クリエイティブな音楽機材の
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Mini GlitchはRadioheadの機材データベースサイト「the King of Gear(tKoG)」によって開発されたユニークなエフェクトペダルです。 Max/MSPのランダマイズグリッチ/スタッターエフェクトにインスパイアされ製作されていますが、3つのグリッチモードやサンプリングサイズの調整、更にドライ信号のミュート/パスの選択を装備しグリッチエフェクトが持つ可能性を存分に楽しむことが出来ます。 Mini Glitchはギターでの使用が想定されていますが、シンセサイザーと組み合わせたりドラムマシーンなどのサウンドソースを加工して切り刻むのにもピッタリです。もちろん、ディストーションギターと組み合わせれば「Jonny Greenwood流の」摩訶不思議なトーンが飛び出します。
Mini Glitchは元々Radioheadの「Go to Sleep」で聴かれる奇妙なギターサウンドを再現するために生まれたペダルです。Jonny GreenwoodはMax/MSPを駆使してこのトーンを生み出しましたが、Mini Glitchではペダルサイズでこのエフェクトを再現することが出来ます。
↑ 2:35あたりからジョニーのソロ。
Mini Glitchには3つのグリッチモードが搭載されており、Radioheadサウンドの再現だけでなく、グリッチエフェクトの可能性を更に広げています。
・Random(RND)モード グリッチの開始と終了が内部の乱数発生器により完全にランダムに決定されます。Max/MSPのグリッチエフェクトを再現するモードです。 ・Threshold(TRSH)モード セットしたスレッショルドを超える入力がされると、その入力をホールドしグリッチを開始します。以降はスレッショルドを超える入力がされるたびにグリッチを上書きします。アルペジオフレーズの一部分のみホールドさせるなど独創的なプレイが可能です。 ・Switched(SW)モード フットスイッチを踏んだ瞬間の音をホールドし、グリッチさせます。フットスイッチはモーメンタリー/ラッチ式を選択することが出来ます。
グリッチ(glich) 1 電子回路における、接触不良などで生じる雑音。 2 (機械・計画などの)欠陥、故障、電力の突然の異常 3 高速回転する中性子星であるパルサーの回転周期が突然ごくわずかに短くなる現象。