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岩谷啓士郎 サウンドエンジニア/ギタリスト
都内スタジオ勤務後、2002年頃からフリーのエンジニアとして活動、並行して自身のバンドやサポートギタリスト、マニピュレーターとしても活動
2012年より奈良県在住
エンジニアとプレイヤー、レコーディングとライヴの両方で得た知識、経験を活かし、様々なアプローチを提案している。
関わった主なアーティスト:トクマルシューゴ、LOSTAGE、Polaris、yonawo、NABOWA、Subway Daydream、Ropes、Gotch、Crypt City、No Buses、長谷川健一、王舟、夜の本気ダンスなど
PAとしてはFUJI ROCK、SUMMER SONIC、香港Clockenflapなどのフェスや、アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリア、アジア諸国への海外ツアーも経験
以前からBirds Parakeet DIやSignalform Organizerを愛用しておりましたので、そのマイクバージョンという認識で自然な流れで導入しました。
レコーディング、ライブ問わず、ボーカル、ベース、キック、スネア、ギターなど中心にしっかりいて欲しいパートに主に使っています。
MD421、MD431II、MD509、M201、M80、D112、Solomon LFRQなどです。 その他、Motown DI、EA DI BOXなどのパッシブDI、T47Tubeなど真空管マイクのアウトにも使用しています。
マイクのポテンシャルを色付けなく自然に引き出してくれるという印象です。
また、特筆すべき点として、ライヴでボーカルがオフ気味になっても音が薄くなりにくいのが素晴らしく、非常に助かっています。
単純にゲインをあげた場合と違い被りが増えるわけではないので、レンズに例えると被写界深度が少し深くなるような感じでしょうか。
何かを足す感じではなく、フォーカスが合うといった表現が自分にはしっくりくるのかなと思います。
T47Tubeのアウトに使用した際のクリアな出音にも驚きました。
Active Mic Cableに限らず前述のDIやHP-ADAPTERなどUmbrella Companyさんの製品には同様の印象があり、日々とても重宝しています。形状が通常のケーブルであること、レベルが上がらないことが思った以上にアドバンテージになっていると思いました。 実際に時間的にタイトな現場に持ち込んだ際にも、違和感なくそのまま普段のワークフローに組み込むことができています。
現状4本所有していますが取捨選択を迫られる場面がまだ多いので、もっと本数を増やしていきたいです!笑
レコーディングはもちろんですが、ライブでも非常に効果が高いのでPAさんにもぜひお薦めしたいです。 実際気になっている方も多いようで乗り込み先でもよく話題になりますし、終演後に一緒に聴き比べになったりすることも多いですね。
モニターもしやすくなると思うので、ボーカリストが自分のマイクの次に導入するのも良いかもしれません。