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ZOIA 3.0アップデートが登場! WAVファイルを再生/録音可能な Samplerモジュールでまだ見ぬZOIAの世界へ!

進化を止めないZOIA

その自由度の高さや拡張性から根強い人気を誇るモジューラー・ペダル・システム、Empress EffectsのZOIAに3.0アップデートがやってきました! 今回のアップデートによってサンプラー・モジュールを中心に便利な機能が追加され、ZOIAはさらなるパワーアップを遂げました。もはやZOIAにできないことの方が少ないかもしれません。 それでは詳細を見ていきましょう。 *今回のアップデートはベータ版での公開となっているため、いくつかのバグがある可能性があります。動作が不安定な事もあるかもしれませんがご理解の上、3.0をお楽しみください。まは、開発者は継続的に改善を進めていますので、もしバグが確認できた場合はお知らせいただけますと幸いです。

Sampler(beta)モジュール

Sampler(beta)モジュールは、SDカードから16ビット/48kHzステレオWAVファイルを再生および録音することができます。 今のところ、取扱い可能なファイルは16ビット/48kHzステレオWAVファイルのみとなっています。 MIDIキーボードでサンプルを鳴らす一般的な使い方ももちろんOKですが、ZOIAユーザーであればそれだけで満足できる訳がありません。 例えばサンプルの再生をギターの音でトリガーしたり、再生スピードをエクスプレッションペダルで操るのも面白いでしょう。Pitch Detectorを使い低音でキック、高音でスネアを鳴らすなんてことも想像できますが、いやいやこんなのまだまだ序の口、ZOIAならではのヤバい使い方を引き出すためには実験の時間がもっと必要です。 研究のしがいも、楽しみもいっぱいな新機能です。

Logic Gateモジュール

Logic Gateモジュールでは入力されるCVの論理演算(AND、OR、NOT、NOR、NAND、XOR、XNOR)を実行できます。 ロジックゲートとは入力されたCVを決められた条件に従い出力を生成するモジュールで、いままでもCV switchモジュールを複数組み合わせるなどして同じことはできたのですが、Logic Gateモジュールなら1発で済み、頭もすっきり。とっても便利になりました。 ゲートの働きは、例えばNOTであれば入力が0なら1を出力/入力が1なら0を出力。ANDなら複数の入力のCVが全部1の時に出力を1にする/一つでも0があれば出力は0、といった具合で機能し、CV値によって処理の仕方を変えるなどの条件分岐に便利です。各ゲートの動作については別途解説をしたいと思います。

単一パッチのインポート/エクスポート

いままではすべてのパッチを丸ごとインポート/エクスポートすることしかできませんでしたが、3.0からは任意の1つのパッチをインポート/エクスポートできるようになりました。これによってより簡単にパッチをバックアップしたり、より簡単に他のユーザーとパッチを共有したりすることができます。

3.0へのアップデート

ZOIA 3.0のファームウェアはEmpress Effects Supportのページから入手できます。 アップデートの方法は過去に解説した記事がありますので、そちらをご参照ください。

製品情報リンク

https://umbrella-company.jp/empress-effects-zoia.html

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