネータとして機能します。
モータ駆動回路とCV入力回路は、グランド接続なしで光学的に絶縁されているため、モーターとモジュラー回路でノイズや電力の問題が起きる事はありません。
*モータを駆動するための外部電源は別途必要です。
Features
■2チャンネルの5Vサーボ・モーター・ドライバを装備
■CV回路とモーター回路は光学的に絶縁され、オーディオ回路へのノイズ混入を防止
■モーターの外部電源(9-15V、正極性)は別途必要です
■モータは5Vレギュレータを介して駆動されます
■チャンネル毎にトリガ/ゲート入力を装備
■チャンネル毎にCV入力装備
■5HP
■PTCヒューズおよびダイオード保護16ピン電源コネクタ
■バスに5Vが必要
■モジュール奥行=50mm
■消費電流:+ 12V:<5mA、-12V <5mA、+ 5V:<35mA
● 製品マニュアル
http://umbrella-company.jp/manuals/bastl-instruments-servo-manual.pdf
● 製品詳細ページ
http://umbrella-company.jp/bastl-instruments-servo.html
★ BASTL INSTRUMENTS 日本語ホームページ
http://umbrella-company.jp/bastl-instruments.html
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