Umbrella Company

m908

Surround / Multichannel Monitor Controller
1,240,000円(税込 1,364,000円)
プロフェッショナルな制作環境を支える イマーシブ/サラウンド・モニターコントローラー。

GRACE design m908は、ステレオおよび22.2chまでのサラウンド/イマーシブ・フォーマットに対応した、オーディオ・プロフェッショナル向けのモニターコントローラーです。

全てにおいて新しく構築されたこのシステムの設計概念は、あり余るほどの技術的革新をもたらしました。

パワフルなDSP機能、最新のAD/DAコンバーター、直感的なコントロール・プラットフォームを備えたm908は、包括的なオールインワンのモニタリング・ソリューションを提供し、様々なサラウンド・フォーマットやワークフローに対応します。

m908

CONCEPT

サラウンド/マルチチャンネル・モニターコントローラーの最高峰モデル
揺るぎないリファレンス音質で、全てのサラウンド/イマーシブオーディオのモニタリング環境をサポートします。
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あらゆるサラウンドモニター環境を統括するファンクション
ステレオからDolby Atmos 22.2chまで、あらゆるサラウンドフォーマットに対応しプロフェッショナルなスタジオ環境を構築。
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様々なオーディオ信号の送受信に対応する充実のオプションカード
Dante、Ravenna、Digilink、8ch ADなど、充実のオプションカードをラインナップ。スタジオ設備の環境に応じてパーフェクトなオーディオ伝送を達成します。
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DETAIL

サラウンド/マルチチャンネル・モニターコントローラーの最高峰モデル。

GRACE design m908 モニターコントローラーは、ステレオからDolby Atmos 22.2chまで、あらゆるサラウンドフォーマットに対応し、最大24チャンネルのスピーカーシステムで利用できるようデザインされています。スタジオ作業における揺るぎないリファレンスを達成すべくオーディオ品質は極限にまで高められており、完全な明瞭さと繊細なディテールを伝えることができます。

最新のハイエンドAD/DAコンバーターは丁寧なデザインにより、信じられないほどのダイナミックレンジと解像度を実現。さらに定評のあるパーフェクトなアナログ回路がトランスペアレントで音楽的なサウンドを完成させています。

m908システムはメインのオーディオ・コントロール・ユニット(ACU)、リモート・コントロール・ユニット(RCU)、および回線を二重化したリダンダント式のパワーモジュール内蔵の外付けパワーサプライで構成されています。リモートコントロールはm905同様のカラーLCDディスプレイを搭載していますが、追加機能と再生チャンネル数に対応するためにスケールアップされています。

m908のスタンダードな機能には、AES3、TOSLINK、S/PDIF、ADAT、およびUSB2を経由する合計68チャンネルものデジタル入力チャンネルが含まれています。出力には16のバランスアナログ出力チャンネルと、24のデジタル出力チャンネルが含まれています。オプションの8チャンネルADCモジュールを追加することで、最大16チャンネルのアナログ入力を利用可能。追加のオプションモジュールスロットにDante™、Ravenna/AES67、またはDigiLink™カードを追加することで、最大32のデジタルI/Oチャンネルも提供できます。

最大24の入力チャンネルを同時に受信し、24チャンネルプロセッサにルーティングできます。最大24bit/192kHzのサンプルレートをサポート。パワフルなDSPセクションは全てのチャンネルに対して、ルーム補正EQ、包括的なベースマネージメント機能、および個別のチャンネルディレイを設定する事ができます。

m908は全ての要素を統合したサラウンドモニター・コントローラーであり、CUEチャンネル、ビルトインのトークバックマイク、MONO/MUTE/DIMコントロール、そして徹底されたサラウンド/イマーシブオーディオのプレイバックシステムを備えています。最小限の労力とコストで、イマーシブオーディオ・モニタリングのワークフローをアップデートできるよう精密にデザインされています。

サラウンド/マルチチャンネル・モニターコントローラーの最高峰モデル。
あらゆるサラウンドモニター環境を統括するファンクション。

  • ATOMS, DTS:X, Auro3D, 360RA などに対応する24チャンネルDSP
  • モノラルから22.2チャンネルまでの再生システムを管理
    (*)アナログ出力の場合、最大16chのアナログ出力-外部8ch DACを含めて最大24ch出力
  • ユーザーが定義できる16系統の入力ソース
  • 最大3系統入力ソースのサミング
  • ユーザーが自由に定義できる3系統コントロールルームスピーカー出力
  • 16chアナログ出力
  • 24ch AES3デジタル入出力
  • 16ch ADAT オプティカル入力
  • 最新世代のAD/DAコンバーター

 

 

 

