Umbrella Company

Sending

Analog Delay
103,000円(税込 113,300円)
完璧にコントロールされる、美しい不完全性。最も音楽的なアナログディレイデバイス。
Sending

繰り返されるごとに淡く融解し、空間に溶けていくリピート。美しい不完全性。雷鳴のように轟くオシレーション。バケツリレー素子(BBD)を使った本物のアナログディレイには、シミュレーションでは未だ到達できない、本物の「凄み」があります。

Sendingは誰もが愛する伝統的なアナログディレイに、完璧にチューニングされたフル機能のデジタルコントロールを融合。現代のミュージシャンにふさわしい最高クオリティのサウンドとパフォーマンス性に溢れた機能を提供しつつ、BBDというメディアが持つキャラクターと特殊性が、かつて無い領域までプッシュされています。

アナログディレイというデバイスにおいても、Electronic Audio Experimentsでしか成し得ない、感傷的で叙情に溢れた独特の質感は健在。過去と未来が交差することで生まれる様々な色彩に、夢中になることを約束します。

CONCEPT

本物のアナログ回路+デジタルコントロール
アナログだから到達できる最高のサウンドに、あらゆる角度からの制御を可能にするデジタルコントロールを融合。
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質感に溢れるプリアンプセクション
EAEならではの手触りでチューニングされたプリアンプセクションを搭載。トレイルモードで常時オンのドライブとしての使用もOK。
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真に音楽的なパラメーターとファンクション
フレキシブルなLFOセクション、ランダマイズ、フィルター、ディビジョン変更でのアナログアルペジオ。全てはまだ見ぬサウンドの冒険のために。
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DETAIL

本物のアナログ回路+デジタルコントロール

Sendingは2つのMN3005 BBDチップに、強力な32bit 100MHzプロセッサー・システムによって構築された包括的なデジタルコントロールを融合。アナログ回路でしか成し得ない独特のキャラクターを完全に保ちつつ、あらゆる方面からの制御を可能としています。最大1000ms(1秒)のディレイタイムへクロックノイズ無しでアクセスでき、タップディビジョンを組み合わせれば強制的なサウンド劣化を伴うより長いタイムへのプッシュも可能です。

低域のくぐもりと僅かな高域の歪みが誘発する、唯一無二のウォームなトーン。完璧なリズムへの追従。ビットクラッシュやノイズ、エイリアシングが覗くローファイな空間。永遠に近いエコーが寄せては返す幻想的な領域。自己発振の狂乱と暴走。細部に至るまで驚異的なほどのこだわりが詰め込まれ、全てのサウンドがElectronic Audio Experimentsならではの叙情的な質感と強烈にリンクしています。

全てのパラメーターの完全なコントロール。非常に深く幅広い設定レンジ。タップテンポ。プリセット機能。そして全てのファンクションへMIDI経由でのアクセスも可能です。

本物のアナログ回路+デジタルコントロール
質感に溢れるプリアンプセクション
質感に溢れるプリアンプセクション

Sendingに入力されたシグナルは、JFET/BJTゲインステージで構成されたユニークなディスクリートプリアンプで美しく色付けされます。ディレイラインとの完璧なコンビネーションが追求されており、絶妙なエンハンスからザラつくサチュレーション、更には完全かつ大胆なオーヴァーロードまでを演出します。またゲインと出力レベルが同時に制御されるため、常に一定の出力レベルを保つことが出来ます。

このプリアンプセクションは単体のペダルとしてリリースされるべきと感じるほどの完成度。まさにElectronic Audio Experimentsらしい押し出しの骨太さと存在感の強さ、そして衝動的でどこかセンチメンタルなブレイクアップ。トレイルモードの設定で、Sendingをバイパス状態でも常時オンのドライブとして使うことも可能です。

真に音楽的なパラメーターとファンクション

Sendingには選びぬかれた真に音楽的なパラメーターとファンクションのみが搭載されています。各ノブにはShiftボタンでアクセス可能なセカンダリー機能が用意されています。

LFOセクション

ディレイタイムをモジュレーションさせるLFOは、波形をサイン、スクエア、トライアングルから選択可能。RateとDepthに設定された広大な制御レンジは、美しいムーヴメントや音楽的なカオスを実現するため用意されています。
更にLFOへランダマイズを付与する”Chaos機能”を搭載。”ローレンツ・アトラクター”に基づいて生成されるカオスLFOを適用することで、同じ動きは二度と繰り返されない、しかし完全にレールから外れることもない、非常に有機的なオーガニックなランダム・モジュレーションとなります。

・デュアルモードフィルター

フィードバック経路に配置されたデュアルモードフィルターで、ディレイリピートのキャラクターを変化させます。ディープな雰囲気のダークエコーから、ダブのようなブライトリピートまで設定できます。

・タップテンポ/サブディビジョン/Feedback Swell

連続したプレスを平均化してテンポを算出するタップテンポで、正確なパフォーマンスへの素早いアクセスを可能にしています。またサブディビジョンはタップテンポの挙動とクロックレンジを同時に変更し、リズムへの追従だけでなくディレイキャラクターのトランスフォームとしても機能。新たな音楽的テクスチャへの冒険の鍵となります。リアルタイムでサブディビジョンを変更することで生まれるアナログアルペジオも魅力的です。
長押しで発動するモーメンタリーフィードバックは、フィードバックが最大になるまでのタイムも詳細に設定することが出来ます。

・インサートループ

フィードバック経路に外部エフェクトの挿入が可能です。各リピートは連続してループに送られるため、リピートが重なるごとにユニークな効果を生みます。新たなディレイデバイス、エンベロープフィルター、空間系エフェクト、スプリッターなど、貴方の想像できる限り可能性は広がります。

・エクスプレッション/CVコントロール

プライマリ/セカンダリー機能を含む全てのノブパラメーターを、エクスプレッションまたはCV(コントロールボルテージ)で外部から制御できます。

CONTROL

① Time (Div)
ディレイタイムを5msから1000msまでで設定します。
Div: テンポディビジョンを設定します。
② Color (Trim)
レベルを一定に保ちつつプリアンプゲインを調整します。
Trim: 出力ボリュームを±6dBで調整します。
③ Mix (Mix Mode)
ウェット/ドライブレンドを設定します。
Mix Mode: Mixノブの機能をウェット/ドライのクロスフェーダー、またはディレイレベルのコントロールのみに割り当てます。
④ Feedback (Swell Time)
リピートの回数を1回からセルフオシレーションまでで設定します。
Swell Time: Tapが長押しされたときにフィードバックが最大になるまでのタイムを設定します。
⑤ Filter
ディレイラインでローまたはハイをカットします。
⑥ Rate (Chaos)
LFOのレートを設定します。
Chaos: LFOにランダマイズを付与します。
⑦ Depth (Shape)
LFOのデプス、強度を設定します。
Shape: LFOの波形を選択します。
⑧ プリセット選択ボタン
押してプリセットを呼び出し、長押しでプリセット保存します。
⑨ Engageフットスイッチ
エフェクトのオンオフを切り替えます。2秒長押しでバイパスモードを切り替えます。
⑩ Tapフットスイッチ
連続したプレスから平均してディレイタイムを設定します。長押しでフィードバックを最大にします。

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