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Desktop synth デスクトップシンセ

BASTL INSTRUMENTSが『SUPERBOOTH20 Home Edition』にて"MIDI LOOPER"と"IKARIE Stereo Filter"を発表!!

今年はベルリンでの開催が中止となり『SUPERBOOTH20 Home Edition』としてオンライン開催となったSUPERBOOTH。 BASTL INSTRUMENTSからは創立者のVáclavが数年前から取り組んでいた「MIDI LOOPER」が、ようやくアナウンスされました! さらに近年絶好調のフロム・ニューヨークのCASPER ELECTRONICSとのコラボ作品での新作、ステレオフィルター・モジュール「IKARIE 」も初披露されました!

とにかくまずはチェコからオンラインで発表された動画をチェックしてみましょう!

MIDI LOOPERはMIDIシーケンサーではなくて、リアルタイム・パフォーマンスを重視したライブ用途のMIDIルーパーの新製品。オーディオルーパーではなく「MIDI」のデーターを使用することで各パラメーターに直接アクセス出来るため、より音楽的な深い階層のエディットが可能になるというコンセプトのようです。 1系統のMIDI入力と2系統のMIDI出力がありボタンで選択でき、MIDIクロック以外にも、アナログクロックに対応しているので、モジュラーシンセ のシステムからアナログクロックで動かすこともできます! 側面には、metronome、re-trigger/record、velocity/clear、traspose/voiceと表記されているアナログCV入力があり、モジュラーシステムとのクリエイティブな融合が可能になっていますね。 クリアしたり上書きしたりできるだけでなく、ループ長の変更、クオンタイズ、タイムストレッチ機能を使ったスロー再生やクイック再生、シャッフルなど、ループに様々変更や追加がリアルタイムで可能です。他にもベロシティ・ロック機能、ループ全体をオクターブ単位でトランスポーズする機能など、便利な機能が搭載されています。 動画を見ると最初にループを録音&再生、他のMIDI出力に切り替えて異なるループをレコーディングしています。さらにクオンタイズ、シャッフル、ループの長さ、ベロシティ、ヒューマン(!)などの機能があるようで期待が高まります!MIDI経由のトランスポーズはボタンを押した後にMIDIキーボードでノートを入力するとオクターブ、5thなどといった具合にトランスポーズさせることができるようです。 PCを使うことなく小さなボックスだけで、即興的かつモジュラーとの連携もできるパフォーマンス向けのMIDIルーパー。シーケンサーとはまた異なる特別な小箱のようです。発売が楽しみです。動画内では現状では遅れる可能性もあるが2020年5月末には発売したいと語られています。

 

もう1機種は、Casper ElectronicsのPeter Edwardsとのコラボレーション・シリーズのユーロラック・モジュラー「IKARIE 」です。日本語では「イカリエ」と読むようです(かね?)。 これはステレオ仕様のアナログ・フィルターで、フィルターのカットオフは右と左でハイパス、ローパスで使い分けられるようです。STEREOと書かれたノブによって左右のチャンネルにデチューンを与えられます。またモノラルで使用した場合には両方のフィルターを融合できるようで2つのピークがあるフォルマントフィルターとして利用できるようです。まるで人間の声のようなサウンド/ボーカルのように振る舞うフォルマントフィルターを利用できる点はIKARIEの大きな特徴だと思います。 その他にもBEYOND出力(左右チャンネルを減算)、VCA出力、3タイプのディケイタイムを切り替えできるエンベロープフォロワーも装備しているようです。斜めに動くフェーダーもかっこいい! 発売は夏以降の予定のようでこちらも楽しみですね!

IKARIEという名称はチェコの奇蹟のSF映画『イカリエ-XB1』からとられているみたいですね!後に『スタートレック』などに影響を与えたとウィキペディアには書いてありました。観てみたいです。

また最新情報が入り次第お知らせいたします!

 

・BASTL INSTRUMENTS 日本語ホームページ https://umbrella-company.jp/bastl-instruments.html

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