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滑らかに伸びる高域と低域までフラットな特性を持ち、このマイクでしか得られない芸術的な収録を可能にするハンドメイドのリボンマイク「Samar Audio Design VL37/VL37A」は、さまざまなジャンルの数多くの制作に貢献しています。
Samar Audio Designが新たに発売した MG32とMG33 は、非常にコンパクトなサイズでありながら、優れた性能を持つスモールダイヤフラムの単一指向性コンデンサーマイクです。
この記事では、MG32とMG33の特長や、どのような収録に適しているかをまとめて紹介します。
MG32とMG33は、直径が18.8mmとXLRコネクタの直径とほぼ同じ太さで、長さも約85mmと一般的なペンシル型のコンデンサーマイクと比べてもとても短く、手のひらに収まる非常に小さなサイズです。付属のマイクホルダーを使用することで、楽器を問わず自由度の高いセッティングが可能です。
従来のスモールダイヤフラムのコンパクトなマイクは、付属または別売の専用マイクケーブルを使用するタイプのものが多いですが、MG32とMG33はXLRコネクタの仕様のため、通常のXLRケーブルが使用できます。
上位機種のMG20は、カプセル、トランスフォーマー、ボディなど、全てがオリジナルデザインであり、高い完成度を実現し、独自の質感を生み出します。トップエンドの伸びと豊かなローエンドによる心地よい存在感を持ち、主にステレオペアでピアノやストリングスなどのアコースティック楽器の収録に使用されています。
MG32とMG33は、この実績のあるMG20と同じカプセルを採用し、高域から低域まで広い帯域をカバーし、音楽的な収音を可能にしています。また、最大SPLが140dBと音圧にも強いため、ドラムのスネアやタム、オーバーヘッド、パーカッションなど、さまざまな打楽器に理想的なマイキングで収録が可能です。
トランスレス構造による極めて低いノイズ特性と、優れた低音域のレスポンスと高音域に耳障りのない自然な音響特性を実現しています。
博士号を持つ音響と回路設計の専門家であるマーク・フークスマン博士によってデザインされたボディは、音響特性について緻密に計算され、これにより、あらゆる音波の干渉が抑制され、優れた軸外レスポンスと位相歪みのない特性が得られます。
このマイクのコンパクトなサイズは、セッティングの自由度を高め、理想的な収音が可能になるだけでなく、目立たないセッティングが可能となるため、視覚的にも収録に大きく貢献します。この2つのメリットを最大限に活用できるように、エンドアドレスのMG32とサイドアドレスのMG33の2つのアドレスタイプから、最適なものを選択できます。
また、低ノイズで低歪でありながら、低域から高域までスムーズに伸びるニュートラルな特性を備えているため、アコースティックギターやピアノ、弦楽器や管楽器、打楽器など、幅広い楽器に対応できるだけでなく、ジャズやポップス、ロックなどのライブ配信やコンサートホールでのオーケストラの収録のスポットマイクとして、マイクを目立たせることなくセッティングできます。可搬性が求められる出張録音で複数本を持ち運ぶ場合でも、荷物になりません。コンパクトサイズ、高SPL、優れた音響特性など、他にはない新しいタイプのコンデンサーマイクとして、MG32とMG33をおすすめします。
● MG32 製品ページ:https://umbrella-company.jp/products/mg32/
● MG33 製品ページ:https://umbrella-company.jp/products/mg33/
Samar Audio Design製品はデモ機をご用意しております。 ご興味のある方は、お近くの販売店、または弊社までお問い合わせください。
● デモ機のお貸出詳細:https://umbrella-company.jp/demonstration/