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Empress Effects(エンプレスエフェクト)の最初の製品であり、長年にわたりベストセラーとなっている定番のトレモロ・ペダル “Tremolo 2″が、本国メーカーでの価格改定に伴いうれしい「値下げ」となりました!

多くのブランドから何百ものトレモロペダルが発売されている中、何故 Empress Effects/Tremolo 2 が選ばれ続けているのか?

今回はその魅力に迫ってみたいと思います!

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● 圧倒的な高音質設計と基本性能!

ギターエフェクターのトレモロでは考えられないほどのオーディオ特性の良さを誇ります。

周波数特性は4Hz – 30kHz、歪率は0.4%以下、SN比107.7dBと、プロオーディオ並みのアンプ回路を搭載しました。
また、市場に出回っている多くのトレモロでは、エフェクトがエンゲージされるとボリュームが下がってしまうものが多く、ペダルチェインの中では問題でしたが、Tremolo2では出力に12dBのゲインコントロールを設け、最適な出力ボリュームを確保できます。
LFO(低周波オシレーター)がメインの音声信号に影響を与てしまうようなトレモロペダルが実際には多い中で、エンプレスのTremolo2では回路設計が完璧なため、どんなに静かな環境でもそのような事がありません!

音量をコントロールするトレモロペダルでは、最も重要になるポイントをしっかり押さえた「最高レベルの基本性能」を持っています。


● 3タイプの研ぎ澄まされたウェーブフォーム

Empress EffectsのTremolo2では、3タイプの波形タイプを選択できます。
最初のモードは「Triangle」で最も標準的な三角波のLFOから作られるトレモロサウンドを楽しめます。
2番目のモードは「Square」でより急激な音量変化によるブツ切れのトレモロサウンドをカバーします。
3番目のモードは非対称波形による有機的な揺れが特徴的な「Tube」モードで、1965年製のFender Vibrolux (ブラウンフェース)のサウンドを完全に再現しています。たいへん美しいトレモロサウンドで、このモードの為にTremolo2を使用するアーティストも多くいらっしゃいます。


● レシオ付きのタップテンポでトレモロスピードを入力可能

向かって左側のフットスイッチでテンポを入力できます。
レシオも 1:1、3:4、1:2、1:3、1:4から選択できるので、テンポ軸に対して複雑に揺れるトレモロ効果も簡単に作れます。
さらに設定したスピードやその他の設定はプリセットに保存して、いつでも呼び出しが可能です。


● 8つの異なるリズム・トレモロ

トレモロの起伏には、8タイプのアクセントリズムを選択できます。ロータリースイッチのRHYTHM-1は標準的な滑らかなトレモロですが、残りの7ポジションはより複雑なアクセントを持ったリズムでトレモロエフェクトします。5/4タイムの特殊なリズムも用意されています。詳しくは以下のビデオクリップの後半のデモ演奏でご確認いただけます。


● 最大8つのセッティング・プリセットをセーブ&リコール

Tremolo2では最大8つのプリセットを保存/呼び出しすることができます。

プリセットはアドバンスモード(tap|presetとbypassを押しながらACアダプターを差し込む)で、最大8プリセットまで設定できます。
プリセットの保存には黒いSAVEボタンを使用します。プリセットの呼び出しは、modeスイッチをpresetポジションに合わせているときにtap|presetでプリセットを呼び出し(押すたびにLEDの色が最大8色に変化します)bypassボタンで決定(呼び出し)します。

初代のTremoloペダルには「2プリセットモード」と呼ばれるモードがあり、これは2つの異なるスピードのトレモロを滑らかにつなぐモードでしたが、Tremolo2でも全く同じことができます。「アドバンスモード」の設定によりRAMPスピードを2種類から切替でき、トレモロスピードを瞬時に切り替えるか、レスリースピーカー(ロータリースピーカー)のように2つのトレモロスピードを徐々に変化させるかを選ぶことができます。

