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Memory Lossは入力信号やグランドの状態を操作することで、あえて不安定なディレイチップICの状態を作り出しています。LOADノブを上げていくと最大付近で意味が分からなくなってきます。入力信号が強いとディレイエフェクトはゲート(リセット)され、スレッショルドより弱めに引いたときに「美しく崩壊したデカダンス系ローファイ・ディレイ」となります。シュワシュワぁーっとローパスフィルターのかかっていくような幻想的なディレイサウンド、グリッチなスライド、不安定な揺れ、ノイジーなフロッピーディスクの中に収納されていた記憶が薄れていくような、グリッチなローファイサウンドが楽しめます。LOADノブは最大付近でドライシグナルが混ざりますが、ノブを戻していくとほぼウェット信号になります。基本ウェット過多で使用するのが前提です。が・・入荷毎に違うのでなんとも・・。

latency=ディレイタイム、feedback=リピートタイムです。ディレイタイムはチップの限界以上に拡大してあるので極めてノイジーでローファイ。feedbackは最大付近で微調整してリピートが発振するかしないか、または盛大に発振するように使用するのが本機の本来の目的です。発振させたときの音量が制御しやすいようにマスターボリュームがついています。が・・入荷毎に違うのでなんとも・・。

左右の二つのスイッチは入荷のたびに機能が異なるので謎ですが、基本的にはFeedbackノブを上げて発振させた時の回路上のエナジーフローを変化させる目的との説明です。大体は左側のスイッチはなんか効果がよくわかりません(ローカット的な感じ?笑)。右側はフィードバック発振時にうまくいくと地獄の断末魔的ゲートでフィードバックを抹殺します。が・・入荷毎に違うのでなんとも・・。

基本「サーキットベント」製品として、1点物のアート作品として、とらえるべき製品で、海外のフォーラムなどでは同じ機種での個体や機能、サウンドの違いによって、トレードされたり、高値で流通するものまで出てきているそうです。売りにくいが奥が深い。が・・入荷毎に違うのでなんとも・・。

LEDは入力信号の強さに応じて点滅するので、ディレイのスレッショルドポイントを知る手掛かりになります。ICの不安定要素がグリッジなサーキットベント・ディレイを演出しますが、入力信号が強くかかるとICがリセットされディレイがゲートされます。そのまま音を伸ばしていれば入力信号が弱まっていくとディレイがかかりはじめます。ディレイのスレッショルドポイントはLOADノブの設定によって変化します。いクか、イかないかのギリ設定で、弾き方でいク、イかないを調整すると波に乗れると思います。スイートスポットは楽器によって様々ですが微妙なところに見つかりますので、僅かにノブを回しながら探していくと幸せになれます。どんな幸せなのかは聞かないでください。人生それぞれスポットもそれぞれです。

 

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