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GRACE design m303は、比類ないヘッドルームとダイナミックレンジを備えた次世代の音質性能のアクティブDI。ブランドのシグネイチャーである微細なアコースティックまでもを余すことなく捉えるサウンドを実現したこのDIは、発売以来スタジオだけでなく様々なライブ・コンサートで重宝されています。
数多くの大規模イベントやコンサートツアーでFOHエンジニアとしてそのサウンドを担ってきたスターテック株式会社 高田 義博さんも、GRACE design m303を愛用する一人です。今回はそんな高田さんに、m303についての感想を伺いました。

株式会社スターテック FOHエンジニア 高田 義博 様
一言で言うなら「GRACE designだから」ですね。元々m108やm801、m902などGRACE designの製品を使っていたので、実際に試す前からそのピュアなサウンドにはかなり信頼がありました。m303が到着してから実際にほかのDIと比べてテストしましたが、それでもやはり選ばれたのはm303でしたね。

ベースアンプの天面とラック内に配置されたm303
音にかかった膜のようなものが無くなりましたね。今まではこの膜のためにEQなど色々なことをしてきましたが、m303ならそれも要らない。音がよく見える、そのままの音が来てくれる感じは、今時の音楽に対しては最高のパフォーマンスだと思いますね。今までDI選びは「これでも良いか」で選んでいたのですが、m303は「これが良い」から選ぶDIだと思います。
m303をベースに使用しているのですが、EQがほぼフラットになりました。別のDIを使用していた時はハイを上げたりと色々とイコライジングをしていましたが、今はフレットノイズを抑えているだけで、他には何もしていません。 あとはラインだけでバンドサウンドに耐えうる良い音が出てくるので、m303にしてからはアンプにマイクを立てなくなりましたね。できるだけ何もしないで良い音になるというのが一番良いと思いますし、モニターの音に不満が出たことも現状ありません。

以前使用されていたEQ類はほとんどフラットに設定されている。
この取材の後に導入して頂いたステレオモデルのm303sは早速キーボードに使用するとのことで、GRACE designの優れた音質への信頼が伺えます。原音のわずかなアーティキュレーションをも逃さないクリアなサウンドにこだわりを持つ高田さんは、GRACE designのm303に加えUmbrella Company Active Mic CableやHP-Adapterも使用中。プロフェッショナルな現場が求める、最高級の音質と実用性を兼ねそろえたセットアップを支えています。

基本的にはEarthworks社製マイクを使用しつつ、どうしてもダイナミックマイクの音色が欲しい箇所にはActive Mic Cableを使用しているとのこと。
GRACE designのDIはモノラルのm303、ステレオのm303s、そして2026年4月には8チャンネル1U仕様のm308が加わり、合計3機種がラインナップしています。
GRACE designにしか成しえないハイエンドな電源回路設計によって、これらすべての機種で驚異的なヘッドルームとダイナミックレンジを実現。加えてカスタム巻線のLundahlトランスにより、優れた低域の明瞭さと高域のディテールを提供しています。

m303(左上)、m303s(左下)、m308(右)
1Uラックマウント対応のm308はライブ現場や商業スタジオ、またはシンセサイザーなど複数の電子楽器を常時接続しておくような制作スタジオで活躍します。ラックマウント用のブラケットは前面にも後面にも、自由な向きでラックマウントが可能。現場の環境に合わせてフレキシブルにインストールが可能です。
m303とm303sはどちらも1/4インチ厚のアルミニウム押出しシャーシを採用。エレガントな筐体カラーでありながら、ライブハウスや練習スタジオでのハードユースにも完璧なほどに耐えられるタフさを持ち合わせています。
エンジニアにとっては理想的なサウンドを最小の処理で可能にする無二の相棒として、プレイヤーにとってはとっておきのサウンドを過不足なく会場に届けるための必須デバイスとして、GRACE designのDIはあらゆる現場で活躍できる最高のデバイスなのです。