以下のビデオでデモンストレーションをご覧いただけます。

またモードがknobに設定されている場合にTap|Presetを踏み続けると、徐々にトレモロスピードを遅くすることもできます。


● コントロールポート

Tremolo2では全てのノブを任意にエクスプレションペダルに割り当てて値をコントロール可能です。また複数のノブを同時に割り当てることも可能(Modeスイッチ以外は全て、waveformスイッチも変更可能です!)なため、複雑で幅のあるコントロールを行うこともできます。リズムやウェーブフォームを同時にエクスプレッションペダルで動かせばトレモロの可能性を大幅に拡げられます。

設定は簡単です。パラメーターごとにペダルを踏み込んだ状態(Toeポジション)とオープンな状態(Heelポジション)の値を覚えさせることができます。ノブを希望の最小値(Toeポジション)に設定し、次にsaveボタンを押しながら希望の最大値にセットするだけです。複数のコントロールを同時アサインしたい場合にはこの動作を繰り返します。

また0-5VのCV信号にも対応しているので、モジュラーシンセなどのCVソースからトレモロをコントロールできます。設定はエクスプレッションペダルの時と全く同じです。「アドバンスモード」で設定変更できます。

その他、外部タップスイッチ(プリセットモードで使用)やMIDIに設定する事もできます。

また裏技としてアクティブタイプの高音質なボリュームコントローラーとして使うことも可能なので、次の項で解説いたします!


● 【裏技】アクティブタイプのボリュームコントローラーとして使う

depthとrateをMINポジションにしておけばLFOによる音量変化はありません。
OUTPUTツマミの操作のみが有効になる状態です。

エクスプレッションペダルで「OUTPUTパラメーターだけ」を動かせば、出力レベルのみをコントロールする動作になりますので、アクティブタイプのボリュームペダルとして機能します。

一般的なボリュームペダルは可変抵抗器によるパッシブ方式です、接続する物によっては音色変化を伴います。
Tremolo2はアクティブ回路&フォトカプラの音量コントロールですので、回路インピーダンスが正しく管理され音色変化・音質劣化を防止できます。とても高音質なボリュームコントローラとして機能します。

アクティブ回路なので、例えば-∞ ~ +10dBといいたようにゲインを追加する(BOOST)ことも可能!

本機は設定をプリセットできるので設定したボリューム値を呼び出すことができ、
ボリュームのプリセットコントローラーとして使う事ができます。
0dBより大きく設定すればプリセットが可能な高音質ブースターとしても活用できてしまいます!

トレモロエフェクトは特定の楽曲のみで使用する場合が多いエフェクトだと思いますので、通常はこのようなボリュームコントローラ(プリセットまたはエクスプレッションペダル)的に活用しつつ、プリセットを呼び出してトレモロとして使用するのも便利かと思います。


● アドバンスモード

その他、Tremolo2のアドバンスモードでは、
・バイパスモード(バッファード、トゥルーバイパス)切替
・プリセットのプロテクトモード
・ファクトリー・リセット
なども実行する事が可能です。


● MIDIコントロール

Tremolo2をMIDIでコントロールするには別売のMidibox2を利用します。MIDIチャンネルはアドバンスドモードで設定できます(2つのフットスイッチを同時押ししながら電源をオン)。あらゆるコントロールをMIDIメッセージでコントロール可能となり、様々なシチュエーションで高度な制御を可能とします。詳しくは以下のビデオをご覧ください。

 

Empress Tremolo2は、トーンを犠牲にすることなく、革新的な機能の全てを試すことができる、完成度の高いオリジナルデザインです。 オーディオ信号のパスはピュアなアナログ信号でありながら、その全てはデジタルで制御されているため、従来にはなかったフレキシブルな機能を実現しています。

最高品位のサウンドと拡張されたファンクション。
今世紀最高のトレモロペダルをぜひお試しください。

 

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