私達は、みな人間だ。いや、もしかしたらそうではないかも。すべてが順風満帆で、光に包まれていると感じるとき。その側にはいつでも暗闇が待ち構えている。ヘヴィネス、カオスが持つ引力。ただの好みかもしれない。なにかふわふわでないもの。居心地の悪いもの。なんだか悲しくて暗いもの。そんなときHauntが助けてくれるかもしれないし、助けないかもしれない。これはただのギターペダルだからね。
今はそんなところだ。Hauntにプラグを入れてプレイする。アイディアを思いつく。ふと悲しくなる。ボリュームを上げる。全部うまくいくはずだと確信する。コーヒーを飲む。犬を飼う。バンドを組む。赤ちゃんを抱きしめる。物事はもっと良くなっていく。幸運を!
Hauntはゲートファズに分類されるドライブペダルですが、非常に幅広いサウンドレンジをカバーしています。抑制されニュアンスが効くライトなドライブから、荒い粒子が爆発するようなBuzz-Sawサウンドまで自由自在。搭載された多くのコントロールは内部で互いに影響を与え、パラメーターを変更するたび違う表情を見せます。ゲインコントロールは非常にノイジーで、設定によっては発振してしまうほどワイルド。でも貴方はそれをもとめてここにたどり着いたんですよね?
多くのサウンドをカバーしつつも、OBNEらしいダークかつクール、どこか憂いを帯びたオルタナティヴなフィーリングは一貫して感じることができます。暗い森の奥深くで響く、狼たちの咆哮をお楽しみください。
GATEはファズシグナルの”潰し具合”をコントロールするパラメーター。ドライブサウンドへ様々なテクスチャを付与します。恐ろしいほど強力に効くコンプレッションは、アタックの瞬間にダッキングしてゾンビのように舞い戻る不可思議なサウンドまでもカバー。加速していくようなドライブ感と、それをギリギリで抑制させるようなスリルの演出が、Hauntのオルタナティヴな存在感を後押ししています。
GATEはFuzz Gainの設定と互いに影響し、様々な表情を見せます。恐れず色々な設定を試してみてください。
ファズシグナルへドライ音をブレンドできるクリーンミックス機能を搭載。MIXノブでブレンド比を調整します。
エフェクトがかかっていないドライ音を混ぜることで、サウンドの解像度を高めることが出来ます。ベースギターのような、低音の存在感が重要な楽器との組み合わせにも最適です。高い設定ではドライ音の後ろで僅かにファズシグナルが鳴るような、ユニークな演出を行うことが出来ます。クリーンでありつつダーティさが背景で滲むようなサウンドは、Hauntならではです。