WesAudio Beta76 サウンドレビュー Vol.02
レコーディングエンジニア 牧野 英司 様
facebookより
https://www.facebook.com/eijiQ/posts/725988387470470?notif_t=like
今日ようやくWes Audio Beta76をチェックする時間が取れました。
素材は男性ボーカルと女性ボーカルとLINE録りのBASS音源。
比較対象はUrei 1176LN シリアル0404 。

ボーカルの聞き比べでは、ともにBeta76のVintageモードの方が、多少腰が低く聞こえます。
Hiがというよりは、Loが張り出してくる感じ。ある意味太く聞こえます。
オリジナル1176LNの方はやはり中域が張り出してくる感じ。
アタック、リリースとも全く似ていて違いがわかりませんでした。
多少同じようなセッティングにして、メーターの振りも同じようにしましたが、多少Beta76の方がリダクション率高いような気がします。
Beta76のModernモードでは逆にほんのちょい腰高傾向。でもHiの感じが嫌みがなくてとっても好きです。
Silverともまた違った感じでした。
Beta76の方がシルバーより潰れカン少ない印象でした。(すみません、実機が無かったため、あくまで印象ですが)
Loの感じも減ったというよりは、Clearになったという感じ。
次にベースのラインでは、Beta76の方が多少アタックが速めなんだなと、認識できました。
ただ、耳で聞いてる限りは1176LNの方が、アタックがパツンパツンに聞こえる。
Beta76の方がLoが多少出ているせいかな?ピークメーター見てる限りは、Beta76の方がアタックはやめリダクション率高いのですが。
それだけナチュラルってことなのでしょうか。
今度は録りで試してみたいのですが、いったんお返し。
かなりの好印象でした。
くせもなく目立った特徴もないのですが、それが良かったです。
Vintage、Modernモードともにナチュラル。
へたなビンテージよりもぜんぜんいいと思います。