  • すべてのシステムコントロールにアクセスするための、人間工学に基づいたリモートコントローラー
  • 第4世代 の「s-Lock PLLクロッキングシステム」により、極めて低いロージッターを実現
  • 高い分解能のボリュームコントロール
  • 最大1秒までのシンクディレイ
  • ルーム補正EQ
  • ステレオサブウーファーにも対応したベースマネージメント
  • スピーカーチャンネルのレベルとディレイのキャリブレーション
  • USB入力:USB2 Audio Class、最大24ch / 48kHz、16ch / 96kHz、8ch / 192kHz
  • AES3, S/PDIF, TOSLINK Stereo 入力
  • オプション:Dante, DigiLink、Ravenna/AES67 カードを追加可能(追加の32チャンネル入出力)
  • オプション:8または16チャンネルのアナログ入力用の8チャンネルADCモジュール
  • オプション:MCとMMカートリッジ用のハイパフォーマンスなRIAAフォノプリアンプ
  • フレキシブルなメーター出力
  • SPLメーター内蔵
  • デュアルリダンダント式の高品質な外部パワーサプライ
  • クロスフィードを搭載したリファレンス音質のヘッドホンアンプ
  • 内蔵または外部マイクによる、フレキシブルなトークバックシステム
  • 8個までのステレオCUEパス
  • 外部システムとコネクトするための、4つのGPIO接続用ピン
プロフェッショナル環境に対応する充実のオプションカード。

・8ch AD Option
m908に8chのADコンバーターを追加できるオプションカード。

・Dante Option
m908で世界標準のオーディオネットワーク規格Danteを利用できるオプションカード。

・Ravenna Option
m908でRavennaオーディオネットワークを利用できるオプションカード。

・Digilink Option
世界標準のDAWであるAvid / Pro Toolsシステムとのダイレクトな接続をサポート。

プロフェッショナル環境に対応する充実のオプションカード。

CONTROL

ACU(メインユニット)
■ ACU(メインユニット)フロントパネル

1. 1/4'ヘッドホンジャック
m908のヘッドホンアンプは超高性能のカレントフィードバック設計です。非常に低い出力インピーダンスにより、ヘッドホンドライバに最適なダンピングファクターを提供します。独自のクロスフィード回路でナチュラルな音像を出力し、リスニング時の疲労を最小限に抑えます。

2. パワーインジケーターLED
通常の状態ではLEDが緑色に点灯します。


■ ACU(メインユニット)リアパネル

1. DC IN
8ピン丸型コネクタ仕様のケーブルでPSUに接続します。

2. AES3 1 IN/OUT ,AES3 2 IN/OUT ,AES3 3 IN/OUT (DB25)
8ch / 8ch AES3デジタルマルチ入出力コネクターです。DB25 (110Ω、Tascamピン配列)が3系統(24チャンネル入出力)装備されています。44.1kHz〜192kHz のサンプルレートに対応しています。

3. OPTION I/O [dante ,digilink ,madi]
Dante, Digilink, MADIオプションなどの別売モジュールに対応します。オプションI/Oモジュールは、32チャンネルのPCMオーディオを送受信できます。

4. ADC 1 , ADC 2(DB25) ※オプション
m908は最大2枚の8チャンネルADCモジュールを装着することが可能です。ADCモジュールの装着により、DB25コネクターにより8チャンネルのバランスオーディオ信号を、RCAフォンジャックで2チャンネルのアンバランス・アナログ信号を、XLRコネクタで2チャンネルのバランス・アナログ信号を受け入ることが出来るようになります。

5. UNBAL IN (RCA)
アナログアンバランス入力端子です。ADCオプションモジュールが実装されている場合のみ使用可能です。フォノイコライザー・オプションモジュールが取り付けられている場合は、Phonoレベルにも切り替えることができ、m908にアナログターンテーブルを接続できるようになります。

6. BAL IN (XLR)
アナログバランス入力端子です。ADCオプションモジュールが実装されている場合のみ使用できます。

7. CR3 OUT (XLR)
アナログバランス出力です。DACチャンネル1-2から供給されます。

8. TB OUT (XLR)
ACU、またはRCU Micから供給されるトークバック信号です。トークバックが有効なときのみ出力するように設定が可能です。

9. TB IN (XLR)
48Vファンタム電源を供給できるTALKBACKマイク用のバランス入力です。トークバック信号はAD変換されDSPセクションに送られます、同時にトークバック出力コネクターにも送られます。

10. TALKBACK SWICTH(1/4ʼTRS)
このジャックにノーマルオープンのスイッチを接続すると、追加のトークバックコントロールのスイッチとして使用できます。 TRSプラグを使用すると、リング端子に外部タリーライト点灯用に電源を供給します。

11. ETHERNET (RJ45)
イーサネットコントロールポート。

12. m908 RCU (DB15)
付属のDB15ケーブルを使ってRCUに接続します。

13.HOST(USB-A)
システムファームウェアアップデートのためのUSBコネクターです。

14. AES3 IN (XLR)
ステレオのAESデジタル入力です。44.1kHz〜192kHzのサンプルレートをサポートします。

15. SPDIF IN (RCA) ステレオのS/PDIFデジタル入力です。

16. OPTICAL IN (角型光端子)
ADAT/TOSLINK入力端子です。2つの端子はADAT または TOSLINK に個別の設定が可能です。8ch 96kHz 動作時の SMUX を サポートています。

17. AUDIO(USB-B)
USB Audio Class 2.0 準拠のインターフェースにより、48kHzまでは最大24チャンネル、96kHzでは 16チャンネル、 192kHzで 8 チャンネル、24bitまでのPCM オーディオをモニタリングできます。

18. WC IN(BNC)
ワードクロックイン 外部クロック入力です。終端抵抗を75Ωまたは 48kΩに設定可能です。

19. WC OUT(BNC)
ワードクロック・アウト/スルー出力端子です。内部ワードクロックまたはワードクロック⼊⼒のバッファコピーが出力されます。

20. CR 1 OUT(DB25)
コントロールルーム出力端子です。 DAC チャンネルの 1-8 から出⼒されるアナログ信号(バランスアナログ DB25)です。 Tascam ピン配列です。

21. CR 2 OUT(DB25)
コントロールルーム出力端子です。 DAC チャンネルの 1-8 から出⼒されるアナログ信号(バランスアナログ DB25)です。 Tascam ピン配列です。

22. CUE/CR EXT.(DB25)
CUE出力/CR EXT.出力端子です。DAC チャンネル 9-16 から出⼒されるアナログ信号です。これらの出力は、 CUE アウトプットまたはイマーシブプレイバックシステムのスピーカーのために利⽤できます。CUE アウトプットにはレベルコントロール、割当可能なトークバックサミング、及び MON>CUE ルーティングがあります。MON>CUE ルーティングは、現在のモニター信号の左右のシグナルを CUE アウトプットに送ります。マルチチャンネルモニタリングの場合、左右のシグナルまたはステレオダウンミックスを選択しCUE アウトプットに送ることができます。

RCU(リモートコントローラー)
■ RCU(リモートコントローラー)トップパネル

1. LCDディスプレイ
このカラーLCDには、すべてのパラメーターと設定メニューが表示されます。

2. INPUTセレクトスイッチ(8x)
これらのスイッチはモニターする入力ソースを選択します。

3. DIM (x-feed)
モニターシステムのDim(音量を下げる)を行います。音量を予めプログラムしたレベル分だけ差し引いて出力します。長押しすると、ヘッドホンのクロスフィード回路のオンオフを切り替えます。

4. MUTE
モニターシステムをミュートします。

5. MONO (L-R)
左右のチャンネルのモノラルミックス信号を作ります。 ⻑押しすると左右の差、逆相ミックスを作ります。

6. CR1,CR2,CR3
コントロールルームのスピーカーシステムを選択します。

7. MON>CUE (spl clear)
現在モニターしているソースをCUEセンドへ送ります。 長押しすると、SPLメーターの最大値をクリアします。

8. SETUP
システムセットアップにアクセスします。 長押しするとシステムワークフローのセットアップにアクセスできます。

9. L, C, R, LS, SUB, LR, LB, RB
SOLOまたはMUTEのスピーカーを選択します。

10. SOLO/MUTE
モニタリングモードのSOLOとMUTEを選択します。

11. A, B, C
ユーザーで割当て可能なスイッチです。

12. VOLUME(push for phones)
コントロールルーム・スピーカーとヘッドホンのモニターレベルをコントロールします。

13. TALKBACK
スイッチを押すとトークバックを有効にします。

14. INPUTセレクトスイッチ
インプットのページを変更します。


■ RCU(リモートコントローラー)リアパネル

1. m908 ACU(DB15)
ACUに接続するためのシリアルコントロールケーブルを接続します。

2. ヘッドホン端子1/4’(TRS)
ACUヘッドホンアンプからのステレオ信号を出力します。このジャックはACUのフロントパネルのヘッドホンジャックとパラレルにワイヤリングされています。

3. USBホスト(USB-A)
ワークフローのエクスポート/インポートに使用します。

4. マイク
トークバックやSPL計測のための内蔵マイクです。

PSU (パワーサプライ)
■ PSU(パワーサプライ)フロントパネル

1. ボルテージレールモニター LED x 4
通常使用の状態では、フロントパネルの4つのLEDは緑に点灯します。

2. メインパワースイッチ
AC電源のオンオフスイッチです。


■ PSU(パワーサプライ)リアパネル

1. ヒューズドロワー
5x20mm 800mA スローブロータイプ(Time Delay)のヒューズが指定されています。

2. AC電源入力
90-240V に対応します。40W以上の電源容量を確保してください。

3. DC出力コネクター
電源を入れる際は、電源を入れる前にDC電源ケーブルをm908に接続して下さい。電源を切る際は、電源を切ってからDC電源ケーブルを抜くようにして下さい。

DEMO

SPECIFICATION

 

★GRACE design m908の仕様書は、以下のリンクをご参照ください。

https://www.gracedesign.com/support/manuals/m908_system_specifications_revF.pdf

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